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ホワイトバード」 みんなの声

ホワイトバード 原作:R・J・パラシオ
ノベライズ:エリカ・S・パール
訳:中井 はるの
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2023年11月24日
ISBN:9784593103935
評価スコア 4.6
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  • ノンフィクションかと思った

    おばあちゃんが話すていで進むものの、メインは物語仕立てになっていて読みやすく感情移入しやすかったです。フィクションと言えども起こっていたことはすべて事実であり、読み進めるのがつらい部分も多々ありました。
    用語解説のページにも出ていた通りもう二度と起こってほしくない。そのためにもたくさんの人が読むべきと感じました。

    投稿日:2024/02/20

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  • ワンダーを書いた著者の新たな傑作

    顔に障害を持つ少年の生活を描いた『ワンダー』が世界中でベストセラーになったことは記憶に新しいですが、この作品は「ホロコースト」という暗くて重いテーマを取り扱っています。ワンダーでは悪の権化のようないじめっこだったジュリアンの祖母が経験してきた壮絶な過去。様々な側面から物事を見ること、そして歴史を学ぶことの大切さをおしえてくれます。

    投稿日:2024/02/14

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  • ホワイトバード 受賞レビュー

    前作『ワンダー』のスピンオフ作品ですが、『ワンダー』を読んでいなくても、難なく読むことができます。

    『ワンダー』に登場したいじめっ子のおばあちゃんは、裕福でインテリなユダヤ人家庭で育ちましたが、ナチスの政策によって差別を受けるようになり、ついには両親と離れ離れになります。おばあちゃんの窮地を救ってくれたのが、おばあちゃんが見下していた下級層の一家。
    差別意識は、誰の心の中にも潜んでいること。監視社会では、誰も信じられなくなること。それでも愛は、信じる心から生まれてくること。色々考えさせられます。
    おばあちゃんと、救ってくれた男の子との恋は、とても初々しくて大人でもドキドキします。だけどその先に、悲しい別れが。なぜなら、この男の子は……。

    ナチスによるホロコーストというと、ユダヤ人迫害が有名ですが、この本では身体障がい者も「排除」の対象になっていたことが描かれています。見た目で人を判断してはいけないという『ワンダー』のテーマに戻っていく作品です。

    投稿日:2024/02/13

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  • 「ワンダー」「もうひとつのワンダー」に続く本書。

    おばあちゃんとの会話を通して、自ら気づきを得て自省した、いじめっ子だったジュリアン。
    本作は、そのジュリアンのおばあちゃんサラが、ジュリアンに語った、少女時代の物語。

    ナチスの迫害から命がけで逃げたサラ。それは想像を絶する過酷な体験。
    人はなぜこんなにも残酷で愚かな生き物なのだろう。ただただ恐ろしさに慄いてしまう。
    そんな中でも、優しく尊い人々が大勢いるー。

    命をかけて守ってくれたクラスメイトジュリアン。
    自らの危険も顧みず、屋根裏部屋にかくまって世話してくれたジュリアンの両親。
    恐ろしさの中にも、優しさ、希望が垣間見れ、温かさに満たされる瞬間が沢山ある。
    重いテーマの苦しい話のはずなのに、ぐいぐいと引き込まれて、気がついたら夜が開けていた。

    ー悪は、善人たちがそれを阻止しようと決めたときにはじめてやめさせることができるー

    巻末に詳しい解説があり、ホロコーストについてわかりやすく学ぶことができる本書。
    歴史に学び、勇気を持って、声を上げること。希望を捨てず平和を希求すること。
    多くの気づきを与えてくれるこの物語を、子どもたちに手渡していかなければと思います。

    投稿日:2024/02/13

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  • ホロコースト

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    戦争は悲しいこと、苦しいこと、様々あると思いますが、疑わなくてよい人を疑ったり、信じていいのかわからなくなる状況も辛いと思いました。
    「アンネの日記」を思い出しました。
    こちらはフィクションですが、ジュリアンがおばあちゃんに戦争の記憶を話してもらうという形式で、若い人も受け止めやすいでしょう。
    今もウクライナやパレスチナなどで、大変な日々が続いていることが辛いです。
    私自身、両親の戦争体験を聞いて育ったので、子どもたちに上手く伝えることは難しいけど、平和の有り難さは感じてもらいたいです。

    投稿日:2024/02/04

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  • 多くの人に読んでもらいたい1冊

    戦争の内容がメインかと思いますが、それらのつらい経験を経て今現在生きているおばあちゃんの存在がものすごく心に残り、ちっぽけなことで悩んでいることが馬鹿らしくなってきてしまう、そんなお話だと思いました。今の現在では、ちょっとのことで腹を立てて暴れたり、死んでしまおうとしたり、色々なことが起きています。でもそれは本当はちっぽけなこと。もっともっと大変な思いをしている人がいくらでもいて、誰もが一生懸命に生きてきたということ、そして今現在でも必死で生きているということを考えると、もっと自分も頑張らないと、という思いになります。多くの人に読んでもらいたい1冊だと思います。この1冊からいろいろなことが学び取れると思います。

    投稿日:2024/02/04

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  • 希望

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子4歳

    次はどうなるの?と展開が気になり物語に引き込まれました。
    おばあちゃんの学生時代の戦争体験が軸となっています。
    人種、障碍者、職業差別。情報のなさからくる誤解、思い込み。同調圧力。正しいことをする難しさ、怖さ。お互いの正しさのずれ。
    ひどい状況も多々描かれているのですが、登場する人物たちがすばらしく、希望や明るさがあります。人が希望を作っている、そこにも希望を感じました。

    投稿日:2024/02/01

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  • 衝撃的なエンディングでした

    第二次世界大戦下で、ナチスの反ユダヤ主義政策による迫害から逃れようとした少女の物語ですが、今のガザで起きている殺戮とシンクロして、心に迫ってきました。
    どうして民族としての優劣感覚、対立的な緊張は無くならないのでしょう。
    この物語では、身体に障害を持った青年も登場させて、障害者に対する観点からも戦争を見ようとしています。
    最終章は現実感から離れてしまいましたが、単純に終わらせることのできない問題を抱えているからでしょうか。
    戦争の多くの犠牲者は子どもたちです。

    投稿日:2024/01/26

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  • ホワイトバード

    おばあちゃんの話を聞くことになった主人公。聞けば聞くほど、自分の悩みなんてちっぽけで、たいしたことないと感じます。

    おばあちゃんが、ふんばってイキテキタカラ、今の自分があるんだと気づき成長する姿がいい。

    甘ったれるな!

    そのくらいのことでクヨクヨするな!

    世の中のすべての人に響く本です。

    投稿日:2024/01/23

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