ペレのあたらしいふくなかなかよいと思う みんなの声

ペレのあたらしいふく 作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:小野寺 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1976年02月
ISBN:9784834004625
評価スコア 4.82
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  • 3月に

    スウェーデンの作家、エルサ・ベスコフさんの絵本です。ペレは自分の羊を飼っています。その羊の毛を自分で刈って、自分でできないことは、相応しい大人に頼んで、服を作ってもらいます。頼まれた大人は、ペレにそれ相応の仕事を頼みます。子どもをきちんと一人の人間として扱っているのが素敵です。

    投稿日:2025/03/24

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  • 子供なのに自分の羊を持っていて、その毛で新しい服を作るためにあれこれと頑張る様子が描かれています。
    淡々とした流れなのですが、羊の毛が糸になり、青くなり、布地になり・・・とだんだんと形になっていくのは、ものづくりの流れを見ているようで面白いです。
    また、お手伝いのお駄賃で作り上げられた新しい服を着るペレの誇らしげな感じが、とても可愛らしく感じました。

    投稿日:2019/06/07

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  • 少年のペレが飼っている羊の毛で、自分の服を作ったお話。
    なんだか、良いこのための教科書のようなおはなしです。
    でも、羊の毛から服を作るまでの工程を知っている知恵、作業を頼むために自分でも労力を惜しまないこと、大人としては模範的な絵本だと思います。

    投稿日:2014/05/06

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  • 服は羊の毛から出来てるんだよ!!

    6歳の息子に読みました。
    「へ〜」という感じで、おとなしく聞いていましたが、読み終わってから、
    「服は羊の毛から出来てるんだよ!だから羊は、時々毛を刈るんだよ。
     おさるのジョージもやってた。」と話してくれました。

    学校で、綿花を育てる授業があった後は、
    「ペレは寒いところに住んでいるから、羊の毛で暖かい服を作るけど、
     僕は夏は暑いから綿から服を作るんだよ。」と力説してくれました。

    ただ、生活環境の違いでしょうね(または、私が甘やかしすぎたのか)
    なんで、みんな、ペレに強い態度に出て、仕事をさせるのかが
    腑に落ちなかったようです。
    やってあげればいいのに・・・とか、お金を払ってやってもらえばいいのに・・・と思ったようで、
    あまり楽しい本だとは思ってもらえなかったようです。

    こんなモヤモヤした気持ちも、異文化や異世代との交流になるのかな〜と思いました。

    投稿日:2013/05/16

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  • 一着の服ができるまで

    一着の服ができるまでの過程が、描かれています。
    現代の私達にとっては、想像できないくらいの労力が費やされていると感じました。
    ペレは、自分に出来ないことを大人に頼む代わりに、お手伝いをします。
    周りの大人も、ペレを一人前として扱っているのだと思いました。
    こうして、物を大切にする気持ちが、自然と生まれるのでしょうね。

    投稿日:2013/05/06

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  • みんなが助け合っている社会。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     主人公ペレが、飼っている羊から一着の上着を作っていくお話。でも、小さいペレには、人の手を借りずに作ることはできません。そこで、おばあちゃん、もうひとりのおばあちゃん、村の人たち…たくさんの人たちに、力を貸してもらいます。ペレをとりまく大人たちは、とても温かいまなざしで、快くこれを引き受けてくれますが、「代わりに〇〇のお手伝いをしてね。」と、ペレにできることを頼みます。

     無条件にペレの頼みをきくだけでなく、代わりの仕事を与えているところに、村の一員としてペレを認めている気持ちを感じます。娘が4歳の頃に読んだので、娘にははっきりとはわからなかったかもしれませんが、一着の服が出来上がっていく工程にも目を向けながら、社会とはみんなが助け合っているということを感じてくれていたように思います。

     最後のシーンで新しい上着を誇らしそうに着ているペレの顔を見て、役割を与えることで子どもは成長していくんだなぁ、と私も母親として勉強になったことを思い出します。

    投稿日:2010/05/16

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  • 新しい

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳7ヶ月

    主人公が真新しい服をとても嬉しそうに履こうとしている表紙が素敵だったのでこの絵本を選びました。自分の意思をしっかりと貫いて信念を持って行動する主人公がカッコよかったです。お金はなくとも自分の気持ち次第で人の心を動かし欲しい物を正当な手段で手に入れる主人公はとても潔いと思いました。物の大切さも感じられる絵本です。

    投稿日:2009/12/08

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  • 作られて行く行程も素敵です

    あたたかいタッチの絵でとても素敵です。ほんわかします。
    話の内容も、あたらしい服が出来るまでの行程が丁寧にゆったりと描かれていて、ためにもなるし、楽しいです。
    昔の絵本でもやっぱりいい絵本は色あせないですね。

    投稿日:2008/01/31

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  • 過程が楽しい

    ペレという少年が自分の子ひつじの毛を刈り、最後に自分の服にしてもらうお話。
    刈り取った毛は、人参畑の草取りをするかわりに、おばあちゃんのところですいてもらう。
    牛の番をするかわりに、別のおばあちゃんのところで、糸につむいでもらう。
    そして、ペンキ屋のおじさんのおつかいをするかわりに、染め粉を買ってもらい、自分で糸を染めるんです。
    染めた糸は、妹のめんどうを見るかわりに、お母さんに織り上げてもらい、干草を集め、たきぎを運び入れ、ぶたにえさをやるかわりに、仕立て屋さんに服を作ってもらう。そして、新しい洋服を着て、ペレは、子ひつじに「ありがとう」を言うのです。

    お店で買ってくるのとは違い、だんだん服が出来ていく様子、一着の服がこうやってできていくっていう過程が、子供には、とても楽しいみたい。
    絵がまたいいんですね。のどかな田舎の小さな町の中という感じで、自然豊か、おばあさんたちの顔や表情がまたいいです。ほんのりと暖かみを感じる絵本です。

    投稿日:2006/11/19

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  • お金はないけど、自分で服を調達するために、手伝いや、いろいろやったペレのおはなし。ちょっと、今では、本当はずーずーしいといわれそうだけど、ペレは、自分で、手伝いなどしたり、自分で色を染めたりして、新しい服を手に入れた。自分でいろいろやってみればできるんだということを子どもに教えたい本ですね。

    投稿日:2006/07/18

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