3部作の最終話ですが、期待に違わず素晴らしい作品でした。父との冒険にワクワクし、多彩な色使いに息を飲み、ラストにほっこり心温まり、描かれていない未来にも想像が膨らみと、これでもかと楽しい要素が盛り込まれています。
特にサブタイトルにある洞窟壁画のシーンは、絵の細部までじっくり見て、思わず前2作を慌てて読み返したくなる仕掛けが。
タイトルのリターンも色々な解釈ができて面白かったです。
父が子どものもとに「戻る」
女の子が冒険した世界に「戻る」
父も以前冒険した世界に「戻る」
色が世界に「戻る」
成長した女の子は男の子とともに、きっとあの世界に「帰る」
読者が童心に「帰る」
皆さんはどんなリターンを思い浮かべるのか感想を聞いてみたい。