初めての11のねこシリーズです。
ボーダレスな令和の時代に、自分たちと違う外見の猫を「へんなねこ…」と言ってしまう勇気。
ドキッとしましたが、いざ読み聞かせを始めるとこのセリフがやけに楽しい。
へんなねこの様子を伺うセリフをヒソヒソと疑うような声で言うと、ますます存在が気になってきます。
ねこたちの生き生きとした表情、ミステリアスな「へんなねこ」、楽しいセリフ、テンポの良い文章。
何度読んでも気分が盛り上がりノリノリになってしまいます。
馬場さんのユーモア溢れる楽しい世界に親子でどっぷりはまりました。
娘もねこの会話や「ニャゴニャゴ」が大好きです。
何十年も愛され読み継がれる名作とはこのことかと実感しました。