十二支のおもちつき 十二支のおもちつき
作: すとう あさえ 絵: 早川 純子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
来年も福がいっぱいの一年になりますように。

大きい1年生と小さな2年生」 みんなの声

大きい1年生と小さな2年生 作:古田 足日
絵:中山 正美
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:1970年03月
ISBN:9784035110101
評価スコア 4.89
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  • 自立・ひとり立ちを描いた作品

    「おしいれのぼうけん」「ダンプえんちょうやっつけた」の古田足日さんの作品だということで、とても楽しみに読みました。

    166ページ13章、かなり読み応えのある作品です。
    毎晩寝る前に1日2章づつと決めて読むことにしましたが、「お願い、もう少し読んで!」と息子に懇願されることも多く、5日間で読みました。

    体は大きいのにお母さんに頼ってばかりで、精神的にはとてもひよわな1年生の「まさや」。
    体は小さいけれど自分の気持ちに真っ直ぐに行動することができる、しっかり者の「あきよ」。
    対照的な2人ですが、友達になって時間を共有するうち、しだいにお互いのことを理解するようになっていきます。

    「まさや」は勝ち気に見える「あきよ」にもコンプレックスなど複雑な心情があるんだと知ります。
    そして、そんな「あきよ」のために大冒険に立ち向かうのです。
    「あきよちゃんを喜ばせたい!」という一心で。

    終盤、強い気持ちで不安をはねのけていく「まさや」の大きな成長を感じ、読んでいてウルウルでした。

    子どもは子どもの中でたくましくなっていく。
    子ども同士の遊びの時間はかけがえのない大切なもの。
    そんなことも感じました。

    子どもの心情の奥の奥まで細かく書かれていて、友情と自立をありありと描いたとても素晴らしい作品でした。

    掲載日:2010/09/17

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    2
  • 不朽の名作

    体は大きいけれど、臆病で泣き虫のまさや、体は小さいけれど、活発でしっかり者のあきよの友情、そしてまさやの冒険と成長の物語です。

    30年近く前、私の本棚に入っていて何度も何度も読み返した本です。当時は、まさや目線で読んでいましたので、それはもう「ハラハラドキドキワクワク」の連続で、冒険を終えた後の達成感的なものを感じていました。本の最初に描かれた地図を何度も開いて、まさやの辿った道を確認し、情景を思い浮かべるのが楽しかった!そして、実物のホタルブクロってどんな花なんだろうと、想像をめぐらせたり、植物図鑑を開いてみたりしたものです。

    今、大人になり、娘に読み聞かせながら大人目線でこの物語を読み進めていくと、なんて子供の気持ちに寄り添った、優しいまなざしの向けられた本なのだろうと、新たな感動をもらっています。子供って、こうやって、一人一人が大なり小なり様々な冒険を体験して、少しずつ強くなり、人との関わりを学び、成長し、自立していくものなんだな、とじみじみと考えさせられました。

    読み聞かせたはじめは、レトロな雰囲気と少し難しい文章に娘はあまり乗り気ではなかったのですが、物語が進むにつれ、グイグイと引き込まれたようで、「はい、今日はここまで」と言って本を閉じるとブーイングが出るほどになりました。

    多少、時代が古いと感じる箇所が出てきますが、それはそれで味のあるもの。中山正美さんの、デッサン力抜群なのにさりげない挿絵も素敵です。

    この本はまさに不朽の名作の一つ。これからも多くの子供たちに読み継いでいってほしいなと思います。

    掲載日:2014/09/20

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    1
  • 大きい2年生

     娘が「大きい1年生」だった頃に、読んであげたいと思って購入した本でしたが、いつのまにか2年生になってしまっていました。「小さな2年生」ではなく、「大きい2年生」ですけどね!

