きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
ふるかな ふるかな?(評論社)
雨はふるかな ふるかな? まだかな まだかな?
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6件見つかりました
「うろんな客」というタイトルにちょっと近寄り難い雰囲気を感じていたのですが、手にとって、読んでみて、納得しました。 とてつもなく、変で困った、およびでないお客に居座られてしまったら、とんでもない話です。 一枚一枚の絵に、意味深長な短歌を添えることで、この本の不思議感覚はぐっとグレードが上がりました。 どんな時にフィットするのでしょう。
投稿日:2021/04/08
タイトルは、本の要。 この冴え渡る表紙を創っているのは、翻訳者の卓越だ。 うろん:胡乱。 うさん臭いの「う」、うろつくの「う」である。 舞台じみた登場人物の姿と、時代じみた言葉の掲示。 時は1957年、幕開けから客席に座った気分にさせてくれる。 「うろんな客」をさぁ、とくとご覧あれ、というゴーリーのあの 見世物小屋的性分が淡々と表現されている。 しかしどうもその小屋が、ナゾ解きか?と知れると、笑みが漏れる。 害のない内容だ、けれどどこまでも黒く描き込まれた絵。 その不安定がいつものゴーリーな空気を作り出している。 どうしても自らを省みる・・・、彼の術にはまり込む、 感謝も忘れて。
投稿日:2019/05/20
エドワード・ゴーリーという人は「大人向け絵本作家」として巷で有名だそうです。でも、この作品は特に大人と限定しなくても“チョイ怖系”絵本として、小学校の高学年くらいから読めそうです。 見た目はアリクイか、バクを擬人化したような、 不思議なお客が家に居座ってしまい……。 この物語の家の人は大変困りながらも、一応 お客として丁寧な 扱いをしてるんですよね。とても礼儀正しく。 そこが面白かったです。 最期のページに思わず笑ってしまいました。 シュールな絵本をお好みの方にお薦めです。
投稿日:2018/06/01
全頁試し読みで読みましたが、結局のところ私には、「うろんな客」が、17年も居続けたことに、びっくりでした。そしてこれからも「うろんな客」はずっと居続けるような気がします。うろんな客は、家人には嫌われていると思うのですが、堂々としていて肝っ玉が据わっているし、自分勝手ですが、居続けることに「あっぱれ!」と思いました。白黒も妙にどきどきして怖いものみたさに興味が持てたので、よかったと思いました。
投稿日:2017/07/14
うろんな客 うろんとは 怪しげな あり得ないような 疑わしいなどの意味合いですが・・・・ 怪しげな動物が現れて なんとも不可解なお話でした エドワード・ゴーリーは1925年シカゴ生まれで 死を不謹慎に描くことに関しては並ぶ者のなかった人であるとありました なるほど 暗いイメージの絵の中にペンギン風なへんな動物が現れて なんと 17年間も家に居座っていたんです 男の子も17年で大きくなっています 英語版の五 七 五 七 七 日本では短歌です英語でもかかれています) 後書きの解説を読むとなおわかりやすいです 短歌風も なかなか味があるように思えました 柴田元幸さんの後書き読むと なるほど よくわかります 略年譜もあり なかなか作者について丁寧に書かれています 大人の絵本ですね うろんな客 なかなか おもしろかったです
投稿日:2015/02/23
絵といい、文といい、なんとも奇妙なお話です。 うろんな客という、なんの生物かよくわからないふしぎな生き物がずっと家に居座り、家族に悪さばかりします。でも、家族は追い出そうとせず、こまりながらもその客をそのまま居座らせている。。。いったいこの生き物はなんなんだろう。疑問が残ったままお話が終わってしまいます。 答えは、その後にあるあとがきを読むと出てきます。あとがきには、作者がこの本をだれのために書いたのか、うろんな客とは何を象徴しているのかなどといったことが書いてあり、この本の魅力をあらためて感じることができました。 きっちりと韻をふんだ英文と、短歌形式の日本語訳が併記されてあり、どちらも読んで心地よいリズムを味わう。これもこの本のおいしいところだと思います。
投稿日:2010/02/23
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