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ひなたの匂いのする絵本
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投稿日:2009/12/21 |
「おこちゃん」とは、作者 山本容子さんの、こどもの頃の呼び名です。
ずばり、開くと元気をもらえる絵本。それは、…
「おこちゃん」のエネルギー、ひなたの匂い、賑やかな家族の声。
…いろんなものが感じられるから、かも。
おこちゃんは、おふろが気持ち良すぎて つい うんちしちゃったり、
若乃花と力道山に憧れて、上半身裸にタイツ、その上にふんどし巻いたり。
「天真爛漫」という言葉が、余りあるばかりのエピソードの数々と、
そのたびに、びっくりひっくりかえる家族達!
綺麗な水色のワンピースを身にまといながら、いつもパンツまるみえ。
いわゆる「かわいらしい、品の良い女の子」が描かれた絵本ではありません。
でも、だからこそ、子どもに読んであげたい!
この絵本が 子どもの持つパワーに溢れている点からも、
おこちゃんが、家族から しっかりたっぷり愛されている点からも。
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クツカタッポが願ったことは?
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投稿日:2009/11/24 |
1番地ゴインキョ 2番地クツカタッポ 3番地フィーフィー
4番地レインボー …9番地セーラ 10番地スタンプ
本を開いてすぐのところには、1番地から10番地チュウチュウ通りの住人が、
絵つきで紹介されています。それにチュウチュウ通りの絵も。
こういうの、うれしいです!
2巻目のこの本は、2番地に住む古道具屋クツカタッポが主人公。
そのクツカタッポの拾ったビンは、不思議なビンで。。。
そして、クツカタッポは、願い事を3つすることになります。
これを読むと、自分だったらこんな願い事する、と、思わず考えてしまいますね♪
私は、「こんな願い事ができるクツカタッポ…しあわせだな」、
って思いました。この主題、大人の方が感じるところがあるかも 。
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ストーリーにひきこまれました
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投稿日:2009/11/24 |
「 チュウチュウ通りのゆかいななかまたち」シリーズの
第一作目。お金持ち、ならぬ、チーズ持ちのゴインキョさん。
どろぼうが狙っているとの手紙に、ガードマンを雇うことに
なりますが…。
1巻が50ページほどで、手に取りやすいボリュームということもありますが、
「次どうなってしまうの?」というドキドキもあって、
読みだしたら止まらず最後まで…の面白さ、でした。
たしろちさとさんの絵も、ぴったり!
年長組の次男がいたので読み聞かせましたが、
もう少し大きい子の一人読みに最適だと思います。
これは、人気のシリーズになりそうです♪
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笑い声という「あいの手」
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投稿日:2009/11/16 |
幼稚園などでの読み聞かせした経験からすると、
この絵本を見る子ども達、最初はすごく静かなんです。
でもそのうち誰かがクスっとし始め、笑い声があがり、やがてみんなが笑う…
そして、「もういっかい、よんで〜」と、リクエストの声!
家での読み聞かせでも、笑いのツボに入ったら最後、リクエストの嵐、となりました。
子どもたちの笑い声という「あいの手」とともに、ページをめくっていきました。
この絵本、もうこの関西弁の訳なしには考えられないほど、
今江祥智氏による関西弁の訳がピタリとはまっています。
消防士に船乗り、パイロット、バレリーナ…
いろいろ挑戦するものの、失敗ばかりのカバくん。
そんなカバくんに大笑いした後の、「ぼちぼち いこか」というメッセージ。
失敗してしまった時などに、このコトバをふと、つぶやいている私です。
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どろぼうがっこうのかわいい生徒…笑
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投稿日:2009/11/16 |
宿題は、「なにかどろぼうをすること」
遠足は「ねじまわしと でばぼうちょうをもって… あつまるのは、よるの 十じ」
このあたりから、もう子どもたちは「ヘンなの〜」「おもしろい〜」と夢中でした。
読んだ時、毎回ツッコミが入るのは、
【どろぼうがっこうの かわいい せいとたちは、かえって いきました。】
というところ。長男がいつも「どこが、かわいいんだ?!」というツッコミを入れます。
どろぼうがっこうの生徒たちは、どろぼうを目指すだけあって
人相、悪いんです。(長男がツッコミたくなるのも、無理もない…笑)
だからひょっとすると、この絵本、見た目だけだと手に取りにくいかもしれません。
声に出して読むとぐんとおもしろいデス。
小学校教室での読み聞かせでも、好評でした。
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ダダグン シュッシュッ と駆けていく!
