りんご畑の12か月を描いた作品。
やすおじさんはおいっこのだいちゃんへ、畑の様子をお手紙で教えてくれます。
私たちがおいしく食べているりんご。
そのりんごができるまでに、それだけたくさんの手間がかかっているか、どれだけ農家の人たちが努力しているのか、よく知ることができます。
大人の私でさえ知らなかった、様々な工夫の紹介ももりだくさんです。
絵を描かれている中武さんは、りんご農家のお手伝いをしながら絵描きの活動をしていらっしゃるとのこと。
安曇野の景色の壮大さ、四季の移り変わりの美しさがとてもよく伝わってきます。
そしてりんご農家の苦労を描いている場面は、臨場感にあふれています。
いっぱい感動してしまったのですが、やっぱりりんごがたくさん実った絵が一番心を引きました。
本当に美味しそう!手に取りたくなります。