お母さんが壁に描いてくれた りすくんの絵が、本物になって飛び出してくるという 可愛らしい物語です。
おなかをすかせた りすくんのために、りんごを持ってお部屋に戻ったともくんとお母さん。
でもリスくんは、絵の中に帰ってしまった様子。
「たべものが ないと りすくん かわいそうだよ。どうしよう。」
ともくんの優しさに、思わずニッコリ。
そしてお母さんが考えたアイディアとは・・・。
ともくんが1人でいる時にしか、姿を現さないりすくん。
「あれ?ともくんの夢だったのかな?」と思いましたが、
最後のページを見てみると、ともくんの手の中に・・・!
親子の会話と りすくんとのやりとりに 心が温まる、素敵な絵本です。