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3びきのかわいいオオカミ」 ママの声

3びきのかわいいオオカミ 作:ユージーン・トリビザス
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:こだま ともこ
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1994年05月18日
ISBN:9784572003331
評価スコア 4.69
評価ランキング 1,945
みんなの声 総数 160
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  • 図書室での読み聞かせパートV-A

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    3回目の小学校の図書室での,おはなし会に
    「しゃっくりがいこつ」と,この可愛いオオカミさんたちを
    持って行きました。

    3匹の子豚のお話は,小学生なら皆ある程度知っているけれど
    3匹の可愛いオオカミって?!
    子供たちは(。´・д・)エッ?という顔です。
    ブタは出てくるんですよ。
    決して可愛いとはいえない,凶悪な大ブタが!

    オオカミたちの作る家が,レンガからコンクリート,そして現代のセキュリティのすいをあつめたような要塞になっていくのが,
    おかしいながらも,身につまされます。
    こんなに過剰に身を守らなきゃいけないのも,すべてあの大ブタのせい?!
    何しろドリルやダイナマイトで家をぶち壊すなんて,
    破壊力が半端じゃないです。
    子供たちは,目を丸くして大ブタの悪者ぶりに圧倒されています。
    読み手が,ものすごく悪い大親分みたいな声を出して
    悪ブタになりきっているから(それが楽しい読み手♪)。

    最後のお家は,お鼻(あ,ちがう)お花のお家。
    ふーっとふいて
    ぷーっとふいて
    おはなをくんくん
    いいかおり(はぁと)

    過剰防衛は,過剰攻撃をもたらし,
    優しいたたずまいは,優しい気持ちを起こさせる…。
    ただ笑えるパロディ,と言うだけでなく,
    今の世の中に起っている色々な事を 思い起こさせます。

    投稿日:2010/01/20

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    9
  •   面白かった〜。
     皆さんのレビューも多いわけですね。
     『三匹のこぶた』のオオカミとブタを交換したお話だなと予想はつきましたが、スゴ〜イ。
     
     獰猛な気性や牙など見あたらない、フワフワのけがわとふさふさのしっぽを持った可愛らしい三匹のオオカミが母の元を離れ、自立をする事に…。
     始めから煉瓦の家を建て始め、ん?と思いましたが、出てきました。
     ブタが。
     ま〜、悪そう。
     ホントかわいげのない顔つきです(笑)。
     煉瓦の家の前の庭で、クロッケーを楽しんでいるオオカミたちに、イギリス的だな〜と読み進めていきましたら、
     「………。きゅうすの なかの おちゃのはが きゅうきゅう さわいだって ぜったいに いれてやるもんか!」
     で、やっぱりイギリスだと思いました。
     紅茶の葉を蒸らし過ぎても、とでも言う意味かしら?
     避難する時にも、ティーポットを忘れないページに「フフフ」です。
     絵を描かれたのがバーニンガムさんの夫人H.オクセンバリーさんとわかって納得です。
     オシャレな見返しの絵にも、な〜るほどです。
     
     “わるい ぶた”が、せっせとオオカミ三匹が力を合わせつくった比較的頑丈な家を、激しい勢いで破壊していくシーンに、
     「うっそ〜、そんなのあり?」と爆笑の息子。
     その激しさが、家が強固になるのに比して凄まじくなっていきます。
     
     新しい家を目にして必ずブタが、古典的なスタイルでぷうーっと吹いて吹き飛ばそうとするシーンに、
     『無理じゃない?なんで、ぷうーっなの?』と思っていたら、そういうラストでしたか。
     なんとも、きれいで優しいハッピーエンドでした。

    投稿日:2009/12/25

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    4
  • 小気味よいパロディー

    「3びきのこぶた」のパロディーです。
    3びきのかわいいおおかみたちが作った家に現れるのは
    「とんでもなく悪いおおぶた」。家を壊す手段も、ハンパじゃない。

    おおかみたちが作ったレンガの家を、おおきなハンマーふりまわして
    壊してしまいます。
    (それにしても、おおかみたち、最初からレンガで家を建てちゃって!)

    次は、「コンクリート」の家!それでだめだったら、その次は…
    そう、おおかみたちはどんどん強固な装備にしていくのです!
    でも、それを上回る、おおぶたの破壊力。

    と、ここで、ふと大人の私は思うのです。
    おおかみたちとおおぶたのこの関係、現実の暮らしや、ひいては
    世界情勢に見られていることじゃないかと。

    心配なことに過剰に反応する。すると、相手もますます頑なになる。。。

    昔話のくりかえしの形式を踏まえつつ、新しいテイストを
    添えていて、読後考えさせられることも多い絵本です。

    投稿日:2009/11/02

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    3
  • 最後はにっこり

    • きらっちさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    高学年に読み聞かせをしています。
    この本は本屋さんで気になって購入。
    『3びきのこぶた』の逆バージョン話です。

    6年生に読み聞かせしましたが、「すげー!」「ありえなーい!」と
    いう声とクスッという笑い声。
    何が「すげー!」のかといいますと、大きなハンマーが出てきたり
    ダイナマイトまで出てきて3匹のかわいいオオカミ達のお家を
    次から次に壊しまくります。ちょっと過激(?)なお話しなんです。
    でも、最後には怖い大ブタもお花の家の香りに癒され・・・・・

    子供達も食い入るように話の中に入って聞いてくれていました。
    そして、最後にはにっこり笑顔!

