新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる

おんがくねずみ ジェラルディン」 ママの声

おんがくねずみ ジェラルディン 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年03月
ISBN:9784769020134
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,865
みんなの声 総数 36
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

30件見つかりました

  • 癒されるイラストです☆

    クレヨンで描かれたねずみ君たちがとても温かみがあって
    見ているだけで癒される作品です♪♪♪

    『おんがくねずみ ジェラルディン』ということで
    音楽がテーマになっていますが、ジェラルディンって
    彫刻の才能もありますよね〜!!!

    チーズからあんな立派な「フルートをふくねずみ」が
    出来上がるなんてすごい!!

    ねずみ君たちがかわいく、物語も魅力的で
    純粋に楽しめる作品です☆☆☆

    投稿日:2011/12/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 音楽を身につけた

    タイトルどうり、音楽を初めてきいたジェラルディンというネズミが主人公です。
    初めての音楽、それは、どんなふうに耳に響いたことでしょう。
    絵本なので、実際に音を聞くことは出来ませんが、素晴らしい描写で、音を表現されています。
    この文章を読めば、ジェラルディンの感動を、感じることが出来そうだと思いました。
    やがて、ジェラルディン自身が音楽を奏でられるようになります。
    「もう おんがくは わたしのもの」と言った言葉の裏では、きっと多くの努力があったに違いないと思います。

    投稿日:2011/12/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 柔軟な思考

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    パルメザンチーズから現れたチーズのねずみを食べるか否かを
    話しているねずみたちに一番考えさせられました
    マネして音楽を奏でたジェラルディンに
    としよりねずみは「これが音楽というものならあのチーズを食べるわけにはいかない」といいます
    それに対し、音楽は私のものになったから食べることができると言い
    みんなにチーズを食べさせてあげます

    形あるもので残そうと固執してしまう発想と
    体にしみこみ目には見えないが習得したものを信じる感覚と
    相反しているこれらの選択を
    自分だったらと想像しながら深く考えさせられました

    柔軟な発想で仲間を生かすことができた賢いねずみのお話です

    投稿日:2011/12/03

    参考になりました
    感謝
    2
  • ふしぎなものがたり

    すごくふしぎな物語です。
    意図的ではないのに仕上がっていくチーズのねずみの像。
    なぜ、チーズのねずみのしっぽがフルートなのか。
    チーズのねずみから奏でられる美しいメロディ。
    ジェラルディンに起こった奇跡。
    このお話で、どんな教訓を伝えようとしていたのか・・・。
    全ては謎ですが、なんとも心地よい物語です。
    レオ=レオニの素晴らしい絵をみていると、
    聞こえるはずのないメロディーが聞こえるような
    気すらしてきます。

    途中、「チーズが食べたくなった」と、つぶやいてた娘も、
    最後は、このメロディーに引き込まれていました。

    投稿日:2011/12/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 音楽をきいたねずみ

    ねずみが、チーズの中からフルートを吹くネズミの彫刻を削りだします。
    そして、その彫刻が夕方から音楽を奏でだす。

    ところが、チーズの彫刻を食べないといけなくなって!
    最後には、ねずみが自ら音楽を奏でる事が出来るようになり、チーズの彫刻は食べる事が出来るようになります。

    彫刻は、無くなっても音楽は残る。
    形あるものは無くなるが、音楽は残って行くものだという事なのかなと思いました。

    投稿日:2011/12/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 芸術と断捨離?

    ジェラルディンの発案でチーズをみんなで盗み出したねずみたち。ジェラルディンはみんなに少しずつチーズを渡しますが、噛んで削ったチーズの残りは、ねずみの形に!そのねずみはしっぽのフルートをくわえているのですが、毎日夜に音楽を演奏します。でも、冬になりチーズを分けろと迫るほかの仲間たちにジェラルディンは「これは音楽だからだめ!」と断ります。自分のしっぽで演奏してみるジェラルディンにみんなが「仕方ない」と納得。でもなぜかそこで「もう音楽は私のものになったからいいわ」とみんなに食べさせる。

