「物を大切にする」ということに気づかせてくれるお話でした。
おばあちゃんから届いた新しい靴。喜んで履いてもらえたら、靴もおばあちゃんも、もちろん嬉しいです。でも、古いものだって、大切。だって、長い時間一緒だからこそ、うまれる『愛着』は何ものにも代えがたいもの。新しいから、古いから、ではなく、どちらも大切なともだち。誰に言われるでもなく、ぼく自身で、そのことに気づくのが素敵でした。
汚れたら洗ってあげる、すこしリメイクしてあげる・・・、ちょっとしたことで、ますます輝きが増し、より愛着も強くなります。そんな、おかあさんのさりげない優しさが、ぼくの「物を大切にする心」を育てているんだなと思いました。