新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

さがしていますなかなかよいと思う みんなの声

さがしています 作:アーサー・ビナード
写真:岡倉 禎志
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年07月20日
ISBN:9784494007509
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,315
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  • 普通の暮らしをしていた人が

    原爆のことを語った「ドームがたり」と同じ作者さんによる絵本です。
    広島平和記念資料館に保管されている遺品たち。
    原爆によって持ち主を失ったものたちの、持ち主の思い出と、持ち主を探し求める気持ちが語れます。
    普通の暮らしをしていた人の時が止まってしまったのを思うと、胸が苦しくなりました。

    投稿日:2020/12/17

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  • 遺品

    病院の待合室に置いてあり、写真の本だと思い開きました。
    最初はパラパラとめくり、すぐにどこかで見た・・・と気が付きました。
    原爆ドーム資料館で見た展示品でした。
    修学旅行で訪れた場所ですが、写真をみながら、資料館での記憶が瞬時によみがえりました。
    一緒に展示を見ていたクラスメイト、一般の方々の声、館内の空気、照明やガラスケースの中の展示品の数々が、一度に自分の中に押し寄せてきました。
    病院の待合室にいながら、修学旅行の当時に戻ったようなそんな感覚でした。

    忘れてはならない出来事を、このような写真で見るとガツンと胸に響きます。
    子供が戦争を学びだした頃に見せてあげたい絵本です。

    投稿日:2016/09/23

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  • モノが語るピカドンの悲劇

    灰色の表紙に「さがしています」の文字。
    他の絵本とは違う、静かな雰囲気にゴクリ…。
    読んでみると、”ピカドン”が語られた絵本でした。

    小学校の頃は戦争について学ぶ時間が多く
    「はだしのゲン」などの戦争の本も積極的に読んでいたど、、
    そういえば大人になるにつれ”戦争”から離れていたなーと。

    改めて、ピカドンの恐ろしさを感じました。

    この本は、ピカドンに遭った方の持ち物がその被害について語っています。

    止まった時計、
    黒焦げのお弁当、
    焼けて何も見えないメガネ、、

    モノが語るからこそ、そのときのイメージが広がる。
    原型を留めているモノとそうでないモノの写真が、リアリティを感じさせる。

    胸はグッと締め付けられるけど、大人にも子どもにもぜひ読んでほしい。

    自分の家の時計は、自分達を見て何を感じているのかな?
    そんなことを考えてみるといいかもしれません。
    きっと、ピカドンがもたらした悲劇をより理解できると思います。

    投稿日:2013/06/15

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