     あきよのように、男の子とけんかして泣かせてしまうようなことはありませんが、面倒見のいいところや、活発なところ、それに、花が大好きなところは、似ています。
    逆に、怖がりで、泣き虫のまさやのことは、とてもおもしろく映るようで、まさやの言動に、何度もくすくすと笑っていました。

     でも、最後は、大感動! まさやが様々なハードルを乗り越え、たった1日で著しい成長を遂げます。
    誰かを思う心、誰かのためにがんばる心って、とてつもなく大きな力になりえるんですね。

     子ども時代にこのような経験ができることは、本当に素晴らしいことだと思います。

    掲載日:2012/02/09

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    1
  • 心の支え

    大きい一年生のまさやは、この春小学校にあがる息子と、容姿や性格も似ているように感じて、引き込まれるように読みました。
    背丈は三年生ほど大きいわりに気は小さく、いつも二年生のあきよに守られています。ある時お母さんと言い争いをして、家を飛び出してしまいます。遠く離れたおじいちゃんの家へバスで行こうしたのは、息子と比較してしまって正直驚きましたが、移り気な一年生らしく、目的はあきよが好きな花を見つけに行くことに変わるのですが、これが一年生の足では途方もない大冒険になるわけです。
    まさやのちゃっかりした面が顔を出したり、やはり挫けそうになる弱さに潰されそうになったり、でも最後は、あきよを喜ばせたいという強い気持ちが足を進めさせました。この旅で見違えるほど強く成長したまさやは、通学路の道が怖いと泣いていた自分に「何であんなことが怖かったんだろう」と振り返ることができたり、「よく、ひとりでこれたわねぇ」と褒めるあきよに「あきよちゃんがいなけりゃ、こられなかった」と心の内を打ち明けるのを聞いて、遠い昔に味わった淡い気持ちが蘇ってくるようでした。
    あきよの好きな花を腕いっぱいに抱えたまさやの顔は、もう弱虫の影は微塵もなく、自信に満ち溢れていました。
    まさやが歩いた長い道のりを想うと、僕が小学生の時友達のお父さんが言っていたことを思い出しました。
    「目と耳と口があれば、どこにでも行ける。」
    あの言葉は、迷ったり不安な時、後ろから押してくれるような心の支えになっていたように思い出されました。
    もうすぐ小学生になる息子も、まさやのように成長して欲しいと切に願います。

    掲載日:2010/03/23

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    1
  • 家出の中の冒険

    息子が一年生になってから「一年生」タイトルにあるものは、読むことにしています。この本も前から気になっていました。

    息子に読んでみたら、意外に分量が多く、児童書を読みなれてきたといっても一日で一気に読むのは難しく4日ほどかかりました。

    二年生としては小さいあきよと、一年生としては大きいまさやとの出会いの場面から始まります。

    あきよは小さくても気が強く、まさやは大きくても気弱と全く対照的な二人ですが、お互いに気になる存在です。

    まさやが、一人で家出をしたところでは、ドキドキとしましたが、息子にとって一番おもしろかったのは、この家出の中の冒険場面ではなかったかと思います。

    まさやが持って出たお金は35円。1970年発行なので、当時はそのぐらいのお金を子どもは持っていたのでしょうか?

    私が小学生になる前の発行ですが、この本を私は読まずに通り過ぎたので、出てくる背景には懐かしさを感じました。

    166ページありますので、子どもの気持ちや情景描写は非常に丁寧で細やかです。

    まさやだけが成長していくのではなく、まさやの面倒を見ていたあきよの成長も感じられました。

    あきよが勝気であるのは、小さいことでバカにされないように虚勢をはっていたのかもしれないとも思えます。

    子どもにとっては、とても身近なお話であり、息子は毎日楽しみに話を聞いていました。自分でも読めるばすなのですが、なぜ自分で読まないかというと、長すぎるからということでした。

    掲載日:2009/02/19

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    1
  • 最後の展開に圧巻

    6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    読むには手ごたえのあるページ数。わが家は1週間くらいかけてぼちぼちと読み進めました。
    中盤位まで物語が動かず、息子には少しきつかった様子。
    ただ、中盤以降、特に最後は圧巻されました、少なくとも大人の私は。
    勇気をもらえる1冊で、息子にも今一度読み直してあげたいそんな一冊です。

