ほげちゃんとこいぬのペロ ほげちゃんとこいぬのペロ
作: やぎ たみこ  出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!
大人気!ぶさカワ「ほげちゃん」待望の第3巻目刊行!
ぴょーん爺さん 60代・じいじ・ばあば

ほげちゃん、頑張りました!
ほげちゃんが、こいぬのペロにやきもちを…

アンナの赤いオーバー」 みんなの声

アンナの赤いオーバー 作:ハリエット・ジィーフェルト
絵:アニタ・ローベル
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1990年12月
ISBN:9784566002883
評価スコア 4.78
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  • 温かい想い出と共に

    屋根も壁も崩れ落ち、荒廃した街並み。そして、お話の1番初めの言葉は、「戦争」・・・。ここを避けては、物語の先へ進むことはできません。娘には、まだ、戦争という言葉も、その意味も教えてありませんでした。小さいうちは、なるべく、夢のある、楽しい絵本を多く読み聞かせてあげたいと思い、戦争を扱ったお話にも触れずにきました。

    どのように話そうかと心構えもないまま、最初のページを開くと・・・。目を負傷した兵士の絵を見て、「Fightやったの? それで負けちゃったの? かわいそうだね・・・」と娘。
    まず戦争について、さらっと説明をしてから、「日本とアメリカもね、昔、戦争をしたことがあったんだよ」と言うと、娘は、「えっ!」と驚き、「Jが生まれる前に?」と聞いた後に、「またやるの?」と続けて言いました。とても、とても心配そうな、真剣な表情でした。私もまっすぐに娘と向き合って、「きっともうやらないと思うよ。」と、心の底からそう願いながら答えました。

    物語は、決して悲しいものではなく、希望に満ち、人々の温かさにあふれています。
    オーバーを作る工程は、「ペレのあたらしいふく」と重なり、「ペレは、青い色にしたけど、アンナは赤く染めたんだね」などと話しながら、楽しく読めました。染め粉を使う代わりに、お母さんといっしょに摘んだコケモモの煮汁で糸を染めるところが、特にすてきだな、と思いました。このオーバーを着るたびに、きっとコケモモ摘みの温かい思い出に包まれることでしょうね。

    娘のお気に入りは、アンナが羊の首に紙のネックレスをかけてあげ、クリスマスキャロルを歌ってあげる場面と、「毛糸をありがとう。」とお礼を言うアンナに、ひつじたちが「メエエエエ!」と、にっこりこたえる最後の場面。こんなにかわいらしい羊の毛でオーバーをつくってもらったアンナは、ほんとにしあわせだなあ、と羨ましく思っているようです。

    この絵本に関しては、あまり感想を言わない娘ですが、手渡したその日から毎晩続けてもってきて、静かに、うれしそうに、聞いています。

    掲載日:2009/04/23

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  • つまっている

    赤いオーバーがほしいけれど店も無くお金もありません。欲しいといってすぐに物を手に入れることができず、家にある金時計やポットのかわりに、糸をつむいでもらったり、仕立ててもらいます。とても時間がかかり、また人の手も心も必要なのです。こうやって一つのものを手に入れるために、こんな経験をすることは今の時代難しいのかもしれませんが、これをよむと、物を大切に、なんていうことは教えなくても出来たんだなとおもいました。羊に感謝をするところも素敵です。ペレのあおいふく、と内容は似ているのですが、大切なことがつまっているとおもいます。

    掲載日:2015/10/07

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  • ないでしょうか。毛糸が乾かされている場面は一瞬屠殺場か何かに見えてしまいました。オーバー制作に携わった方々にお礼の意味も込めてクリスマスパーティー。色んな物と引き換えにして作って貰ったオーダーメイドのオーバー、とてもよく似合ってるよ!

    掲載日:2014/12/25

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  • 戦争の後、娘にコートを作ってあげたかったママのお話。自分のもつ大事なものを次々に、宝石や食器と交換に、毛をもらったり、つむいでもらったり、染めてもらったり、、、としていき、やっと最後に赤い綺麗なコートになります。

    今の価値で言うと、宝石をいくつも手放して、コートにするのはちょっともったいないと思うけれど、子供を暖かく、そして明るい気持ちにするために大切なものをたくさん手放す母親の姿が、オ・ヘンリーの時計と櫛の話のようで、感動的でした。

    しかも最後に、クリスマス祝いでパーティに全員、コートを作った人をよんで料理をふるまうなんて、、、、戦争でお金がないところなのにいいのかなあ、食材を大切にしたほうが、、、といろいろ勝手に心配しましたが、とても心が広いのだなあと思います。

    掲載日:2014/10/26

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  • 一枚のオーバー

    たった一枚のオーバーを手にいれるまで、とても長い時間と、たくさんの人の手間がかかっていましたね。
    「欲しい」と思ったら、なんでもすぐに手にはいることに慣れてしまっている私達には、驚くばかりでした。
    きっと、こういった背景があるから、「物を大切に」という気持ちもうまれるのでしょうね。

