わすれられないおくりもの」 みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  • 死んだ後でも

    死について描かれた本です。
    やはり、子供には難しかったかな。
    ぴんとこなかった様子です。
    私としては、感動する作品でした。
    死という別れがおとずれても、思い出が自分達の中に残っていると考えれば、悲しみも和らぐのかもしれませんね。

    投稿日:2012/03/19

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  • 悲しいけど心が温かくなるやさしいお話

    5歳の娘にはまだだいぶ早いかなという印象。噛み砕いて内容を説明してやれば理解はできるでしょうが、それに対して何かを感じたり、感動したりするにはいたらないと思います。小学生以降向けかな。

    親の私が読んだ感想としては、数年前に亡くなった義母を思い出し、直に泣けました。たいせつな人の死を、どう受け止め、どう乗り越えていけばいいのか、義母(娘にとってはおばあちゃん)の死を通して、理解していたつもりでいたけれど、改めて考えさせられました。娘にはばあばのことを忘れてほしくないという思いから、ことあるごとに義母の話をし、お空で見守っていてくれているんだよと教えています。

    投稿日:2011/12/11

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  • 死の乗り越え方

    親しい者の死の乗り越え方と作者:スーザン・バーレイさんの死生観が描かれている
    絵本でした。

    実は、この本のことは何度も色々なところでお奨めとして紹介されているにも関わらず、
    以前、子供の為に絵本の配本サービスを受けていた時に、そこの代表者が、
    「この絵本は子供向けではない」と、強い口調で論じていたのがとても印象に残って
    いて、ある意味問題作なのかな?、というイメージがありました。
    そして、今回、また息子が先生のお奨めで、学校から借りてきました...

    読んでみて、確かに小さな子供向けではないな、と思いました。でも、私の“死”に
    対するイメージ −「死んで、からだがなくなっても、心は残る」− と妙にあてはま
    る感じなので、読んでいて、すんなりと心の中に入ってくる絵本でした。

    まだ年を取っていても両親は健在で、幸いなことに人生の中で、恋愛で惚れた腫れた
    以外に愛する者を亡くしたことのない私には、死の乗り越え方を優しく説いてくれて
    いるようにも感じました。

    でも、お奨めとは書けません。とても繊細なテーマで、やはり受け入れられる・られない
    は、その人の感性によるだろうな、と思うからです。でも、私には、心に残った話でした。

    投稿日:2011/07/31

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  • 悲しすぎる・・・

    悲しいアナグマさんの死。。。
    でも、仲間たちはそれを乗り越えていきます。
    わすれられないおくりものを通して・・・。

    悲しい死。
    だけど、死は悲しいばかりじゃない。
    そんなことを教えてくれる本です。
    読みながら子供と一緒に
    泣いちゃいました。
    読み終わった後もしんみりしちゃいます。

    生きていくうえで、とっても必要な1冊だと
    思います。

    だけど、私は絵本は楽しみたいので
    悲しすぎるこの絵本は☆4つで。

    投稿日:2011/06/07

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  • 幼い子には難しい

    • ももうさ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳、女の子1歳

    物凄く有名で、評価も高いこの絵本。
    やっと手に取って読むことが出来たのですが、
    正直、この作品、
    幼い子供では、読みこなせないのではないでしょうか・・・。

    小学生以上、特に大人が深い深い感銘を受けると思いますし、
    小さな子供が、死の“受け止め方”に戸惑っている時は良さそうです。

    ですが、この抽象的な表現で、
    死を“理解”するのは、少し難しいと感じます。

    理解の一助とするには、
    「いつでも会える」や「くまとやまねこ」などの方が、
    分かりやすい・伝わりやすいと思いました。

    身近な人が亡くなったので、娘に読み聞かせしようと思いましたが、
    3歳にはまだ早そうな作品です。

    投稿日:2011/05/01

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  • コレはイイものです

    私の子供が学芸会でこの“わすれられないおくりもの”をやりました。
    最初は『えー。』『やだぁーもっといいものが良い』という声もありました。
    けれど内容を先生が教えると
    『やってみたいっ』と言う子供が増えたそうです。
    私も子供による読んであげました。
    内容は凄くイイもので…
    私も子供たちと一緒でこの本が好きになりました。
    内容をよく知れば、この本はもっと素敵なものになります。
    どうか読んでみてください。

    投稿日:2010/03/25

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  • 大切なことを伝えるための絵本

    • ぴあのさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県

    とても難しいテーマを扱っていますが、読んでいる間は、何とも言えない穏やかな時間が流れていました。
    やさしいタッチの絵は、『アナグマ』さんをはじめとして、登場する動物たちの人柄(?)までもが伝わってきそうなそんな温かさにあふれています。
    読み取る内容は、人によってそれぞれ何通りもありそうな気がします。
    歳をとるということ、亡くなるということ、そして、どんな風に生きるかということについて、子供たちには、ぼんやりとでもいいので、このお話を通じて何かを感じてもらえたなら嬉しいです。

    投稿日:2010/01/18

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  • 温かなお話

    主人公のアナグマが「母」のような、大事な存在感を絵と文で上手に表現しているお話です。

    みんな誰かに教わって成長していく、みんな一人では生きていけない、
    そういうしんみりくるお話でした。

    小学生から大人まで温かくなりたい人におすすめの作品です。

    投稿日:2009/12/09

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  • 寄り添う気持ち

    • ヒヨリママさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    この本は娘が幼稚園に入園した4月に、幼稚園からのお誕生日プレゼントとして頂きました。

    しかしながら娘の誕生日は3月で、注文してからおよそ1年が過ぎようとしていた頃に、手もとに届いた本でした。

    娘は覚えたてのひらがなを一字一字たどりながらページをめくりじっとアナグマの絵を眺めていました。
    きっと彼女には字を読むのが精一杯で、文章として読み取れてはいなかったと思いますが、やけに真剣な眼差しに胸が熱くなりました。


    死を考える本を多く読むようになり、何かを意図的に残すことよりも大切な人の記憶に残る生活を送れらなと思うように感じた1冊です。

    子どもたちをいつも強く必要以上に叱ってしまう自分に、娘に寄り添う気持ちをアナグマは教えてくれたように感じました。

    投稿日:2009/04/16

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  • 死について考えさせられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この作品は、スーザン・バーレイが、美術学校の卒業制作としてつくっていたもの。
    原題は、「BADGER’S PARTING GIFT」

    身近な人を失ったときにどう対峙していくかを、正面から捉えた作品で、非常に評価の高い作品です。
    物語は、森のみんなに愛されていたアナグマが、死んでしまうところかた始まります。
    死を、長いトンネルを超えてという描写をしています。

    森のみんなは、悲しみに打ちひしがれているのですが、次第にアナグマの思いでを語り合うようになります。
    すると、みんなアナグマが宝物となるような知恵や工夫を残していたことに気づき、その残してくれた豊かさで、みんなの悲しみも消えてしまうのです。

    肉体は滅んでしまっても、心は永遠に残っていくということを、かなりわかり易く描いています。
    このテーマで絵本を見事に完成したスーザン・バーレイに力量には、感嘆せざるをえません。
    とは言え、小さな子供向きの絵本ではなく、大人でも十分に考えさせられる絵本だと思います。

    小川仁央さんの訳が、絶妙なのも高評価の一因でしょう。

    投稿日:2008/07/27

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