王さまと九人のきょうだい」 みんなの声

王さまと九人のきょうだい 訳:君島 久子
絵:赤羽 末吉
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年11月25日
ISBN:9784001105575
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 80
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80件見つかりました

  • クイズみたい!?

    面白い名前と特意技を持つ9人兄弟。
    王様に次々と無理難題をふっかけられます。
    それを難なくクリアしていく単純明快なストーリーですが、
    次はどうやって解決するのかを、名前をヒントに
    推理するのが、面白かったようです。
    予想が当たったときも、予想ができなかったときも
    次の展開が楽しみなお話です。

    投稿日:2011/01/21

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  • 中国昔話

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    息子が自ら読みたいといったので読みました
    中国の昔話で
    子供のいないおじいさんとおばあさんに9人の兄弟が生まれます
    9人それぞれ得意があり、国の王様が次々出す難題に
    一人ずつそれぞれの得意を生かして立ち向かっていきます
    そして最後は意地悪な王様をやっつけるというお話なのですが
    3歳児には火あぶりとかタコ殴りとか
    若干刺激的な場面が多く、
    息子は眉間にしわを寄せて読んでいました

    何か悪いことをしたわけでないのに
    「国を脅かす存在」という理由でいじめられる事が理解しがたい点だったようです

    兄弟のよさや得意を生かすことなど
    昔話ならではの教訓が詰まっているように感じます
    もう少し大きくなったらもう一度読んであげたいです

    投稿日:2010/12/27

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  • お相撲さん?

     息子が,モンゴル出身のお相撲さんをテレビで見て,「このお相撲さん,前に読んだ絵本に出てくる人に似ている。」と言ったのがこの絵本のことでした。

     息子が5歳の頃に読んで聞かせたと思いますが,結構お気に入りで,よく読んでくれとせがまれました。
     九人の兄弟の名前がそれぞれの特徴に因んだものになっているのですが,「ぶってくれ」,「切ってくれ」などとても名前とは思えないものもあり,それが面白いようでした。

     王様が次々に繰り出す「悪巧み」を跳ね返す兄弟の活躍が,痛快な絵本ですが,人それぞれが持つ個性を短所として考えるのではなく,長所として生かすことが大切だと感じさせる作品でもあると思います。

    投稿日:2010/11/25

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  • テンポがいい

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    低学年への読み聞かせの本を探していて、見つけました。

    子供がほしいという老夫婦にいっぺんに9人もの子供が生まれるのは
    ありえないんですけれど、、
    しかも、その子供達の名前=特技になってるところが、民話らしいです。

    ストーリのテンポがよく、次から次へと出される王様の難題に
    息子達がどんどん答えていく様子は、引き込まれました。
    お話のテンポがよく痛快で良かったです。

    中国の民話にありがちですが、日本のものに比べてありえないくらい大げさなのがいいです。

    投稿日:2010/07/05

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  • 民話好き次女の二番目くらいに好きな本

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     中国の昔話のようです。似たようなお話は他にもあります(五人兄弟バージョンなど)が、九人兄弟のこれが、次女の一番のお気に入り。

     子供に恵まれないおばあさんが、湖に涙をこぼすと仙人が現れ九つの丸薬をくれます。これを飲むと子供に恵まれるというのです、初め一つ飲んでみますが効果が現れません。一年たって全部いっぺんに飲むとたちまち九人の息子に恵まれます。
     でも、おばあさんの家は貧乏。こんなにたくさん育てられない!と嘆いていると仙人がまた出てきて、何も心配しなくても子は育つ、と言ってくれるのです。
     その後すくすくと大きくなった子たち。
     ある日王様の宮殿の大きな柱がとれてしまう、という事件が起こります。「ちからもち」がその柱を直したことから、王様の無理難題が始まります。九人兄弟が知恵を絞って、それぞれの特技、例えば「はらいっぱい」「あつがり」「さむがり」「ながすね」などを使って、王様のひどい仕打ちを打ち負かすのです。その難題が結構ひどい。8日間何も食わせなかったり、、、など。どんな難題にどの子の個性が光るのかは、読んでからのお楽しみでしょうか。
     最後は「みずくぐり」が、飲み込んだ川の水を王様に吐いて、一件落着!九人兄弟の村は、意地悪王様の治世から逃れることができるのです。

     民話には生きるすべのエッセンスがたくさん詰まっていますが、次女はそんなこと関係なくこのお話が純粋おもしろいようです。

    投稿日:2009/12/08

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  • 九人の名前は?

    • いーめいさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    教科書に紹介されているこの本を、読み聞かせしました。

    赤羽さんの絵がよくて「大陸の顔」をしている兄弟たち。
    名前がそれぞれの特徴を表しているのでわかりやすい。
    (九つ子なのでみんな同じ顔で、見ただけでは分からないから)
    後半には次は誰が活躍するか、想像していた子どもたち。
    「ながすね」と言う名前が何を表しているのか
    いまいち分からなかったようですが、「ここのこと」と説明すると
    「えーっっ!?」と驚いた様子でした。

    お話しは少し長めですが、子どもの好きな繰り返しや
    予測を付けて聞くことができるお話しなので、
    とても楽しそうに聞いてくれました。

    投稿日:2009/11/06

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  • 小2への集団読み聞かせで、食いついた絵本

    • あけみぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 岡山県
    • 男の子7歳、女の子5歳

     わが子のクラスで読み聞かせしました。その後息子が「あの本、面白いと思った子が多くて、学校にある同じ本読んでる子がたくさんいるよ」と言ってくれました。
    朝の読書の時間わずか10分間に読みきかせして、少々時間オーバーしたのですが、子ども達はよく聞いてくれました。「ながすね」のところで、「すねってどこかわかる?」と尋ねると、知らない子もいたりして。
    良質の絵本は、こんなにも子ども達をひきつけるものなのか、とあらためて思った一冊です。

    投稿日:2009/05/02

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  • 「ながすね」って・・・

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    子宝に恵まれなかった老夫婦のもとにやってきた9人の子供たち。
    それぞれ特別な力を持つ子供たちは、悪い王様を次々と驚かせます。

    子供たちの名前に最初驚きましたが、それぞれの力を表していたのですね。
    「ちからもち」や「くいしんぼう」などはどんな力か想像できますが、中には見ただけではちょっと分からないものも。
    一番ビックリしたのが「ながすね」です。
    名前だけじゃどういう意味かピンと来なかったのですが、長いすねだったのですね。
    確かに赤ん坊のながすねは、すねが長い!
    このながすねの活躍する場面では「えーっ!」と声を出しそうになりました。

    途中からは話の展開が分かるような内容ですが、それでも充分楽しめます。
    典型的な勧善懲悪もので、最後はスカッとした気分になります。

    投稿日:2009/02/20

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  • 子供達はなりたいみたい

    • ゆろぽんさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳、男の子6歳、男の子4歳

    子供が、この本を読んで、なりたいっと言いました。
    どんな本かなぁっと思い、読んでみると・・・
    九子が生まれ、それぞれ得意な特徴をもってて
    それをいかして、皆で力を合わせ、
    悪い王様に勝ったはなしです。
    飛びぬけて不死身な体におどろきです。
    何もかも、完璧にこなせる子はいないよ!
    それぞれ得意な事を見つけれたらいいんだよ!っと
    言うことが分かりやすい本でした。
    ぜひ読んでみてください。

    投稿日:2008/12/09

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  • 「切ってくれ」って、名前なの

    • 雪ねこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子4歳

    娘が「学校で読んですごく面白くて、ママに見せたいから図書館で借りる!」と言って図書館から借りてきました。

    子供のいないおじいさんとおばあさんが、老人(神様?)から授かった9人の息子達。その身体的特徴からつけた名前は「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ぶってくれ」「ながすね」「さむがりや」「あつがりや」「切ってくれ」「みずくぐり」。
    そして若者に成長した息子達は協力してその特性を生かし、意地悪な王さまに立ち向かう…。というお話です。

    娘の言うとおりとても面白かったです。息子達の名前が決まった時から「どうなるの?どうなるの?」。王さまの無理難題がふりかかる度に「どうする?どうする?」私のハラハラを尻目に、九人の息子達は、なんとも爽快に、いともたやすく難問を解決してゆくのです。

    大人も子供も最初から最後まで楽しく読める本です。

    投稿日:2008/11/05

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