長い日照りのため、ひいおばあさんゾウは幼い時の記憶を頼りに、広い池のあったふるさとへ戻る決心をします。自然の脅威にさらされ、悲しい別れに出会いながらやっとの思いでふるさとにたどり着きましたが、そこには……。
ゾウは、絵本の中でよくでてくる動物で、子どもたちも大好きですね。そんなゾウが、リアルに生きている場所は過酷です。
砂あらしの中で、あかちゃんゾウを守るところが、せつなかったです。
弱ったゾウの最後も、ショッキングでした。でも、これが現実なんですね。
一匹一匹ていねいに描かれたゾウと、自然。水をもとめて歩くゾウたちに、自然のきびしさをおそわりました。
子どもといっしょに読みたい絵本です (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子13歳)
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