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投稿日:2009/11/14 |
『つきのぼうや 』 を描いたイブ・スパング・オルセンの絵本です。
ダダグン シュッシュッ!隣町が見たくて、ちいさいきかんしゃ
は走り出してしまいます。
機関車が走り出してしまうおはなしといえば、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』
が有名。ちゅうちゅうは、動けなくなってしまったところを
機関士に助けてもらいますがですが、
『はしれちいさいきかんしゃ』では、自力で戻ることができます。
最初から最後まで、駆け抜けるようなテンポのよさも気にいっています。
色調が抑え目なのですが、そこも好きです。
北欧デンマークの空をイメージして、読んでいる私です。
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哀しさを包み込む語り口
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投稿日:2009/11/14 |
ごろはちは「てんごしい」(いたずら者)のたぬき。
村人をだましてはおそなえの‘あぶらあげ’を催促してました。
前半は、たぬきと村人たちとのだまし・だまされのやりとりが
素朴な感じで語られています。
そんな村に、鉄道が開通することになり。。。
関西弁の味のある語り口によって、おもしろみが与えられ、哀しさを包み込んでいます。
絵は、梶山俊夫さん。われもこう、たで、あけび…この絵本には随所に
秋の野の花が描かれています。
秋から初冬の読みきかせに向く絵本です。
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クリスマスを前に読みたい本
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投稿日:2009/11/13 |
ケチで無慈悲なスクルージのところに、クリスマスの前夜 幽霊たちが現れます。
そして、過去から未来、いろんな時代の「自分」と、自分を取り巻く人々の様子を
幽霊に導かれながら見ていきます。
1843年の作品ということで、もっと読みづらいかと思いましたが、
場面展開が早さや、空を飛んでいるシーンの臨場感…ぐいぐい引き込まれました。
「とにかくクリスマスは、親切と、許しと、恵みと、喜びのときなんです」
スクルージの甥がこんな風にいうシーンがあります。
それは、ともすると、クリスマスの意味を見失いそうな、
現代人にも、大事なメッセージであるように思いました。
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早口ことばが満載!
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投稿日:2009/11/13 |
「ぼく」が、山で出会ったのは、 “まめだまめまめだみつまめだ”
という、 舌をかみそうな長い名前のたぬき。
オーソドックスなものからちょっと変わった早口ことばまで
とにかくたくさんあって、しかも結構難しい(汗)。
でも、はたこうしろうさんの、楽しく軽快な絵にも助けられて、
一気に読めてしまいます。
しかしながら、ただ早口ことばだけ集めた本、というわけではありません。
ストーリーの結末がこうだからか、なんだか、印象に残る本です。
早口ことばが、とにかくいっぱい! 「ナニ?読ませて!」と
挑戦したくなること、ウケアイです。
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比喩が絶妙!
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投稿日:2009/11/12 |
しあわせなふたりの元にある日やってきた、
ピンクのちっちゃなザガズー。ところが、あるひ、
はげたかのあかんぼうに。そして今度はちっちゃなぞうに。
「ところが、あるひ…」のことばの後、ページをめくると
ザガズーはつぎつぎに奇妙ないきものになっていくのです。
子どもたちは、大笑い。
大人の私は、この絵本の比喩するところに、うなずいてしまいます。
子育て中の方なら実感してもらえると思いますが、
大きくなるとまた別の悩みや心配事をかかえるのが、子育て。
この絵本、でも これだけでは終わらないんです。
最後まで読めば、この絵本のサブタイトルが
「子育てってびっくりつづき」ではなく、「じんせいってびっくりつづき」
である理由が、わかります。私は、この結末にノックアウトされました。
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