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やっぱりおおかみなかなかよいと思う みんなの声

やっぱりおおかみ 作・絵:ささき まき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005202
評価スコア 4.09
評価ランキング 27,304
みんなの声 総数 69
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  • 大人向け?

    ずっと気になっていた一冊。
    ようやく読んでみたものの、「?」といった読後感。鈍感な私は一度ではこの絵本の魅力がわかりませんでした。
    方々で高く評価されている理由はなんなんだろう?まさか絵だけじゃないはず。
    しかもヨシタケシンスケさんが、「大人になって再読した時に、この絵本の深さに気付いた」とおっしゃっていたので、そこに気づきたい、という思いで慎重に再読しました。

    墓場のシーン。おばけがいっぴき。
    おばけが他のおばけを呼びに行き、
    気球が。
    気球は空のまま空へ…
    その時6歳の子どもが「乗りたければ乗れたのにね」と。あっ!そっかー。

    そこでやっと納得。ラストの言葉にもつながり、スッキリ。
    確かに深いです。とても3歳からの絵本とは思えない。
    みなさんはこの絵本をどのように読んでらっしゃるのかなー、ととても気になりました。

    投稿日:2020/08/14

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  • 難しい

    オオカミという種族の最後の1匹になったオオカミの孤独と生き方を考えるお話だったと思っています。

    大人の私からすると、とても深みのある良いお話でしたが、幼稚園児の娘には難しい内容だったようです。
    当たり前かもしれませんが、娘にいまいち伝わらず、残念でした。

    投稿日:2020/05/27

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  • 孤独考

    ヨシタケシンスケさんが、印象に残る本と紹介されていたので、読んでみました。
    黒のシルエットで描かれるおおかみが、確かに印象的です。
    一人ぽっちのおおかみが、仲間を探して放浪するストーリー。
    一般的なおおかみ像よろしく、どこに行っても相手にされない様子ですね。
    何度も出てくる「け」というセリフが滋味深いです。
    そして導いた、「おおかみとして生きるしかない」の、潔さ。
    ラストの境地は、哲学的ですらあります。
    小学生くらいから、大人まで、それぞれ、感じるところがありそうです。

    投稿日:2018/01/23

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  • おおかみはそれでも生きていく

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    孤独なおおかみのお話です。
    他のみんなが仲良くしている人たちをみてうらやましく思う気持ち、自分とは違う人たちをみて心寂しく思う気持ち、でも自分が自分でしかないのでと思う気持ち。そういったものが絵に詰まっていると思います。
    文章は少ないですが、小さい子にはちょっと難しいかもしれません。

    投稿日:2016/10/25

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  • 哲学的・・・かな?

    主人が子供のころに読んだそうで、「あらすじ」だけ先に知っていました。
    ようやく図書館で見つけたので借りてきました。

    文字は少なく、イラストを見ながら空想をふくらませて読む絵本。
    とても哲学的だなぁと思いました。
    子どものころ読んだ主人は、「すごく暗い本」という印象を持っていたようです。

    同じくささきさんの「ムッシュムニエルをごしょうかいします」のような中世パリ(?)のような街並みがとてもロマンチックで、息子は乗り物を見るのが楽しみなようで繰り返しリクエストされました。

    投稿日:2016/07/19

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  • 孤独なオオカミ

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子1歳

    複数どこかで薦めてあったのをみたのですが、やっと読めました。
    仲間を探すひとりぼっちのオオカミの話。

    おれに にたこは いないかな

    文字量が少なく
    ついつい深読みしたくなるセリフ、絵が続きます。
    最後には孤独を謳歌することにしたオオカミ。
    そう決めて見上げた空は違って見えたのでしょう。
    佐々木マキさんの絵はべた塗りのイメージが私には強いですが
    この絵本は少し薄い色でレトロな街など描かれ、影の入った絵です。
    オオカミは影であらわされ、音のない世界のよう。
    感じて考える絵本のようで娘には不評でした。

    投稿日:2014/10/18

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  • いろいろと考えさせられます。

    • ミモザさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳

    娘が保育園で見かけて、どうしても読みたいとせがんだ本です。

    これはなかなか深い内容ですね。
    ひとりぼっちのオオカミが自分と似た仲間を探すけれど、どこにも見つからず・・・というお話。
    仲間がたくさんいるウサギやブタに避けられてしまうあたりは、ちょっと切ないです。
    オオカミだけは影絵のようになっていて、顔が描かれていないのも意味深。
    娘がどこまで理解できているかは不明だけれど、あれだけ読みたがったということは何か惹きつけられるものがあるのでしょう。
    いろいろ考えさせられる本でした。

    投稿日:2013/02/05

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  • オオカミのニヒルさ

    佐々木マキさんの絵は、くっきりと描かれていてとても楽しく感じる部分と、どこかに斜に構えたニヒルさの部分があるように思います。
    この絵本のオオカミに、佐々木さんは一つのアイデンティティを与えているようですが、なぜかこの本はシルエットで、オオカミの表情は隠されています。
    表情を読者に想像させつつ、存在感としては重さと曖昧さが残ります。
    なにしろ、世界に一匹だけ残ったオオカミの子どもなのです。
    自分の居場所、仲間をもとめてさまようオオカミの影。
    いろいろなことを思いつつ、「ケッ!」と一言で自分を表現していまう、すれたところも見受けられます。
    このオオカミは親の愛情を知らないで育ったのでしょうか。
    あちこちをさまよいながら、自分はやっぱりオオカミなのだ、と何となく納得するところ、なんとなく愉快さを感じてくるところ、なんだか、とても存在感とインパクトがあるアイロニーです。
    充分に分析はできていないのですが、充分に存在感のある絵本です。

    投稿日:2012/01/17

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  • 「け」が語るオオカミの思い

    「け」という一言(一文字)で
    おおかみの思いを全て表す。
    すごい!と思いました。

    「やっぱり おれは おおかみだもんな
    おおかみとして いきるしかないよ」
    という言葉が、かっこいいです。
    清々しい気持ちになり、大人も勇気をもらえます。

    投稿日:2011/10/29

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    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    佐々木マキさんの絵本といえば
    「ぶたのたね」が真っ先に浮かんだので
    これもきっと、そういう内容なのかな、と思って読んでみたのですが
    予想を裏切る内容で、ちょっとビックリ。

    正直、子ども向けではないんだろうな、と思いました。
    子どもにはちと難しいだろうと思うので
    読み聞かせにはあまり向いていないかな、と思うのです。

    でも、内容としては悪くないと思います。
    大人向け・・・なのかな。

    低年齢の子どもではなくて
    思春期くらいの子が読むといいのかなぁって思いました。

    おおかみの「け」というセリフと
    ラストのシーンがとても印象的でした。

    投稿日:2011/03/13

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