話題
都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

  • 泣ける
  • 学べる
新刊
しごとのどうぐ

しごとのどうぐ(偕成社)

この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本

  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

おじいちゃんがおばけになったわけ」 大人が読んだ みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
評価ランキング 444
みんなの声 総数 148
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

40件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ
  • 必ず皆が出会う悲しみ

    祖母や祖父でなくとも、親しい人、自分を愛してくれた人の死は、人生で誰もが出会う避けることのできない大きな悲しみです。
    残った者が、どうやってその喪失感を乗り越えていくかは、人生の大きな試練です。

    この絵本では、必要以上の暗さや逆に軽率さもなく、優しいストーリーと絵で、幼い子が身近な人の死を、周りの大人からも見守られながら、ゆっくりと受け入れていく様子が描かれています。

    この絵本を読む大人が、主人公の幼い男の子を通して「人はいつかは死ぬんだよ」という当たり前のことを、スッと受け入れさせてもらえる絵本だと思いました。

    投稿日:2017/08/27

    参考になりました
    感謝
    2
  • さようなら、じいじ

    こどもには死がピンと来ないですよね。でも、それって大人も同じなのかもしれません。死んだ後のことは分からないのですから。だから、天使になるとか土に帰るとかそういう言い方をするのかもしれません。

    おじいちゃんが何日か戻って来てくれたおかげで、死を受け入れられたエリック、よかったです。そうきっとエリックがお別れを言えなかったことが、余計、死を受け入れられなかったのかもしれません。

    死んだらどうなるのかなんて誰も分からないけれど、やっぱり、故人というものは誰かの心の中で絶対に生き続けるものなのかもしれません。おじいちゃんがいつもじゃなくていいからと言っちゃうところが、なんか意味深いなと思いました。生きている者は、悲しくても、それでも生き続けなければいけないのですから。

    死の乗り越え方というか受け止め方をそっとささやいてくれる本でした。
    個人的には、3〜4歳などの小さすぎる子にはお薦めではないけれど、小学校低学年から、死というものを意識し始めたら一読してみるのも心の安定剤になるではないでしょうか。

    投稿日:2017/08/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • やっぱりせつない

    自分がお父さん子なので、特にじいじいがなくなる話は感情移入しすぎて読み聞かせできません。
    この本もやっぱり読みながら涙ぐんでしまいました。
    でも、ユーモアもまじりながらじいじいがこれまでの思い出をまごのエリックに語るところはどのおじいちゃんも一緒だなとほほえましかったです。
    子どもによみきかせするにはあと何回も読まないと泣いてしましそうなのですぐには読み聞かせできないですが、身近な人の死を伝える本として是非子ども達に聞かせたい1冊です。

    投稿日:2017/08/15

    参考になりました
    感謝
    1
  • この本を読ませて頂いて、ひじょうに感動しました。これはとても優しい気持ちにさせてくれるからです。この本は死をテーマにしていますが、おじいちゃんがおばけになるという発想が素晴らしいと思いました。私の祖父はもう何十年前に亡くなりました。この本を読んでいると、なぜか祖父のことが甦ってきます。そして優しい気持ちになります。

    投稿日:2022/06/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • おじいちゃんは 死んでしまいまし・・・・
    エリックは悲しくていっぱい泣きました

    人が死んだら土にかえる  天国に行くなどと言われますが・・・

    おじいちゃんが 夜おばけになって現れたのです
    壁も通り抜けられます 
    ですから・・・ エリックはおじいちゃんとお話しするのが嬉しくて
    思い出話がいっぱいあります
    でも・・・毎晩現れるので 眠れないエリックは学校もお休み

    なぜ?おじいちゃんが おばけになって現れるのか?
     
    「この世に忘れ物をした人は おばけになる」  おばけの本を読みました
    どんな忘れ物おじいちゃんとの たくさんの思い出話をして・・・
    やっと その 忘れ物がわかったのです

    大好きなエリックに「さよなら」を言うのを忘れていたと・・・・

    そして やっとおじいちゃんは おばけから解放されて おばあちゃんのところに行けるのです(よかったね おじいちゃん)

    コミカルなお話しでしたが 大切な人の死は悲しくて 涙がいっぱい出ます
    誰もが死を迎えるのですが・・・・ 思い出がいっぱいで 楽しいこと嬉しいことなど・・・・   
    その想い出を 時々思い出してなつかしみたいですね!

