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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

当世落語風絵本 孝行手首」 その他の方の声

当世落語風絵本 孝行手首 作・絵:大島 妙子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年04月
ISBN:9784652040911
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,181
みんなの声 総数 47
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  • ぶきみで、おもしろい!

     わたしは、孝行手首を読んで、ぶきみで、おもしろい本だなあ、と思いました。
    わたしは、手首がしゃべるなんて、聞いたことがありません。
    なので、「あの手首は、ようかいなのかなあ。」と思っちゃいました。
    そして、すこしこわくなりました。

     でも、あの手首が小太郎だったなんて、わたしは、ぜんぜん気づきませんでした。あの時は、お母さんも、わたしも、おっかなびっくりでした。
     わたしは、また夫ふに、明るい笑顔がもどってよかったなあ、と思いました。

    投稿日:2012/03/30

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  • 素敵なステキな人情ばなし!

    久し振りの大島さん作品

    “当世” 落語 ”風” ってことは
    大島さんの原作?なんでしょうか

    表紙からして
    「?」

    最初から大事な息子がかわいい盛りで
    亡くなっちゃうなんて・・・
    20年経って
    それぞれ、病気だったり
    して
    暗い落語なのかな・・・と
    神妙に読んでいくと
    途中からの大島さんマジックに
    はまります!(笑

    三途の川の前に二股に道が分かれてる?
    って、初めて聞いたなぁ・・・
    と、私は、チェックしてました(笑

    まぁ〜、その描写に笑い

    おはなしの展開は
    江戸の人情味溢れる雰囲気

    私も
    仏様へのご飯を欠かさないから
    うちの亡くなった人達も
    朝、食べているのかな(笑

    職業設定も素敵!
    和尚さんの計らいにも、感謝と「さすが!!」と
    感心してしまいます

    親子の情に泣いて
    性格や、することなすことに笑って
    と〜っても読み応えのある絵本でした

    大人に読みきかせるのもいいんじゃないかしら

    投稿日:2017/02/11

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  • 泣いて、笑った

    始まりは悲しくて、我が子を亡くした夫婦の二十年を考えると、たまらない気持ちになりました。

    けれどもまた、三人で暮らせる日が来るなんて…!

    妖怪かと思っていた表紙の手首はなんと、死んでしまったはずの愛しい我が子!
    あの世からたまらず付いてきてしまった五歳の小太郎の父母恋しい気持ちに、思わず涙が出ました。

    毛むくじゃらで大きな手だけど、小太郎は毎日あの世でおっかさんの美味しいごはんが食べれて…きっと幸せだったんですね!
    可愛らしいあの小さな手ではないけど、子の成長を感じて、お光もどんなに嬉しかっただろうと思いました。

    最後は家族が笑って寄り添う姿に、安堵のため息がこぼれました。
    やっぱり家族みんなで“幸せ”が嬉しいよね!

    夏にもってこいのヒヤッとする怖い展開もアリ、グッとくるような温かさもアリの、最高にハッピーな一冊でした!!

    投稿日:2015/08/12

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  • バカバカしいお笑いを

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     長い、長い、長ーい、おはなし。
    生と死を、面白おかしく笑い飛ばす人情ものでもなく、
    生でも死でもないテの助が暗躍する、お化けものでもない。
    働き者のテの助ちゃんが、中途半端に思えてならない。

     しかし死に際に夫婦共々出かけるとは、手に汗を握った。
    行く手が極楽と地獄の二手に分かれる…、心臓がドキドキする。
    この世に引き戻った時の、あの恐怖の叫び顔!
    大島画伯のイタズラ心、最高潮に拍手だ。

     テの助が最後に、自分の位牌に向かって手を合わせる…
    なんて手の込んだオチなんだ。
    とどめはエン魔塚で「エン魔まんじゅう」を商う…
    文句を言いたくも言えまい、したを抜かれたのだから。
    手落ちのない、和尚だこと!

     落語は長い。話し手首次第、ということにしよう。
    感謝

    投稿日:2015/08/11

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  • 気のぬけない、おもしろさ

    表紙のインパクトから、どんなお話なんだろうと思い読みました。
    完全に想像を超えていました(笑)
    何がおこるかわからない。これこそ、お話を読む醍醐味ですね!
    まさか、手首が、それも、かわいくない毛むくじゃらの手首がでてくる絵本だなんて(笑)
    読んでいるあいだじゅう、なんだか気のぬけない(?)、おもしろさを味わえました。
    どうなることかと思ったラスト。
    みんな、幸せになって良かったです。

    投稿日:2015/08/04

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  • 内容的には子が親の事を思う気持ち、そして親が子の事を思う気持ちが表現された作品になっていますが、少し内容がショッキングなのでまだ小さな子供には見せられません。きっと怖がってしまうと思うからです。大人が読んでも少し怖い気もします。と言うのも手首が動き出したりする話だからです。何とも言えない雰囲気の本でした。

    投稿日:2015/07/21

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  • ホラーですね〜

    大人の私でも、すっごく怖かったですぅ〜情けない。。。

    あの世とか、手首とか、なんだか怖くて怖くて。

    いい話なのですが、怖さが先にたってしまい、なかなか感動できませんでした。

    お子さんたちの反応はどうなのでしょうか?

    うちの甥っ子たちだと怖がって「し〜ん」としてしまいそうな気がします。

    投稿日:2015/07/20

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  • 読み始めたとき 声を出して読むと 落語家のように読んでいるのです
    小太郎を亡くした母親の悲しみに涙しながら
    子供を亡くした親の気持ち 悲しいですねえ
    息子を追うように父親は三途の川を 二股の分かれ道で毛むくじゃらの大男との出会い 
    手首との出会いはなんと 不思議な話ですが ぐぐっと心を捕まれて読んでしまうのです
    大島妙子さんの 落語の語り口といい絵といい怖さの中にも人情があふれていて いいお話しです

    孝行手首とはおもしろい! 手首の助の正体は、お話を読んでのお楽しみです!

    えん魔さんの舌は少々気持ちが悪かったですね〜

    投稿日:2012/04/07

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