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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ああ・たいくつだ!

ああ・たいくつだ!

作・絵: ピーター・スピア
訳: 松川 真弓
出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 1989年
ISBN: 9784566002821

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
20.8X26.8cm/44ページ

出版社からの紹介

たいくつでたまらない、ふた子の兄弟。「なにかしなさい!」と、お母さんにしかられ、「じゃあ、なんかつくろうか」。ふたりは納屋でプロペラを見つけ、本とくびっぴきで仕事をはじめた。そして出来あがったのは、なんと、ほんものの空とぶひこうきだった…!

ベストレビュー

あっけにとられる制作のプロセス

 見返しにも扉絵にも、退屈そうな10歳前後の双子の男の子たちが描かれています。
 遊べるものはもう遊び尽くしたという感じ。
 「なにかしなさいよ!たいくつだなんて、なにいってるの!」と忙しそうなおかあさんの叱責で、外へ出た双子。
 納屋に行き、何かを作る事に……。

 大きなプロペラが目に留まり、遠大な計画が…。
 材料は、手近なところから調達し、作り方のヒントになる本を読み、ずんずんずんずん進みます。
 ページを捲る毎にあっけにとられる制作のプロセス。
 完成形が想像できる段階で、「え゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 そして、試運転で大爆笑。
 復元作業で、改めて「そうかここに使ったのか〜」と前へページを戻す息子。
 
 「たいした、むすこたちだ!」
 「りこうよねえ!」
 の両親の会話に、私も「ほんと!」と同感でした。

 退屈結構!
 退屈こそ、こどもたちの可能性を伸ばしてくれる宝物なのかもしれませんね。
 出来合いの遊具を与えるばかりじゃ、想像力も創造力も花開かない。

 「よしっ、書籍類以外を一時撤去してみようか!」とこの作品を読み大爆笑の夫の感化された一言に、私はまた大笑い。

 それにしても、ラストの彼らの部屋に貼られているスペースシャトルの写真が不気味ですねぇ〜。
 次回作は、……(笑)。
(アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)

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