まず、巣箱がもともと鳥を捕まえるワナだったことに驚きました。
そして、どうやって巣箱が世界中に広まっていったのかも初めて知りました。
ベルレプシュ男爵の、鳥たちへの愛情が数千の巣箱となり、それらの巣箱が鳥たちを守り、やがては森を救うことになります。
今では、コウモリやモモンガ、ペンギンの巣箱もあると知ってビックリ!
その巣箱も、色んな材質、形、色もカラフルでとても素敵ですね。
今年、私の家の隣のガレージに、スズメが巣を作りました。
ピィピィと賑やかなヒナの鳴き声と、せっせとエサを運んでくる親鳥の姿を見ると、何とも幸せな気持ちになりました。
そんな鳥たちが安心して暮らせる巣箱が、もっと身近に増えますように!
木々の美しい緑、鳥たちの可愛らしい姿、色とりどりの綺麗な巣箱など、挿絵もとても素晴らしく、眺めているだけでも楽しめる絵本です。