    チーズ彫りですが、「私は仏像を彫ってるのではなく、中に隠れている仏様を彫りだしているだけ」という仏像ほり師の話を思い出しました。でも、みんなで盗んだけど発見したのと教えた功績で自分で多くを手にするあたりは意外にちゃっかりしてます。でも一度よそのねずみのものになったのに後から「もっとよこせ」というねずみたち、ちょっと図々しい気もします。最初に言わなかったら、あとは自分でやりくりすべきだと思われます。そして最後のオチもえええ?っていう感じで拍子抜け。このジェラルディンの心境は、いま流行りの断捨離の精神にもつながるような気がします。

    いろんな意味でなかなか素敵な作品です。

    娘も面白がっていました。

    投稿日:2011/12/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心に音楽を

    レオニの絵は、とても子供好みだと思うのですが、
    内容が難しかったり、文章が長いので
    あまり子供には読んでいませんでした。
    このジェラルディンは、小さい子にも読める絵本だと思います。

    3歳の息子に読んでみた所、大好きなチーズの形のネズミや
    しっぽを笛にするしぐさに とても喜んでいました。

    最後に、ジェラルディンが音楽は自分の中にあるから、と
    みんなにチーズを分け与える心の優しさ

    優しい気持ちになるお話です。

    投稿日:2011/11/30

    参考になりました
    感謝
    1
  • もうおんがくはわたしのもの!

    確か、木を掘って仏像を作る人で「もう最初から仏像が中にいるから
    それを掘り出していけばいいのだ」と言っていた人がいたかと思うの
    ですが、その言葉を思い出してしまいました。ジェラルディンが
    チーズをかみとっていくと、登場するフルートをふいているねずみの
    姿に。
    そんな風にしてできあがったちょうぞうも素敵ですし、そのねずみが
    美しい音楽を奏でてくれるのも素敵です。
    でも、もっともっと素敵なのは、その音楽をジェラルディンが自分の
    ものにしてしまったこと!自分の中に残れば、それはきっと一生持ち
    続けていられるのだと思うし、チーズは他のねずみと一緒においしく
    おなかいっぱい食べることができるものね。ピアノを習っている娘の
    心になにか響くかな?と思いながら読んだのですが、特になにも残ら
    なかったようです。こんな不思議で楽しい感覚がいつか娘の中にも
    うまれますように。

    投稿日:2011/11/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 音色が見えました

    この話の中で一番、私が気に入ったところは、ジェラルディンが生まれて初めて音楽を
    聞いた時のところで、

     おとはますますはっきりし、ふしがつき、やがてみえない きんとぎんのいとの
     ように くうちゅうをただよった。

    と言う箇所です。

    “みえないきんとぎんのいとのように”なんて、なんて綺麗な表現でしょう! 
    そして、その言葉にぴったりのレオ・レオニの挿絵が、音符のマークなんて安直なものを
    使わなくても、その何本かの柔らかい線で音楽だと感じさせられ、更にそのフルートの
    音色すら読み手の心の中に聞こえてくるような感じがすごいと思いました。

    この話の結末をみて、音楽とは体得するものなんだなと、それを妙に言い当てている
    ところが笑えました。とても不思議な話ですが、とても神秘的で、心に残る話でした。

    投稿日:2011/11/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 食欲か、芸術か

     チーズの中から生まれた、ねずみのフルート奏者。自分のしっぽが、フルートなんて、、、現代アートのような彫刻だなと思いました。

     食欲、芸術、、、
     有形、無形、、、
     読んだ人それぞれが、いろいろに解釈できるお話でした。
     
     先日、偶然フルートの生演奏を聴いたばかりっだので、フルートの音を思い出しながら読みました。
     ジェラルディンのように、美しいものを自分の中にインプットして、そのきれいなものをアウトプットできたら、素敵ですよね。
     
     切り絵とはまた違う、色鉛筆画のやわらかいタッチもよかったです

    投稿日:2011/11/21

    参考になりました
    感謝
    0

30件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / うずらちゃんのかくれんぼ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(36人)

絵本の評価(4.54)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット