本当は年長〜小学生くらいから楽しめる絵本だと思います。
が、家に置いてあったせいで、2〜3歳くらいから子どもたちは
楽しんでいます。
元漁師のバート・ダウじいさんが、釣りに出かけて帰ってくるまでの
ほら話です。
鯨のお腹の中に入ると言えば、ヨナかピノキオを思い浮かべますが
バート・ダウじいさんは嵐を避けるため、自ら入っていき
年寄りの知恵を上手に生かして楽しみながら、出て行きます。
鯨のしっぽにばんそうこうを貼ってあげるというシュールな話も
不自然でなく描かれている絵に脱帽です。
昔、おじいさんは偉かった!というような類の話を
上手に絵本化していると思います。
子どもたちは、飄々としたバートダウじいさんが大好きです。