日本のみんわならではの、
素朴なかたり口調と、
ふんわりとした優しい絵。
私はこのお話は読んだことがなかったのですが、
ページをめくって読み進めるにつれて、
これはかなり、いい絵本に違いないと確信をもち、
ゆったりと語りかけながら、じっくりと味わいながら、
読んでいたのに、
大きくなった息子と殿様の再会クライマックスシーン。
「ぜったいにおならをしない人が育てたら、
金色のつばきになるんじゃ!」のところで、
これまで黙って真剣に聞いていた息子に
「プッ!ウワーハッハッハ!」と
なぜか大ウケされてしまいました。
一番いいところでなぜ笑う・・・・?
「ここ、笑うところじゃないよ?」と言っても、
その次の
「じゃあなんでととさまは、おならをしたかかさまを追い出した?」で、
さらにまた大笑い。
あぁとってもいいお話なのに、
なぜか息子には笑い話になってしまいました。
いつか下の娘が成長したらリベンジしたい一冊です。