ねこのあかちゃんが「みゃーみゃーみゃー だっこして!」
さるのあかちゃんが「うーきーきー だっこして!」
ペンギンのあかちゃんが「パタパタパタ だっこして!」
さまざまなどうぶつのあかちゃんたちが、手を伸ばしてだっこをおねだりしています。するとそれぞれのおかあさんたちが「こっちにおいで だっこむぎゅー」と、子どもたちを抱き寄せます。
「ふわふわふわ うれしいね」
「とんとんとん かわいいね」
「ほっかほか たのしいね」
抱き合う親子の姿は、幸せオーラいっぱい。見ているこちらまでぽわっと温かくなり、自然と笑みがこぼれます。
「パンダたいそう」シリーズ(講談社)や「ぴよちゃんのえほん」シリーズ(学研)などで大人気のいりやまさとしさん。温かみのある優しいイラストは、子どもから大人まで、みんなをハッピーにしてくれます。
だっこなどのスキンシップは、愛情ホルモンと言われるオキシトシンが分泌されるそう。このホルモンが分泌されると「優しい気持ちや幸せな気持ちになる」、「ストレスが軽減される」、「愛情が深まる」など、いいことがたくさんあるそうですよ! みなさんも絵本の中のどうぶつたちと一緒にいっぱい「だっこむぎゅー」してくださいね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
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