すばこ」 みんなの声

すばこ 文:キム・ファン
絵:イ・スンウォン
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年04月25日
ISBN:9784593505821
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 44
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  • そうだったんだ〜

    すばこがどのように広まっていったのか、ほのぼのとした雰囲気の絵とわかりやすい文章でかかれていました。鳥たちのおかげで守られた森を見ると、「数は力」だなと感じます。今ある自然を守って、のちの子どもたちに残そうとする人がもっと増えるといいなと思います。ラストに巣箱の材料や置き方のアドバイスなどがあって、作ってみたくなります。

    投稿日:2017/07/27

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  • 知らなかった!めからうろこ

    機会があれば、必ず子供に紹介したい絵本になりました。
    そういえば、巣箱ってなんのために置くのか考えたこともありませんでした。

    鳥が好きな人が単なる趣味で置いてみてるのかしら?そんな程度でした。

    数千も置けば森を救うほどの力になったのですね〜
    それが日本にも紹介されたようなので、その名残で、自然を守ろう、鳥たちを守ろうという目標をもって置いている方も多いのではないでしょうか。

    森が失われているというテーマの絵本はたくさんありますが、こちらの絵本も大変勉強になりました。


    投稿日:2017/07/27

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  • 興味深い

    すばこについて、くわしく書かれていて興味深かったです。このような歴史があるとは、おどろきました!
    絵もかわいくて、とっても読みやすいです。これは、読み終わると、すばこをつくりたくなりますね。自然や生き物と共に生きることについて、考えるきっかけになりそうな絵本だと思いました。

    投稿日:2017/07/24

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  • 自然と生きものの大切さ

    巣箱が鳥を捕まえる罠だったことを初めて知りました。
    その鳥たちを守るための巣箱を作った人がいることを初めて知りました。
    その巣箱で生活する鳥たちが、自然を守ったことも初めて知りました。
    でも、考えたら鳥が自然を守ってくれること、人の暮らしに重要な役割を果たしていることは理解できます。
    素晴らしい話の流れの中に、自然が次第になくなっていく現実が語られ、自分の周りに鳥が減ってきたことを振り返りました。
    人間は、自然や生きものたちと共に生きなければいけないと、改めて感じました。
    今年の課題図書として選ばれた本は、子どもたちにどのようなメッセージとして受け入れられるでしょうか。

    投稿日:2017/07/23

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  • 生活の中の芸術

     「すばこ」は、子供が鳥を観察したり、鳥が好きな人のためにあると、思っていました。こんな歴史があるなんて、びっくり!人のため、ではなく、ほんとうに鳥のための家だったんですね。

     きれいで、あたたかい絵にほっこりしました。さえずりが聞こえてきそう。世界各地のいろいろな巣箱は、カラフルで楽しい「生活の中の芸術」ですね。子どもにもわかりやすい文章も、よかったです。
     
     「すばこ」のこと、他の人にも教えてあげたくなりました。小さな子から大人まで、楽しめる絵本です。森にも庭にも、ステキなすばこがいっぱい増えるといいですね

    投稿日:2017/07/22

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  • 2017年読書感想文課題図書になっているこちらの絵本,そんな理由から親である大人の私もどんなものだろうかと興味があり読んでみました。
    しかし,読書感想文課題図書云々ではなく,こちらの絵本は本当に素晴らしかったです!!
    大人の私も知らないことだらけで,「そうなんだ!」と真剣に読み進み,読み終えた後には「この絵本は手元に置きたい!」という気持ちになりました。
    内容もイラストも,大人が読んでも興味が湧くものでしたし,「すばこ」について知ることができてよかったと心から思えるものでした。それはきっと,「すばこ」を作った男爵の鳥達に対する愛情と行動が本物であったからこそ成せる技なのではないでしょうか。
    「すばこ」は,私達の日常の生活にとても身近なものとまでは言えないかも知れません。実際に,私が生きている歳月で「すばこ」を目にしたことはほんの数える程しかありません。でも,だからこそ知ることが大切で,知ることによって実はとても人間とも深い関わりがあることもわかるのです。それが最後のページの1文ではないでしょうか。人間と自然との共存の大切さも改めて考えさせられる絵本でした。
    子供だけでなく大人にもおすすめの素敵な絵本に思いました。
    イラストも何度も何度も見たくなるものでした!

    投稿日:2017/07/21

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  • 小さな生き物のために

    この絵本を読んで、たくさんのベルレプシュ男爵の跡継ぎが
    生れてくれるといいなと思いました。
    とても美し絵本です。
    ベルレプシュ男爵と言う方のお話は、この絵本で初めて知りましたが
    素晴らしい功績を残された方なのですね。
    そして、巣箱が最初は鳥の罠であったとは驚きでした。
    でも、この絵本の巣箱の並ぶ森の風景は、鳥たちが安心して
    子育てをしたり、雨風を防げると思うと、ほっとします。
    巻末の細かな話も勉強になりました。
    生き物が住む環境がどんどん厳しくなっている今
    大切に伝えたい絵本だと思います。

    投稿日:2017/07/20

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  • 愛する気持ち

    人の手によってつくられた「すばこ」。
    もともとは食べるために、獲物を取るために作られたものだったのが
    鳥を愛する気持ちから、様々に変化していく。
    鳥を愛する気持ちは、鳥を守る気持ちになり、
    鳥の環境を作ること、整備することにつながっていく。
    鳥たちが落ち着いた環境で過ごすことで、人間にもたらされる様々なことがある、ということに気づきました。
    当たり前のようにある目の前の景色も、水も、木も、花も、
    愛情をもって育てるという気持ちが無くなれば
    すぐになくなってしまいます。
    自分が出来ることはきっとあるはずです。
    自分が何が出来るかを考えること、そして、
    出来ることを知ることが大切だと思いました。

    こうしなさい、という方法では、生き物や森はなくなってしまいます。
    けれど、自分自身がそれぞれ、考え、思いをはせること、
    愛情があれば、出来ることがたくさんあるのだと思いました。
    まずは目の前の大切にしたいものに目をむけることかもしれません。

    投稿日:2017/07/20

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  • やってみたくなりました!

    巣箱自体は知っていましたが、あまり見たこともないし、もちろん作ったこともないので、どこか遠い外国の話…くらいの感覚でした。

    でも、この本を読んで、もしかしたらできるかもしれない…と、すごく作ってみたくなりました。
    巣箱の素材、形、置き方はさまざまで、構想は尽きません。
    もしも、そこを鳥が利用してくれたら…と考えると、たまらなくワクワクしてきました!

    自由研究の課題としても最高ですね!
    たとえ、他にも同じテーマで研究する子がいたとしても、十人十色の研究結果がでそうです!

    投稿日:2017/07/19

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  • いきものの存在価値

    今話題のヒアリの女王アリは、たった一匹で
    繁殖するために飛んで移動するそうです。
    風に乗ると10kmも遠くまで。そして卵を産み、
    巣を広げ、人間の生活を脅かすといいます。
    こうなると子を持つ親としては、アリを見るのが
    とても恐ろしく、身近にいるアリすべてを
    駆除してしまいたくなるところです。しかし、
    繁殖力の強いヒアリも、女王アリたった一匹の時には、
    在来種のアリに殺されてしまうのだとか。

    この話をテレビで見たとき、衝撃を受けました。
    今まで価値を感じず、むしろ庭に巣を作るアリを
    邪魔にすら思っていたのに、もしかしたら我が家の
    守り神になるのかもしれない。

    ベルレプシュ男爵の鳥たちも最初は皆に邪魔に
    されたのではないでしょうか。糞や病気や匂い…
    鳥にまつわる迷惑なこともあるかもしれませんから。
    でも、ハマキムシの幼虫の一件で、人々は鳥の
    存在価値を知ったでしょう。そして鳥を呼ぶ巣箱の
    大切さを。

    人は、何かが起きなければ本当の価値を見いだせない
    事があります。だからこそ、注意深く命の大切さを
    考える必要がある。巣箱を置くだけでなく、自然に
    暮らせる環境を守って行くことも考えなくては
    いけないですね。

    投稿日:2017/07/19

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