「あしながおじさん」にヒントを得て,作者リンドグレーンの小さい娘が,「ねえ,長くつ下のピッピって女の子のお話を作って」と母に頼んだ.そこで生れたのがこの世界一つよい少女の物語だった.自由ほんぽうに生きるピッピに,子どもは自分の夢の理想像を発見し,大人は愛さずにはいられない野育ちの永遠な少女を見出す.
小学生の頃の私の宝物。
今でも大切に保管してあります。
子供なのに一人暮らし(正確には馬と猿の3人暮らし)のピッピは
髪はモジャモジャで真っ赤な三つ編み
大きなブカブカの靴を履いて
靴下の色も左右違う
とにかくやること全てが型破り!
そして
超力持ちで、勇気と思いやりを持った女の子。
「怒られないの?」
「恥ずかしくないの?」
「怖くないの?」
私の問いかけにも
ピッピはそばかすだらけの顔でニカっと笑うだけ。
私がやってみたいこと全部ピッピがやってくれました。
学校の先生を言い負かし
大人の言いつけなんか聞く耳持たないピッピ。
当時の大人からは「まぁけしからん!」と評価されたようで。
でも、子供はそんな話が大好き。
「常識」だの「協調性」だの「世間体」だの
大人の世界にうんざりした時
今でもピッピに会いたくなります。 (@443さん 30代・ママ 男の子11歳、男の子1歳)
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