    掲載日:2013/12/07

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  • 素敵なお話です

    店にいけば、たいていの物はかえてしまうこと、ネットでぽちっとすれば欲しい物が送られてくることにすっかり慣れてしまっている娘にとってこのお話は驚きだったようです。

    私自身も読んでいてあたたかい気持ちになり、いろいろ感じもした絵本でした。
    親としてはこういう素敵なお話を子供と読むと、ものの大切さだとか、思いやりだとか、戦争になるとねってついついいってしまいそうになるのですが、ここはぐぐっとがまん。
    下手な親の話なんかよりも子供はもっといろんなことを
    感じとってくれる・・・そんな絵本でした。

    掲載日:2012/12/19

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  • 素敵なおかあさん

    自分の身のまわりのものを最初から手作りしていくような
    絵本が大好きです。娘にもこの手の絵本をたくさん読んで(手元に
    少しずつ置いていきたいです)、ものがどうやって作られるのか
    知ってほしいなあって思うし、できうれば、自分でもなるべく
    作ることができる人になってもらいたいなあって思います。

    この絵本はそんな「手作り本」の中でも、「実話」だそうで。
    戦後の「ものが(お金も!)なんにもない時代」におかあさんが
    アンナのオーバーをあつらえてやるために、奮闘した物語。
    しかも、その「アンナ」は、オーバーを25年間、大事にもって
    いて絵本の作者に見せてくれたのだそうです。大変な思いをして
    手に入れたものは大事にするのだろうなあ。いいなあ。

    アンナのオーバーをあつらえるために、まずは羊を飼っている
    おひゃくしょうさんのところに交渉しに行くところから始まります。
    羊毛ととりかえるのは、「おじいさんの金時計」。
    そんな風にして、家にあるものと交換していくのです。
    素敵だなあと思ったのは、クリスマスのお祝いに、おひゃくしょう
    さんや羊毛をつむいでくれたおばあさんなど、オーバーを作るのに
    かかわってくれた人々みんなを招待するところ。あったかいなあ。

    掲載日:2011/11/29

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  • 感動の実話。

     絵本ナビのレビューが多くて好評価だったので、図書館で早速借りてきたクリスマスの絵本です。最初の見開きの小さいアンナと、最後の見開きの新しいオーバーを着て微笑む成長したアンナが、とても印象的でした。

     一枚のオーバーにつまったお母さんの思いや、それを手に入れるまでに何人もの人たちの働きと、今では考えられない時間をかけて、ようやく新しいオーバーを着れた女の子。物であふれている今の生活では考えられませんが、たくさんの人たちとの関わりと優しさを、少女の新しいオーバーを通して、平和について考えさせられるとても素晴らしい絵本です。

     実話に基づいた絵本だけあって、心の奥までゆさぶられました。なんでもすぐに手に入る時代ですが、本当にみんなの心は幸せなのか。戦後の物資がない時代だけれど、絵本の登場人物は貧しくても幸せに生きていると思います。幸せってなんだろうと、考えさせられる絵本です。子どもだけでなく、大人こそ読んでもらいたいです。

    掲載日:2011/02/13

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  • モノもお金もなかった時代のお話

    4歳の息子が図書館から借りてきました。

    戦争が終わって、新しいオーバーを作ることになったアンナ。
    でも家にはお金がありません。

    おうちにある金の時計や、ネックレスや、ランプ等の宝物が
    ぶつ物々好感により次々と、
    羊毛、糸、布に変わり、
    最後にはオーバーに仕上がります。

    こうして苦労して手に入れたオーバー、
    アンナはきっと大切に着るに違いありません。

    お金を出せばどこでなんでも変えてしまう時代に
    とってもいい本に出会ったなと思いました。

    息子と二人で何回も何回も読んでいます。

    掲載日:2011/01/12

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  • オーバーに込められたみんなの思い

    「戦争が終わったら新しいオーバーを買ってあげよう」と約束したお母さん。
    戦争は終わったけれど、店はからっぽ、お金もない。
    だけど、お母さんはアンナに1年かけて約束を果たします。
    金時計と交換に羊の毛を手に入れ、ランプとひきかえに羊毛を毛糸に紡いでもらい…。
    お母さんは身の回りの物と交換にオーバーを形にしていきます。
    アンナと一緒に赤く染めた毛糸は、これ以上ないと思えるほどの赤。
    オーバーを作るのに関わった人たちと一緒に開いたクリスマス。
    アンナにとってはこれ以上ないクリスマスでしょう。

    さりげなく描いているけれど、良く考えると重いお話なのですよ。
    表に出てこないけれど、戦争で荒廃した暮らし。
    お母さんはオーバーのために財産を削って行く。
    1年たってやっと普通の生活になってきたようですが、お父さんはいない。
    アンナにとって赤いオーバーはいろいろな思いが込められた衣服になったと思います。
    もう少し戦争が顔を出しても良かったのでは。
    しあわせ感いっぱいで受け取ってしまったら、オーバーの色は少し褪めてしまうのではないかと思います。

    掲載日:2010/12/20

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