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ともだち自信を持っておすすめしたい みんなの声

ともだち 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部 玉川大学出版部の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年11月
ISBN:9784472402784
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 112
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86件見つかりました

  • 1ページごとに納得。

    「ともだち」とは何か。
    について子ども向けにやさしく書かれた絵本です。
    なのに、手に取ったとき、ページ数が多くて、
    ずっしりと重たかったことに、まず驚きました。

    1ページごとに1文。
    読むごとに納得。
    自分の子どもの頃の友、学生時代の友、会社員時代の友、ママ友、
    長い付き合いの友、最近知りあった友、
    いろんな友との関係に当てはめながらゆっくりと読みました。

    小1の息子にも読んでみました。
    ときどき、「これは〇〇君だね」なんて、やっぱり自分の友に当てはめたりしてました。
    まだよくわからないかもしれない。
    でも、長い人生において、
    これからたびたび「とも」について考えるときがくる。
    そんなときに思いだして読んでほしい。

    「ともだち」ってきっと一言では言えない存在なのです。
    こんなのも、あんなのも、あんなときも、こんなときも、
    「ともだち」って思えたときが「友」なのだろうな。
    だから、本の厚みも重さも納得。
    「ともだち」って軽くて薄っぺらいものじゃなくて、
    しっかりとした厚みと適度な重みのある信頼関係の上に成り立っているものなんだなと思います。

    投稿日:2017/02/21

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  • ともだちって・・・

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    ともだちとは・・・。こんなとき、ともだちはどんな気持ちかな・・・。シンプルだけど、言葉にするにはなかなか難しい、友達の定義や友達との関わり方を、押しつけがましくなくやさしい言葉で一緒に考えてくれる本です。
    ページ数は多いですが、文章は少なく絵も多いので、友達付き合いの始まる幼稚園生にもよさそうです。深くはわからなくても、何か感じるところはあると思います。人付き合いで悩むことの多い、思春期の子供たちにはぜひ読んでほしいです。クラスで先生が読み聞かせなどにも使ってほしいなと思います。みんなで友達を考えるきっかけになると思うので。
    身近な友達だけでなく、もっと広い世界にも目を向けています。貧しい国の困っている人たちも、たとえ会ったことはなくても、友達だと、仲間だと教えてくれます。みんながこのことを思い出せば、戦争なんて起こらないのに・・・。
    私は、学生時代の思い出や友達のことを考えながら読みました。しみじみと、かみしめながら。故郷を離れてしまったため、なかなか会えない友達が多いので『ともだちって そばにいないときでも いまどうしてるかなって おもいだすひと』に救われた気持ちでした。
    ときどき谷川俊太郎さんの言葉を思い出しながら、親子ともども、友達付き合いを大切にしていきたいと思います。

    投稿日:2017/02/08

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  • 親子で読んで!

    「ともだち」をテーマにした一文の詩にわかりやすい絵(写真)がついたような構成。

    『ともだちって みんなが いっちゃったあとも まっててくれるひと。』
    そうそう。そうだったなぁ〜と昔の自分を思い出す。

    『ひとりでは つまらないことも ふたりで やれば おもしろい。』
    ほんと!いま息子を見ていてそう思う。

    『けんかは したっていい、でも ひとりを たくさんで いじめるのは ひきょうだ』
    そのとおり!これは息子にこれから学んでほしいこと。

    『ことばが つうじなくても ともだちは ともだち。』
    グローバルな子に育ってほしいなぁ!

    そんなことを感じながらゆる〜りと読んでいたんですが、「あったことがなくても」という章に突入するとドキッとしました。
    白黒写真で、世界の子供たちの姿が紹介されています。

    『おかねもちのこ まずしいこ、どうしたら ふたりは ともだちに なれるだろうか』
    ひらがなで簡単そうになげかけられた質問に、簡単にこたえられる大人はそういないのではないでしょうか。
    子供にも大人にも読んでほしい一冊です。

    投稿日:2017/02/11

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  • 子どもが友達のことを考える時に、手に取って欲しいなと思っています。
    自分の気持ちと相手の気持ち、ケンカした時、仲良くなりたい時、一人になりたい時、生活の中で立ち止まって、この本に向き合う、そういう本の気がします。
    大人が読んであげても、自分で静かに読んでみても良いですよね。少し長いので一度に全部でなくても何回も何回も読んで、気持ちが落ち着くそんな絵本だと思います。

    投稿日:2017/01/28

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  • ともだちの大切さ 受賞レビュー

    ともだちって、家族のようにいつも一緒にいるわけではないけど、家族と同じくらい、時には家族よりも近い存在だったりしますよね。私はともだちの大切さは、小さいときにはわからなくて、大人になってから気づいたりして、あの時こうしていたら…とか後悔することもありました。
    うちの子は来年小学校へ入学します。今の保育園のおともだちとは別々の小学校。ともだちとの別れ、そしてともだちとの出会いが待っています。
    1つ階段をのぼる息子へぜひ贈りたい1冊です。

