
今週の絵本売上ランキングBEST10【2016/9/25〜10/1】

今週はどんな絵本が話題になっているでしょう?
【2016/9/25〜10/1】の絵本売上ランキングBEST10を発表します。
ママたちの間で話題になっている絵本がランクイン!
断乳、卒乳そして食育がテーマの実用絵本「おっぱいバイバイ」
「ねぇ おっぱいおばけ しっている?」
おっぱいにバイバイする頃、ママのおっぱいに出てくるのが“おっぱいおばけ”。
「どうしておっぱいをやめるのか」、おっぱいおばけは教えてくれます。
そろそろママのおっぱいにバイバイしなきゃね。
そうしたら、スパゲッティやおにぎり、オムライスにサンドイッチ・・・
こんなに美味しそうなごはんが食べられるようになるんだよ。
おやつだって色々あるよ。
夜寝る時は、絵本を読んでもらえれば安心してねんねできるよね。
もう、あかちゃんじゃないからね。
この絵本は、断乳&卒乳を考えているすべての親子のためにと、誕生したそうです。
そろそろ卒乳の時期だよね、保育園に行くからミルクにしなきゃ、せっかく断乳できたと思ったのに・・・。
ママたちの悩みは今もきっと尽きないはず。答えが見つからなくて、落ち込むこともしょっちゅう。
そういえば、私もなかなかおっぱいをやめられない息子に苦労して、最後の手段として恐ろしいおばけの絵を描いておどしたっけ。
こんな絵本があったら、もっと優しく教えてあげられたかな。
水彩で描かれた優しい絵、それからちょこまか動く可愛らしいおっぱいおばけ。
絵を描かれているのは、今井未知さんと高村あゆみさん。
文章を書かれているのは武田舞さん。
3人とも、断乳失敗、乳腺炎経験、眠れぬ日々・・・只今リアルに経験中のママたちだそうです!
「子どもたちには少しでもHAPPYにバイバイしてほしい」
そんな気持ちがまっすぐに伝わってくる、心温まる一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
たった10分で寝かしつけができる!? それって本当?
「おやすみ、ロジャー」
著:カール=ヨハン・エリーン
監:三橋 美穂
出版社:飛鳥新社
読むだけでお子さんがすぐ眠る、心理学的効果が実証済みのまったく新しい絵本です。
「本当に言葉がありません! 2〜3時間かかっていた寝かしつけタイムが、12分で終わってしまいました!それもたった2ページ目の途中で」
「うちの息子は、3分ぐらいであくびを始めて、10分後には熟睡しました」
(イギリスのアマゾンレビューより)
心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。
「しろくまちゃんのほっとけーき」
作:わかやま けん
出版社:こぐま社
しろくまちゃんのかわいらしさもさることながら、この作品のみどころは何といってもホットケーキが焼けていくシーンでしょう。見開き2ページにわたってフライパンの上でホットケーキが焼けていく様子が独特の擬音入りで描かれています。
「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ」「しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ」っと声に出して読んでいくと、ホットケーキの食感が口の中によみがえってきます。
自分でつくることの楽しさ、つくる過程のおもしろさ、たべることのうれしさが子どもにも実感できる作品です。(これは巻末の「しろくまちゃんのほっとけーきのねらい」でも述べられています)
イラストはとてもシンプルで、デザインと色使いの美しさが特徴です。
● 4位
● 5位
「だるまさんが」
作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
だ・る・ま・さ・ん・が・・・・ページをめくって、あらら!びっくり!大わらい!声にだして読んでたのしい、見てたのしい、とってもキュートなファーストブックです。
● 6位
「くっついた」
作:三浦 太郎
出版社:こぐま社
ページをめくると…、くっついた!そのくり返しが楽しい赤ちゃん絵本です。最後は、赤ちゃんのほっぺをはさんで、お父さんもお母さんもいっしょに、くっついた!
赤ちゃんのまわりにいる大人まで、ニッコリ笑顔になる絵本です。
● 7位
● 8位
「どんぐりむらのだいくさん」
作:なかや みわ
出版社:Gakken
どんぐりむらの大工さんは、小さなおもちゃや、園庭の大型遊具、家まで、何でも作る腕利き大工さん。その大工さんがひらめいて作った「みんなのおうち」が完成したが、どう見てもただの家みたい? クライマックスの絵変わりは必見のシリーズ初のしかけつき!
● 9位
● 10位