    良いお話しでした  有り難うございました!

    投稿日:2022/05/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 死について

    死について教えるのにとてもいい本だと言う事を聞いて、読んでみました。

    優しいタッチの絵と、子どもの視点を通して、おじいちゃんの死を考えるというところで、子どもに分かりやすいのかなと思いました。
    死んでも思い出の中にいるよという事が伝わる本だと思いました。

    子どもがもう少し大きくなったら読んであげたいと思いました。

    投稿日:2020/12/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • さよならの忘れ物

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    おじいちゃんがおばけになったわけ、最後にそれが分かった時、おじいちゃんの優しい気持ちが心にジーンときました。
    私も子どもの頃におばあちゃんを突然亡くしました。昨日まで元気だったおばあちゃんが今日はもういないと思うと、とにかく悲しくてたくさん泣きました。おばけでもいいからおばあちゃんともう一度会いたいと思ったこともありました。
    この本を読んでうちのおばあちゃんも、エリックのおじいちゃんみたいに大好きな孫に会って想いを伝えたいと思っていてくれたかもしれないなと考えると、とても温かい気持ちになれました。
    残された人が会いたいと思うのと同じで、亡くなった大切な人も会って想いを伝えたいと思ってる。そう考えると、悲しみも乗り越えられる気がします。
    死を扱った絵本ですが、決して悲しいだけではなく、誰かを想う気持ちの尊さを教えてくれる素晴らしい絵本でした。

    投稿日:2017/08/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • エリックを見守るおじいちゃん

    この絵本を読んで、私は故人の祖母のことを思い出しました。たまに祖母が夢に出てくることがあります。故人が夢に出てくるのは、やっぱり故人の家族のことを心配しているから、おじいちゃんはエリックのことが心配で夢に現れてメッセージを一生懸命何か伝えようとしていたのではないかと思いました。ラストのところ、エリックが学校に行く気持ちになれたところを読んで、ほっとしました。

    投稿日:2017/08/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 忘れ物はなあに?

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、女の子4歳

    歳をとるにつれ、死に触れることも増えました。
    身内がいなくなった寂しさを埋めるのは困難です。
    この絵本は生前を想い出す作業に
    故人その人が現れてくれます。
    湿っぽさがなくて、愉快で温かい。

    エリックの前になくなったおじいちゃん。
    現世に何か忘れたみたい。
    ずっとおばけのままだと困るよね?
    子どもの純粋な愉しさや想いがあって、
    おじいちゃんのゆったりした時間があって。
    最後はじーんときます。

    死ぬことを劇的に描かないから
    より深く感動できる気がします。
    おじいちゃんの
    その想いに応えて、少年は前に進み出します。
    とても温かい気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2017/08/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 死んだはずのおじいちゃんが、おばけになって現れた。
    どうやら、この世に忘れ物があるとおばけになってしまうという。

    身近な人の「死」について描かれた絵本ですが、おばけのおじいちゃんはちっとも怖くないし、エリックとの会話はむしろ楽しく読みました。

    おじいちゃん自身の思い出、そしてエリックとの思い出、その思い出が失われない限り、その人はいつまでもそれぞれの心の中で生き続けることが出来ると感じられる絵本でした。

    最後、おじいちゃんの忘れ物が明かされた時は、その優しさに胸が一杯になりました。
    この世に思い残すことなく、逝くことの出来たおじいちゃんは幸せだったのではないでしょうか。

    優しい色使いの温かみのある挿絵がお話にピッタリで、読み終えてじんわりと胸が温かくなる、そんな素敵な絵本です。

    投稿日:2017/08/28

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「おじいちゃんがおばけになったわけ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / ぞうくんのさんぽ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

全ページためしよみ
年齢別絵本セット