ペレのあたらしいふく」 みんなの声

ペレのあたらしいふく 作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:小野寺 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1976年02月
ISBN:9784834004625
評価スコア 4.82
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みんなの声 総数 82
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82件見つかりました

  • 『もったいない』再確認

    「アンナの赤いオーバー」と重なる絵本ですが、スゥエーデンで1912年に出版されている絵本です。ペレが過ごした時代は日本では大正時代でしょうか。
    自分の新しい服を手に入れるためにペレは色々なお仕事をします。自分の羊の世話に始まって、畑の手入れ、家畜の世話、おつかい、小さいこどもの世話など。昔のこども達は洋の東西に関わらずみんなやっていたことなのだそうです。新しい服に満足そうなペレですが、きっと大事に大事に着たのだろうと想像出来ます。
    私も物をもっと大事にしなくては。『もったいない』の意味を再確認します。

    投稿日:2006/02/24

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  • 私のお気に入りです

    • まきしむさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    絵がとってもきれいで癒されます。そして内容も最初に飼っていた羊の毛で最後は洋服が作れる、というものですが、その服が出来るまでの過程も子供の勉強にもなるし、最後の羊にお礼をいうシーンもとってもいい!!もっともっと色々な人に読んで欲しい本です。文章もベスコフの本にしては長くない方なので3歳くらいから大丈夫だと思います。

    投稿日:2006/02/01

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  • ものづくりってワクワクするね!

    • はらりさん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子0歳

    自分が苅ったひつじの毛からお洋服ができてしまう・・・小さい頃ものすごくわくわくして出来上がる様を見守っていた記憶があります。個人的には「毛をすく」というところに一番ひかれました!こんな本に触れることによって今の手作り大好きな私が作られたのかなあと今になって思います。

    投稿日:2005/02/24

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  • 物の大事さをわかってほしい

    • アンズパイさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    あたらしい服を一枚買うのも今は本当に簡単だけれど、
    昔は大変でした。
    今の子供たちにはきっとわからないでしょう・・。
    羊の世話から洋服が仕立て上げてもらうまで、ペレは様々なことを経験します。
    ちょっとでいいからうちの子供たちにもおぼえていてほしいな・・。

    かなり昔の本ですが、良いものは残るんですね。

    投稿日:2004/12/01

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  • ペレの満足そうな顔に拍手!

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子8歳

    ペレは大きくなって服が小さくなってしまうのです。
    新調するのに、彼は自分で調達したのです!
    羊さんから毛をもらって、糸をつむぎ、染め、織って
    仕立てて・・・。
    服の製作過程が見事に丁寧に書かれています。
    出来上がったときのペレの満足そうな顔といったら・・・!

    私も子どもの頃読んで、ひたすら感心した記憶があり、
    再び出会った時は自信を持って子ども達に読み聞かせました。

    投稿日:2004/11/29

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  • お金では買えないしあわせ

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳

    『幸せの絵本』の中にこの絵本は載ってないのですが、金柿パパおすすめの『アンナの赤いオーバー』(残念ながらこれもまだ読んだことないんです。)の、ムースさんの感想を読んでぜひ読みたいと借りてきた絵本です。
    ロングセラーになっていて、題名も聞いたことがあるのに、今まで手にしてみなかったのが残念です。(大好きな水色の表紙なのに、どうして気づかなかったのだろう?!)

    まず、絵が美しいです。のどかな田園風景と働く人々の表情、実にいいですね。
    そして、ひとつの物(あたらしいふく)を作り上げるのに、どんなに手間ひまがかかっているのか、何でもお金さえ出せば手に入ると考えがちの、現代っ子たちにもぜひ伝えたいことですよね。
    自分のふくを自分で手に入れるために、ペレ少年がしたことは?
    例え裕福ではなく、大変な暮らしぶりだったとしても、ラストのペレの誇らしげな顔は、しあわせその物です。
    子供たちと、語り合いながら読みたい絵本です。

    投稿日:2004/10/18

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  • ふくを作るのは大変な仕事

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳

    ペレが自分で手に入れた新しい青い服。彼はきっと大事に大事に着ることでしょうね。大勢の人の力を借りて、しっかり作った服は、きっと長持ちすることと思いました。

    服がどうやったらできるのか。そんなこと、今の子供は考えたこともないと思います。だって、服は買ってくるもの、せいぜい、布から縫うものなのですから。

    投稿日:2004/01/23

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  • 生活の営みが描かれた絵本

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子8歳、女の子3歳

     昔の人はこんな風に生活を送っていたんだよ…。息子は羊の毛が刈られ、糸を紡ぎ、糸を染め、布を織り、洋服が出来上がるまでの工程を興味深く見入りました。それがすべて、一人の男の子ペレ自らの働きであったことにも心が奪われます。誇らしげに新しいお洋服を着て、教会に?向かうペレの姿に思わず胸が熱くなり…。息子の「もう一度読んで」のリクエストに、やった! 彼も感じてくれた…。お手伝いをするペレの姿がいじらしく、可憐です。べスコフの美しいイラストに心を洗われるような大判絵本。おすすめです。

    投稿日:2002/11/16

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  • 羊の毛から洋服ができるまで・・・

    • かあぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    ペレは、自分で世話をする自分だけの子羊を1匹持っています。子羊もペレも大きくなり、子羊の毛は長く長くなったのに、ペレの上着は短くなっていきます。ある日、ペレは子羊の毛をみんな刈り、おばあちゃんに持って行き、すいてもらうよう頼みます。おばあちゃんはペレが代わりに畑の草取りをしている間にすいてくれました。それを持ってもう一人のおばあちゃんに糸に紡いでもらうように頼み、代わりに牛の番をします。その後も糸を染める染め粉を手に入れ、自分で染め、糸を布に織ってもらい、洋服に仕立ててもらい・・・。自分の力で羊の毛から自分の洋服を作ってもらっていくペレには、読んでいる私も感心します。うちでは、娘が幼稚園の頃とても気に入って読んでいました。また、ベスコフの絵には心が和みますね。

    投稿日:2002/06/22

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  • 3月に

    スウェーデンの作家、エルサ・ベスコフさんの絵本です。ペレは自分の羊を飼っています。その羊の毛を自分で刈って、自分でできないことは、相応しい大人に頼んで、服を作ってもらいます。頼まれた大人は、ペレにそれ相応の仕事を頼みます。子どもをきちんと一人の人間として扱っているのが素敵です。

    投稿日:2025/03/24

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