まず、カラフルで大胆な構図の絵が子供も大人も惹きつけます。
でもこれはそうべいが死んで地獄へ行く話、子供は「ちょっと怖そうだなあ…」という顔になります。
でも、文章がすべて軽快な大阪弁(なのかな?)なので心がほぐれます。
たとえばそうべいが死んだところは
「ここ、どこやろか。死んでしもたんや。えらいことに、なってしもたわ。この道、どこへいくんやろか。」
子供も大人も絵と文章でぐんぐん話しに引き込まれます。
これは上方落語の話だそうで、その面白さは太鼓判です。
一度読んでみてください。大人の方は「どこかで聞いた話だ…」と思うと思いますよ。