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オニのサラリーマン」 大人が読んだ みんなの声

オニのサラリーマン 文:富安 陽子
絵:大島 妙子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,760
発行日:2015年10月10日
ISBN:9784834082005
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,461
みんなの声 総数 35
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大人が読んだ みんなの声から

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14件見つかりました

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  • 大傑作…いや大怪作です。

    主人公はオニガワラ・ケン。
    地獄カンパニーのしがない平社員です。
    そんなオニガワラ・ケンの一日が描かれています。

    なんというか、面白いんだか、怖いんだか、読めば読むほど混乱します。出てくる妖怪は本格的、地獄絵図も本格的、サラリーマンの悲哀(?)も本格的。それでいて、亡者たちは地獄を満喫している(ようにみえる)し、絵も語り口もユーモアたっぷりで…くせになります。

    子どもと読んでも盛り上がると思いますが、芯から面白がれるのは、大人だと思います。

    大怪作、です。

    投稿日:2024/04/25

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  • オニのサラリーマンを読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも発想が素晴らしいお話です。私はこの本を読んで、過去を振り返りながら、こんなオニのようなサラリーマンがいたなと思い出しました。この本はあまりにも面白くて、実に奥が深いと思います。

    投稿日:2022/06/30

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  • 死んだら楽になれると思っている方には、残念なお知らせですが、
    あの世もこの世もたいして変わらないようです。亡者も鬼も、エンマ大王も、この世の人間関係や苦しみをそのままあの世に持ち越しており、誰一人賢くならず、悟らず、成仏せず、愚かなまんま。
    この世で大変だったことも、全くそのままで、全然楽になりません。

    かといって、古来より語り継がれてきたような恐ろしい責め苦がまともに存在するというわけでもなく、実にお役所仕事的な、地獄の有り様です。この世の責め苦のほうが、よほど厳しいかもしれません。

    この絵本は、鬼のサラリーマン「オニガワラ ケン」氏(妻、子ども2人、ペット数匹)の毎日の出勤→着替え→仕事→帰宅前の寄り道→を追った仁義なきドキュメント作品である。マナーの悪い亡者たちを相手に、血の池地獄の秩序を守らせて、正しい責め苦を味わってもらうために、今日も監視員席で関西弁で怒鳴る、男のドラマである。

    見どころは、地獄に落ちただけあって亡者たちの勝手気ままさ。そして、それとは対照的な鬼やあの世の人たちが住む世界の平和さ。昔懐かしい人情物の物語に、大人も子どもも大笑いである。ちょっと死にたくなった人は、これを読んだらますますあの世が近くなるかもしれないが、誰でもいつかは絶対に行かれるところなので、安心して寿命まで行きぬいて欲しい。

    天国は、「暇なだけ」らしい。どっちがいいか、悩ましい話だ。

    投稿日:2019/07/28

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  • 24時間戦えとか、そんな話ではなく、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    ちゃんとしたオニのサラリーマンのお話で安心しました。地獄も1つの会社であり、鬼達も1つの会社の従業員、という設定がとてもいい。同僚の鬼達もそれぞれ違っていてとてもいい。これはいい絵本です。出張の方も是非読んでみたいと思いました。

    投稿日:2017/11/21

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  • あの作品への入門書?

    富安陽子さんが奏でるオニ!?
    そうですね、素通りできません。
    題名そのまま、オニのサラリーマンの一日を描きます。
    仕事先は…地獄!?
    いかにもマイホームパパだけに、びっくりですが、
    もう出勤前から魔界の様子が徐々にテンションを上げていきます。
    大島妙子さんの絵も、サブストーリー盛りだくさんで見ごたえがあります。
    注目は、地獄を舞台にした、芥川龍之介のあの名作がさりげなく紡がれていること。
    うーん、入門書?と思わせるほど、大胆です。
    本編はいたってサラリーマン物語。
    お父さんお疲れさま、を再確認する作品でしょうか。
    地獄のわかる小学生くらいからですね。

    投稿日:2017/03/17

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  • なんておもしろい

    タイトルに興味をひかれて読んでみました。
    サラリーマンではよくある会話も、オニが主人公になると、なんておもしろくなるんでしょう。いたるところで、くすっとわらってしまいます。
    大きめの絵本に描かれた絵も迫力満点の、とっても楽しい絵本です。

    投稿日:2017/02/08

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  • サラリーマンのお父さんの応援歌のような作品です
    オニガワラ・ケンは ジゴクカンパニーの平社員
    家族を支えるために毎日働くオニさんですサラリーマンのつらさ   満員バスの大変さ  じごくのせいもんまえーーーまで 
    閻魔大王の指示に従って 働くのですが・・・・   
    地獄の中はやっぱり ぶきみです
    怖い血の池地獄    地獄とはこんな恐ろしいところなんですね
    おおこわい〜!
    あら お父さん居眠りしてる・・・ 夢見て   コクリ コクリ・・・・・

    居眠りして 閻魔大王に叱られて   しょぼん   ボーナスカット  
    こんなつらい日は お父さんも まっすぐ家には帰れませんね
     
    屋台でいっぱい飲んで帰るのです    人間のお父ちゃんも同じ思いなんでしょうね!
    この時間がお父ちゃんの喜びの時間なんですね おでん食べて いい顔です
    よっぱらって 帰るお父ちゃんの後ろ姿が なんだか せつないですね

    ふらふら    帰ったら お母ちゃんに怒られそうですよ

    なんだか 目に見えるようで・・・   世のサラリーマンのお父さんご苦労様です   
    お疲れさま お仕事

    発想がおもしろい絵本に拍手です!

    投稿日:2017/01/30

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  • おとうさんは大変だぁ

    オニのおとうさんは、じごくつとめのサラリーマン。
    そして、なぜか、関西弁でお話が進んでいきます。
    満員バスに乗って、着いたところは、じごくの正門前。
    まずは、えんまだいおうさまにごあいさつして、今日の仕事の指示を受け、着替えて、担当場所へ。
    お昼になると、かあちゃんに作ってもらったお弁当を食べ…
    ちょっとしたミスをして、叱られ、しょんぼりして…
    もしかしたら、うちのおとうさんも、こんな感じで働いているのでしょうか。
    頑張っているんですね。
    でも、オニさんの世界の描写には、かなりの迫力があり、びっくり、そして恐ろしくなったりもしました。

    投稿日:2016/04/13

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  • フツ〜のオニ

    この絵本を読んでいる世代のフツ〜のお父さん、ただしオニ。
    お勤めは血の池地獄監視員。
    言葉のテンポがよく読み聞かせにもってこいですね。
    いきなり芥川龍之介で、そうきたかと笑わされます。いちばん上でしがみついている人は、目が極楽になっちゃってます。
    極楽って暇なだけで刺激がないんですね(笑)

    個人的には、声を出して読み聞かせること前提で『じごくのそうべえ』と取り合わせたい。
    オニ達が気の毒になることウケアイ。
    節分に読む本がまた増えましたね。

    投稿日:2016/03/22

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  • 面白い。

    オニの世界が描かれた絵本で,親である大人の私はとても面白く思いました。
    「オニ=怖いもの」と思っている子供は,こちらの絵本でオニの印象が変わってしまうかもしれませんね(笑)。
    オニの世界も色々大変なんですね〜。
    ユーモア絵本のようで楽しかったです。

    投稿日:2016/01/28

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