
【連載】序章 どの作品から読みたい? 廣嶋玲子さん作品一覧

廣嶋玲子さんってどんな人?
神奈川県横浜市出身。
2005年『水妖の森』(岩崎書店)にてデビュー。
趣味は昼寝、読書、オペラ鑑賞などなど。コーギーとチョコレートをこよなく愛している。
今はまっているものは、メゾソプラノのダニエラ・バルチェッローナ。

廣嶋玲子作品 人気キャラクターのインタビューを公開します!
【7月30日公開】「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ 紅子さんインタビュー
【8月6日公開】「鬼遊び」シリーズ 廣嶋玲子さんインタビュー
【8月20日公開】「十年屋」シリーズ 執事猫カラシさんインタビュー
【9月3日公開】『かみさまのベビーシッター』幸介くん&ボンテン様インタビュー
【10月1日】「怪奇漢方桃印」シリーズ 桃さんインタビュー
●映画化&テレビアニメ化でますます注目!「ふしぎ駄菓子屋」シリーズ
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
作:廣嶋 玲子
絵:jyajya
出版社:偕成社
「いらっしゃいませ、幸運のお客さま」
幸運な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂(ぜにてんどう)」。店の女主人・紅子(べにこ)がすすめる駄菓子は、どれもその人の悩みにあったぴったりのもの。でも、食べ方や使い方をまちがえると、思わぬ副作用が……!
幸をよぶか、不幸をよぶかはその人次第!
かならずしもハッピーエンドとは限らない、ほどよい毒っ気を含んだお話が、各巻5〜6話楽しめます。あなたも魅惑の駄菓子を売る「銭天堂」に迷いこんでみませんか?
【無料立ち読み公開中!】
●第1巻より「型ぬき人魚グミ」
●第2巻より「おもてなしティー」
【何歳から読める?】
自分で読むなら小学校中学年〜高学年
※短いお話が各巻5〜6話入っているので、
5・6歳〜小学校低学年には読み聞かせにもおすすめ。
●「鬼遊び」シリーズ
「鬼遊び 鬼よぶわらべ歌」
作:廣嶋 玲子
絵:おとない ちあき
出版社:小峰書店
鬼の花をつんではいけないよ。つんだら鬼が来て、子どもをつれていってしまうから…。
鬼をよびよせてしまった子どもたちに訪れる「静かな恐怖」を描く、連作短編集。
不思議なわらべ歌があなたを鬼の遊びに誘います。
【何歳から読める?】
自分で読むなら小学校中学年〜高学年
●妖しくもせつない少女たちの友情の物語
「狐霊の檻 」
作:廣嶋 玲子
絵:マタジロウ
出版社:小峰書店
富と権力をほしいままにする阿豪家に囚われた狐霊あぐりこ。解放され、美しい故郷の森へ帰ることをせつに願うあぐりこを助けるため、千代は命をかけて阿豪家に立ち向かう。二人は無事に逃げ出すことができるのか…。
【何歳から読める?】
自分で読むなら小学校高学年
●「十年屋」シリーズ
「十年屋(1) 時の魔法はいかがでしょう?」
著:廣嶋 玲子
絵:佐竹 美保
出版社:静山社
ひとから見たらガラクタでも、自分にとっては絶対になくしたくない、捨てられない。そんな大切なものを、1年分の時間と引き換えに、10年間、魔法で預かってくれる不思議なお店「十年屋」。魔法使いと執事猫のカラシのもとに、今日はどんなお客さんがやってくるでしょう。
【何歳から読める?】
自分で読むなら小学校中学年〜高学年
●「もののけ屋」シリーズ
「もののけ屋 一度は会いたい妖怪変化」
作:廣嶋 玲子
絵:東京モノノケ
出版社:静山社
「あんなことができたらなぁ」「こんな力があればなぁ」と深ぁいため息をついた悩める子供のもとに、どこからともなくあらわれて、不思議な力を貸してくれる、その男の名は「もののけ屋」。赤と白のド派手な着物と極彩色の羽織には、何やら怪しくうごめく影。さぁ、この男に会えたあなたは大ラッキー? それとも......。
【何歳から読める?】
自分で読むなら小学校中学年〜高学年
●『かみさまのベビーシッター』
「かみさまのベビーシッター」
著:廣嶋 玲子
絵:木村 いこ
出版社:理論社
商店街の福引で幸介が当てたのは、特賞の「かみさまの卵」。周りの人にうらやましがられる中、半信半疑で家に連れてかえると、やがてほんとうにかみさまの誕生を迎えます。幸介とお母さんは、お願いごとがかない放題かも!と大喜び。いっしょに欲望のまま願望をぶつけるべく、いわば赤んぼうで手間がかかる、かみさまのお世話に明け暮れます。お父さんだけは、あまり興味がないようです。……さて、神のご加護はあるのでしょうか?
