とても切ない気持と、優しさに胸が温かくなる気持ちとが湧いてくる絵本でした。
「あめふりお」って名前に惹かれて立ち読みしましたが、かわいそうな名前!
てるてるぼうずなのに。
自分がそっと立ち去ることで、女の子のピクニックをかなえた「あめふりお」。
男の優しさって、こういう感じなのかな?なんて思ったりしました。
いなくなるのは寂しいけれど、お日様を連れてくる役目を背負っているのかも?と思うと、立派なテルテル坊主ですよね。
他には、雨の日の楽しみもいっぱい描かれていて、雨がつまらないなんて思わなくなりそうなところも良かったです。
雨だとガックリする息子たちにぜひ読んであげたいなって思います。