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保育園って、どんなとこ? 楽しいのかな? 友達いっぱい、できるかな? 保育園の一日をスケッチ風に描いた絵本です。ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、保育園の楽しさ、素晴らしさが、画面いっぱいに広がります。
数年前、上の娘を保育園に預けることが決まり、「ママと離れたくない」と保育園に行くのを不安がった娘のために何かよい絵本はないかと本屋で偶然見つけた絵本です。私自身も娘を預けて仕事に復帰することへの不安があり、保育園ってどんなところかなと知るために買いました。
保育園に行く前は毎晩のように読みました。「保育園って楽しそうだね」と話しながら…。保育園に通い始めてからは、「これ○○ちゃんの所といっしょだね。」とか「○○くんみたいな子がいるね」とか…自分の保育園や友達とここが同じとか違うとか見つける楽しみがありました。
私がいつも読むときにちょっとせつなくなるのは…あたりが暗くなって、大きい子と小さい子が同じ部屋に集まって親の帰りを待つ場面です。うちの子も帰りが一番最後になることが多いので、一度「こんなふうに待ってる時って淋しい?」って聞いたら、「淋しいときもあるけど、先生ともいっぱい遊べるし、ママもお仕事がんばってるから大丈夫だよ」と言ってくれて、少し涙が出てしまいました。
0歳児から通っている下の娘ももうすっかりベテランで、最近この絵本を読んでいませんでしたが、また違う発見があるかも…と思い、今晩あたりまた読んでみようと思います。きっと上の娘だけに読んでいたときと違う気持ちで読めると思います。
保育園にお子さんを預けてらっしゃる方に、ぜひお子さんと一緒に読んでいただきたい絵本です。 (ほっちあっちさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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