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悪い本自信を持っておすすめしたい みんなの声

悪い本 作:宮部 みゆき
絵:吉田 尚令
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年10月
ISBN:9784265079513
評価スコア 3.27
評価ランキング 54,673
みんなの声 総数 40
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 宮部みゆきの世界

    宮部みゆきさんの本だということで読んでみました。
    娘とふたりで読みましたが
    読後娘は「いみがわからない」と一言ボソッ。
    絵本の体裁ですが、完全に宮部みゆきワールドで
    人間なら誰でも持っている心の暗部をグリグリとされるような作品です。
    大人には響く作品だと思います。
    娘には、大きくなるほどに、ここに書いてあることがわかってくるかもねと言いました。

    投稿日:2012/01/24

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    3
  • 【内容】
    この世の中で一番「悪い」事を教えてくれる本がある。わたしは、ある日、その本に出合った。悪い本は、自己紹介してくれた。そして、いつか必ず私が欲しくなると言った。誰かが居なくなれば…何かがなくなれば…そんな時に思い出すって。
    果たして悪い本が欲しくなる時はいつだろうか。
    人間の悪意に訴えかける悪い本と、そうならないようにと願う良心と、両方を体験できる怪談絵本。

    【感想】
    精神的な、高度な罠をしかけてくるような「悪い本」だと思った。しかし、人間は誰しも良い心と悪い心があって、普段から2つの間で揺れ動いている。だれでも悪いことを考える時がある。そんな時に、魔が差して悪い事をしてしまう時もある。この話は、どの年齢の人が読んでも、思い当るフシがあるはず。
    ただ、自分が正しいと絶対的に思い込んでいる人は認めないと思う。また、自分の見にくい部分、悪い部分と向かい合えない時は、この本は読めない。恐怖心に負けて、ついつい悪い方に流れて行ってしまう気がする…そんなリアルな恐ろしさがある。
    この本を読んで考えて欲しい、と作者は思ったのかもしれない。
    誰でも心は揺れ動く。いつもいい人ではいられないし、理想通りにはならない。悪い状況から逃げようとしても、自分の心からは逃げられない。言葉が少ない本だけど、絵が雄弁に心の動きを物語っている。
    人生経験を積んだ大人は、過去や現在でいくらでもこういう経験はあるから、怖い絵本だと感じるだろう。子どもたちは、未知なる心の闇や人間の醜さを想像して、怖いと感じるかもしれない。
    私自身は悪い心がだいたいいつも優位なので、この絵本のいうことが実によくわかる。悪いって楽なのよ、何でも他人のせいにしてその人がいなくなればと思っていたら本当に楽だから。そうしないでどうにかするのは、しんどい。しかし…

    投稿日:2018/05/09

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    2
  • いつか嫌でも思い知る

    静かに始まる絵本です。
    絵もストーリーも暗く重いですが、私はとても好きです。
    セリフのような文章もいいですね。

    人の心の中に潜む闇はかわいい姿をしているけどポッカリと口を開けてこちら側に堕ちてくるのを待ってるんですね。

    最後には自分自身が飲み込まれて…

    登場人物が少女やぬいぐるみ達なので「怪談えほん」なんでしょうけど、子供の頃に見たら間違いなくトラウマになってると思います。
    大人になった今だからこそ響きます。

    でも不思議と読むと落ち着くんですよね…。

    投稿日:2013/10/16

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    2
  • いつか あなたは わたしが ほしくなる

    • よよ。さん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子3歳

    娘にはまだ分からないかな〜と思いながらも読み聞かせしました。
    感想は「………」でしたが、これから大きくなるにつれて心に響くものがあると思います。

    いまは純粋な子どもでも本文にあるようにいつかは
    「わるいこと」
    を考えるようになります。
    それは誰しもが持っている自分自身のイヤな部分です。
    いつか娘も自分の「わるいこと」と向き合う日が来ます。
    そんなときふとこの絵本を思い出して欲しいと思いました。

    投稿日:2016/09/07

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    1
  • 宮部みゆきさんが絵本?と思い読んで見ましたが、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    怖〜い!とても我が子には読んではあげられません。夜寝れなくなってしまうのではないでしょうか。描いてある絵も大人の私でも怖いです。でも、こういう本も本棚に一冊くらいはあってもいいんじゃないでしょうか。個人的に私は好きです。笑

    投稿日:2014/10/15

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    1
  • 怖いです

    • ☆みぃ☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子13歳、女の子9歳

    宮部みゆき先生の絵本、ということで、興味津々で読み始めました。
    ところが、文章だけでなく、絵との相乗効果で怖い!!
    大人と子どもの怖がる観点はきっと違うんじゃないかな?と思うので、今度娘にも読んであげたい(自分で読むかもしれないけど)ですね。
    おすすめの絵本です。

    投稿日:2013/08/01

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    1
  • きっとほしくなる…

    • かよたさん
    • 30代
    • その他の方
    • 香川県

    この世のどこかに存在する、一番悪いことを教えてくれる悪い本。
    あなたはきっとほしくなる。

    怖いのだけれど、それ以上に深いと思いました。
    『悪い本』にどんなことが書かれているのかは分からないけど、手元にあるなら、きっと一度や二度は誰でも開いてしまうんじゃないかな。
    絵と言葉のバランスも絶妙で、ものすごく想像を掻き立てられた気がします。
    最後の一文が、自分の心を見透かされているようで少し怖くなった。

    投稿日:2013/07/17

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    1
  • ぞぞぞっとするほど恐ろしい

    ずっと気になっていたのだけれど、怖そうで、不気味で、どうしても手にとれなかった1冊。
    でもやっぱり読みたくなって、恐る恐るページを開いてみました。
    「悪い本」が悪魔のささやきのように、読み手に語りかけてきます。
    ぞぞぞっとするほど、恐ろしい。
    人間が奥底にもっている、暗くて悪い部分を言い当ててしまう感じです。
    子どもには勧められないけれど、子どもの頃こっそり読みたかったなと思う絵本でした。

    投稿日:2021/05/20

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  • 悪い人だけがわかる、悪い本。

    この作品のイラストの気味の悪さは、子どもでもわかるでしょう。でも、本当に恐ろしさを実感できるのは、悪い心を一度でも実感したことのある人間だけでしょうね。
    自分の、でも誰かの、でもいい。
    生きていると、どこかで必ず出くわす悪い心。
    手にしたときには、もう、どうにも後戻りのできない悪い心。
    よくぞ、こんなものを直視させる作品を送り出したものです。

    この本が怖くなるなるとき、人は壊れるのでしょう。

    投稿日:2021/04/15

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