    投稿日:2015/11/11

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  • 今、すべての子ども達に読ませたい

    ある小学校の高学年に、読み聞かせをしました。50人以上いましたが、みんなじっと聞いてくれました。読み終わっての反応もとてもよく、すべての子ども達の心に届いたと感じました。いじめ問題が取りざたされる今、こんな一冊の本が小さな光に見えます。カゼをひいていても平気、帰りをじっと待っていてくれるなど、子ども達の心に残る短いフレーズが、大人の心にも響いてきます。谷川さん、やっぱりいいな。和田さんの絵も、ほっとできる優しい絵です。

    投稿日:2015/11/10

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  • ともだち

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    ともだちってなんだろう?と聞かれても,私はうまく言葉にできる自信がありません.けれどこの本は,その問いに関して,子どもでも分かりやすく,そして納得できるようにとても丁寧に説明してありました.何より良いなと思ったのは,どんな気持ちかな?と読んでる人に対しての問いかけがあるところです.ただともだちとはをずっと書いてあるだけでなく,自分でもともだちとの付き合い方を考えることもできます.日本とは環境もまったく違う世界に住む,会ったこともないともだちのことを思うということはなかなか難しいけど,写真の車椅子の男の子と目が合うと,どうすれば仲良くなれるだろう?私はなにをしてあげられるだろう?と自然と考えてしまいました.

    読み終えて,私も自分のともだちの顔を思い浮かべてみました.最近会ってないけど元気にしてるかな?あの時のこと覚えてるかな?とかいろんなことを考えました.やっぱりともだちがいてくれてよかったなと心から思います.
    ともだちを考える,想うきっかけを与えてくれるとても素敵な本だなと思いました.

    投稿日:2015/11/07

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  • 涙が出ました

    ともだちについて深く考えさせられました。
    本を読みながら、自分の子供時代を思い出したり、これから小学校へ進学し自分で友達を選び作っていくであろう子供の未来を想像したり。読む年齢によっても感じ方が様々で、きっとどの世代の人の心にも何か響くものがあるのではないでしょうか。
    子を持つ親として、悲しいニュースが相次いでいることを考えずにはいられなくなりました。
    相手がどんな気持ちか考えること。自分の思ってることをはっきり言って、相手の話もきちんと聞く。悪口はいいけど、陰口はよくない。ケンカはしたっていい、でも一人をたくさんでいじめるのは卑怯。
    これは子供の頃、私が母から教わったのと同じことでした。子供にも伝えていきたい大切なことがこの本にはたくさん詰まっていました。
    この気持ちを皆が持っていたら、悲しい出来事はなくなるのではないか…そう願わずにはいられないです。
    また、世界は広く、様々な人がいるということ。それでもみんな誰もがともだちになれる、子供たちにはそんな素敵な未来を歩んでほしいと思いました。

    投稿日:2015/11/11

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  • ともだち考

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子19歳、女の子18歳

    ともだちって何なんだろう?一緒にトイレに行くからともだち?給食やお弁当を一緒に食べるからともだち?帰る方向が一緒だからともだち?
    そんな物理的な距離の近さではなく、心の距離の近さがともだちっていうことなのかな、とこの本を読んで感じました。
    すぐ近くにいなくても、毎日会えなくても、ふと「どうしているかな?」と思い出せる関係。年齢とか、境遇とか、種の違いとかも関係なく、相手のことを気遣えた時、その人は自分にとってのともだちなのかもしれないですね。
    この絵本を読んで、子供がまだ幼稚園だったとき、たった3年間だけ一緒に過ごした北海道のお友達のことを思い出しました。
    何事もゆっくりめだった娘をいつもずっと待っていてくれた二人。
    彼女たちは、今、元気でいるのかなぁ。幸せでいてくれるといいな。

    投稿日:2015/11/11

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  • 本当のともだち

    「ともだち」って何だろう?

    公園で出会った見知らぬ子のことを「ホラ、おともだちも遊んでるよ」などと言うことがある。
    あるいは「1年生になったら、ともだち100人できるかな」という有名な歌もある。

    「ともだち」って、分かっているようで実は奥が深い言葉です。

    谷川俊太郎さんの簡潔な文章と、和田誠さんのシンプルだけど優しい挿絵。
    読み聞かせしながら、息子は「そうそう」「分かる分かる」と頷きながら聞いていました。
    あまり友だちの多くない息子ですが、押し付けでない文章に共感するものが多くあったようです。

    中でも「一人では届かない背中も ともだちがいればかいてくれる」のページが面白かったようで、「服の中に手を入れてかいてくれるのって、よっぽど仲がいいんだね」と感心していました。

    後半の写真のページは、大人である私も心が痛くなるようでした。
    たとえ会ったことが無くても、「この子の為に手助けがしてあげたい。何かをしてあげたい」と思う気持ちがあったなら、その子はともだちなのですね。

    誰だって、一人では生けていけない。
    もし、一人でも自分を理解してくれるともだちがいたなら、どんなに心強いことでしょう。
    笑顔溢れる人生には、なくてはならない存在。
    それが「ともだち」ですね。

    投稿日:2015/11/04

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