ステラと弟のサムは、一日中海岸で過ごしました。
サムにとっては、初めての海。
「海って、大きくて騒がしい…」
というサムの色々な質問に、ステラはていねいに答えていきます。
「ヒトデは、空から海に恋しちゃった流れ星なの。」
なんて、メルヘンチック!
聞きたがり屋のサムは、次から次に、質問をします。
そして、海に入るように誘うのですが、
「うん、いまはいい。」
そんなくり返しのなかで、姉と弟のやりとりが、時に煩わしくなって、ごまかしたような答えをしたり…
微笑ましいきょうだいの会話が、次はどう展開するのかと、楽しくてたまりませんでした。
ほわほわっとした人物の描き方が、お話の要素を盛り上げ、淡い青色を基調とした色遣いも、目に優しく写りました。