【編集者コメント】
「かみさま、お願い!」われわれは一日何回そう思っているでしょう。一度も思ったことがない!というひとは稀ではないでしょうか。願いと現実の間にある溝を埋めるのに、神頼みとは、いったいどんな意味があるのでしょう。物語をただただ楽しんだ先に「天は自ら助くるものを助く」がしみいってくる物語です。読後は、廣嶋玲子さんと木村いこさんの、細部まで愛を注いだ登場人物たちから、きっと、福がおすそわけされていることでしょう!
【何歳から読める?】小学校中学年くらいから。
●「怪奇漢方桃印」シリーズ
「怪奇漢方桃印 いらんかね? 退魔封虫散」
著:廣嶋 玲子 田中 相
出版社:講談社
遊び心で、まものを呼び出して、願いをかなえてもらったら!? 弟なんていらないと叫んだら? お墓でふざけてしまったら? ちょっとしたきっかけが、大事件をおこしちゃう。その困った悩み、桃さんが解決します! 魔法の薬だんすからあらわれるのは、ふしぎなふしぎな漢方薬! どんな悩みも、一瞬で解決してくれる、すてきなすてきな漢方薬!! ただし、材料は、自分でさがす必要が・・・!? 鈴の音がきこえたら、それはあなたの街に桃さんがやってきたしるしだよ!
【何歳から読める?】小学校中学年から。
●『猫町ふしぎ事件簿』
「猫町ふしぎ事件簿 猫神さまはお怒りです」
著:廣嶋 玲子
絵:森野 きこり
出版社:童心社
ここはとある日本の町、「大根古(おおねこ)町」。ある日、小学4年生の遠矢は幼なじみ・真理恵のたのみをことわれず、オンボロ屋敷のふしぎな猫じゃらしをとってしまう。
実はその猫じゃらしは、街の猫たちが大切に大切に育ててきた、特別な猫じゃらしだったのだ…。その夜、「つかまえたよ。さあ“おまざりさま”のところにいこう」とまっ黒な大猫が遠矢を連れにやってきた!
町の猫たちが崇める「猫神“おまざりさま“」のさばきの前に引っ立てられた遠矢は、猫じゃらしを盗んだことをつぐなえ、と言い渡される。「おまざりさま」が気に入るであろう、「3つのおくりもの」を持ってくれば、ゆるしてくれるという。
「おまざりさま」の呪いによって猫になった遠矢は、個性的な猫たちに助けられながら「3つのおくりもの」探しに奮闘する。そして、猫たちにとって価値のあるおくりものとは何なのかを知っていく……。
【何歳から読める?】小学校中学年から。
●「はんぴらり!」シリーズ
●「ゆうれい猫ふくこさん」シリーズ
「ゆうれい猫ふくこさん」
作:廣嶋 玲子
絵:バラマツヒトミ
出版社:岩崎書店
団子町のみんなから愛されていたのら猫のふくこさん。ある日、交通事故であっという間に死んでしまう。しかし成仏できずに幽霊となり、この町内を守るべく奮闘する。
【何歳から読める?】小学校中学年から。