    掲載日:2016/10/26

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  • こんな経験が大切ですね。

    ずっと気になっていたこちらの絵本。
    5歳幼稚園年中さんの娘に購入して読み聞かせました。
    読み聞かせにはとても長いお話でしたが,親子で楽しめました。
    子供の成長と様々な気持ちに共感できる本でした。
    昭和的なイラストも,味がありとてもよかったです。

    親の私は読み聞かせながら,何だか自分の小学生時代を思い出し懐かしくなりました。
    外遊びの大切さ,そこから学んだたくさんのことが,走馬灯のように思い出されました。
    そして終盤,あきよとまりことまさやのお母さんでまさやを探しに行く場面は,思わず親心になりウルウルしてしまいました。

    現代は子供が思いっきり外遊びができる環境でしょうか。
    たくさんの不安や心配があり,なかなか思う存分外遊びをさせてあげられていない気がします。
    外遊びや子供同士の冒険から学ぶことは,とても貴重な経験と財産になります。
    そんなことを安心してさせてあげられる世の中にしていくのも,私たち大人の大切な役目なのではないかと思わされた本でもありました。

    我が子には幼児期学同期に遊びの中からたくさん色々学ぶ経験をさせてあげたいです。
    自然に触れ,子供同士の中から思いやる気持ちが生まれ成長していく,そんなことの大切さをひしひしと感じる本でもありました。
    読み聞かせは大変ですが,もう少し大きくなったらまた一人読みもしてほしい本です!!
    購入してよかったです☆

    掲載日:2015/12/10

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  • 主人公に投影して

    来年、小学生になる娘(6歳)に読み聞かせました。
    わりと長編なので、1日や2日で読みきるのは無理でした。
    1日1話ずつ(13話あります)読み、毎日の読み聞かせの時間がとても楽しみになっていたようです。

    内容は、一人で何もできなかった小学1年生の主人公が、お友達のためにホタルブクロを遠方までとりにくというもので、その過程を通して成長していく様子がえがかれています。
    子供にとっては、それを自分に置き換えて、心の成長につながっていくんだと思います。
    誰しも、子供のころに通った道のりです。
    親の私も、同じようなことがあったかも・・・という気持ちになりました。
    子供みな共感できる内容だと思います。
    精神年齢の高いお子様であれば、年長でも大丈夫ですが、1年生のお子さんにはぜひ、読み聞かせしてあげてほしい本です。

    ページ数もあるし、ハードカバーなので持ち歩きには不向きです。

    掲載日:2015/11/24

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  • 子どもの気持ち

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    とても評判がいい本だったので
    子どもの気持ちを知りたくて親の私が読んでみました。
    大きいけどまだまだ不安でいっぱいの1年生の男の子、
    小さいけど威勢のいい2年生の女の子。
    二人の成長を追っています。
    子どもの不安な気持ちや自立までの変化がよく描かれていて
    とても心に響きました。
    自分も小さい頃、精一杯見栄をはったり、不安を抱えていたことを
    少し思い出し、懐かしくも思いました。
    子どもの思いを感じ、
    親が読んでもとてもいい本だと思いました。

    掲載日:2015/07/21

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  • 小さい頃大好きだった本

    自分が幼い頃読んでとても印象が残っている本の中の1冊です。本屋で見つけてとても懐かしい気持ちになって購入しました。細かな内容は忘れてしまっていましたが、ドキドキしながら読み進めた当時のことを思い出しました。
    時代設定は古く、田舎のお話なので、いまどきの子にはどうかな?と思ったのですが、娘たちも楽しく読んだようです。子供の気持ちというのは、時代を超えても変わらないものが大きいんだなと感じました。

    掲載日:2015/01/05

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