    私も大好きな絵本です。

    投稿日:2008/10/23

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    3
  • 5年生でも反応大

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    前々から学校での読み聞かせに使おうと狙っていましたが、長い(10分位)のと、結末が安易なのではないかと思えることもあって、躊躇していました。が、とうとう5年生の教室で読んでみました。
    最初は「自分とは何か」ということを問いかけるような本を用意していたのですが、娘の「考えさせられるより、ワクワクして面白い本の方がいい」という意見に従って、この本に変更したのです。結果は、思いがけず大受け。今まで何回か読み聞かせをした時は「じっくり静かに聞いてくれてありがとう」という様子だったのが、「この子達も、本を読むのを聞いて声をたてて笑うんだ」と新鮮でした。
    他の方々も書いていらっしゃるように、悪ブタのダイナミックな家の壊し方が大受けで、一緒に聞いていた担任の先生に、思わず心の中で「先生こんな破壊の場面の多い本を選んですみません」と謝まりたくなるほどでした。
    その他にも「ふーっと吹いて、ぶーっと吹いて壊してやる」とか「ぼくたちのぴんぴんのひげが嫌だって言ってるもん」などの繰り返しも心地よかったようで、反応が返ってきました。
    結局子どもって幾つになっても、ダイナミックなものが好きなんですね。また、この話は誰もが知っている『3びきのこぶた』と役が反対なので、本来ビクビクしているはずのブタが堂々と悪ぶって出てくるだけで、もうクスクス笑いたくなってしまうようです。
    自分ひとりで頭の中で勝手に本の評価を決めてないで、どんどん読んでみるものだと改めて思いました。

    投稿日:2005/10/20

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    3
  • 小学校の朝の読み聞かせの時間に持って行きました。
    みんな、3びきのこぶた は良く知っているけど…。

    読み進めるうちに「逆…」「逆…」と子どもたちからポツリポツリと声が上がりはじめ
    3びきのこぶたの逆の内容だ!と言っていたようです。

    しょっぱなから、割と丈夫な家を建てるちびオオカミの3兄弟。
    家を壊すためにエスカレートするブタの手段。
    子どもの中には「どうしてそこまでして、人の家を壊すの?」という子もいました。確かに。

    結末はハッピーエンドで、聞いてた子どもたち皆安心したようでした。

    ただ、私は普通サイズの本で読み聞かせましたが
    絵が淡いタッチなので、離れた場所の子はあまり絵が楽しめなかったようです。
    多くの子に読み聞かせる時は、大型絵本の方がいいんでしょうね。

    投稿日:2015/10/22

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    2
  • やさしいオオカミさん、よかったね

    • まゆしおんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    お花のおうちを作ったから豚さんもやさしくなってくれたんだね。
    「お花があってよかったね・・・お花って仲良しにしてくれるまほうがあるね・・・」
    と息子が何度も言っていました。

    投稿日:2011/01/30

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    2
  • 家の材料を簡単に入手できていいな

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳

    「3びきのこぶた」の動物が入れ替わったお話。
    たよりなさそうなオオカミ3兄弟が苦労して作った家を超悪大ブタが壊していく物語。

    末娘が小学校時代、めったに読み聞かせの感想をいわなかった子が、
    帰ってくるなり「今日の読みかせの本はすっごくおもしろかった」と大絶賛していた作品です。

    のっしのっしと大ブタが登場する場面は、国技の頂点にいらっしゃる態度が横柄なかの方を彷彿とさせます。

    その悪ぶりは、どこまでやるの?ここまでやるのか!!最後はどうなる?
    とハラハラしながら読みましたが、「目には目を」ならぬ「鼻には花を」とばかりの大団円にほっとしました。

    オリジナルの民話ではちょっと残酷な終わり方でありますが、最近の創作童話らしくハッピーエンドでよかった。

    投稿日:2008/07/19

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    2
  • 読み聞かせ会におすすめです。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    5年生の読み聞かせで用いました。
    3びきのオオカミとおかあさんが出てくるところから、子どもたちのなかからくすくす笑い声が。だれもが知っている3びきのこぶたとよく似てるし、しかも逆バージョンだ!って、この年齢だとすぐわかりますよね。
    凶暴なはずのオオカミがとってもかわいいし、かわいいはずのブタがかなり凶暴。。。このちぐはぐさがたまりません。
    ブタのやることが、ほんとに奇想天外。驚きの連続です。
    でも、ただ驚くだけじゃありません。
    仲良くなれないなあと思っていた人とどうしたら仲良くなれるのか、そのヒントがこの本にはあるなあと思います。
    「北風と太陽」のお話を思い出してしまいました。
    読み終えるのに、10分ちょっとかかりました。5年生にもなると、読み聞かせをしても、静かに聞いていることが多いのですが、この絵本はそうはなりません 笑

    投稿日:2008/06/18

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    2
  • 保育園にもこの本あったらいいのに

    そしたらみんなで見られるのに。
    と、息子が言うほど面白いです。
    私は、最初のみ登場のオオカミたちの母親が凄い嫌ですけど(笑)

    とにかく面白くて面白くて!
    こんなに笑える本は久々でした。笑いたい時に読む一冊として、オススメしたいです。

    投稿日:2015/11/02

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