わすれられないおくりもの」 みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  • 姪っ子曰く「悲しいお話・・」

    小学校4年生になる姪っ子にこの絵本を読ませてみた。「感想は?」と私が聞くと、少しはにかんだ表情で「悲しいお話・・」と答えた。一瞬・・それだけかい!!と突っ込みたくなったが、よくよく姪っ子の顔を見てみるとけして一言では言い表せない何かを感じ取った様子。
    私の感想はと言うと・・「う〜ん・・悲しいお話?」私の表現力では姪っ子と同じが限界だ。でも、アナグマさんみたいに沢山の人から惜しまれる人になりたいなあ〜とつくづく思う。

    投稿日:2006/03/23

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  • 静かに、じわーっとあたたかい気持ちが・・

    評価をずいぶん迷ったのですが、後半のアナグマさんとの思い出を語る言葉がすこしもってまわった感じなのが気になって、ひとつ評価をさげました。
    また挿絵も実はあまり私の好みではありませんでした。
    ですが、トータルで見ると、優しくほんわかしたアナグマさんのイメージと、語り口や絵などはマッチしていると思うのでこの絵、この口調だからこそ心を打つのかもしれません。
    すっきりとまとまった文でないからこそ、動物達にリアリティを持たせることができるのかも・・・。
    みんなの心にたくさんの種をまいて、その種がそだっていくようすに、死別の悲しみがいやされていくというストーリーはとても共感できるものでした。
    読後感も、じわーっと後からしんみりほっこりしてくる感じで名作として読みつがれているのも頷けます。

    投稿日:2004/11/11

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  • 思い出と共に生き続ける。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    小学校の教科書にも掲載されたお話ですね。
    この絵本の本当に言わんとするところがわかるのは小学生になってからかもしれませんが、是非幼児期から読み聞かせたいお話です。
    年をとって死んでしまっても、たくさんの思い出と共に生き続ける。
    私もそんな人間でありたいとおもいました。

    投稿日:2003/11/17

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  • 大切な思い出は、いつまでも。

    「死」をテーマにしているけど、心温まる物語でした。
    大切な人との別れ程、悲しいものはありません。けれど、一緒にいた時の思いでは、いつまでも自分の中で生きている。
    優しくて、いつもみんなの頼りにされていたアナグマさんの冥福を私も祈りたくなりました。
    テーマがテーマだけに、子どもによっては好き嫌いが出る作品かも。うちの子はちょっと、ひいてました。

    投稿日:2003/02/13

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  • みんなが大好きなアナグマの死。でも、みんなの中でアナグマは生き続ける。ずっとずっと。身近な人の死、ペットの死、悲しいけれどいつかは誰もが経験することですね。それを受け止め、乗り越えていかなくてはなりません。幼い子どもに「限りある命」の尊さを優しく伝えてくれる一冊です。中学生、高校生、大人にもおすすめします。



    投稿日:2002/07/21

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  • 「ありがとう、アナグマさん。」

    • かあぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    賢くてみんなに頼りにされているアナグマは、たいへん年を取っていました。アナグマは死ぬのがそう遠くないことをわかっていましたので、友達にもあまり悲しまないようにと言っていたし、手紙も書いていました。ある日、いつものように「おはよう」を言いに来ないアナグマを心配して集まったみんなは、アナグマの死を知ります。動物たちは悲しみ、そしてアナグマの思い出を語り合い・・・。死をあつかったお話しなので、お子さんの年齢によっては受け止め方がかなり違うと思います。「亡くなった人を思い出し、いつまでもその人の話しをすることが何よりの供養」と言うのとおんなじですね。

    投稿日:2002/06/24

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  • 切ないです!

     子供に人の”死”というものを教えるのは難しいものですよね。生きとし生けるものは皆死んでいく。そして残されたものはその悲しみを乗り越えなくてはならない。切ないけれど、長い歴史の中でだれもがやってきたことです。
     そんな、生きる者にとって特別なことを、特別な事としてあえてとらえず、静かに諭してくれるのがこの本です。
     誰の心にも、亡くなっていった人の”思い出”が残るんだよ、と優しく教えてくれます。
     大人の私が読むと、ちょっと泣きそうになりますが、子供達には実感が湧かないでしょうね。でも、人の死に間近に触れた事のあるお子さんには、いくらかでも励ましになるかもしれません。
     気持ちを前向きにしてくれる一冊です。

    投稿日:2002/06/10

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  • アナグマの死

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    とてもいいお話です。みんなから頼りにされていたアナグマが死んでしまいます。みんなはアナグマの死をとても悲しみます。そしていつもいつもアナグマの思いでを語り合いました。そしていつしか悲しみも消え楽しかった思い出だけが残りました。この本を読むことで困ったことはみんながアナグマの思い出をかたりあうので、アナグマがしんでしまってからも絵本に登場してくるのです。だから子供に「アナグマはいきていたんだ」と言われることでした。「みんなアナグマのことを思い出しているんだよ」とはなしても当時4歳だった我が子にはまだ理解ができなかったようです。

    投稿日:2002/04/27

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  • 死を表現している

    死を表現する絵本はいくつかありますが、この絵本の特徴としては、死が長いトンネルという、子供には少し抽象的すぎる表現です。
    いろいろなことを教えてくれたアナグマさんの死は悲しいけれども、いろいろなことを教えてくれたから悲しいのか、いろいろなことを教えてくれない人であっても、大切な人の死は悲しいのではないか・・などと、いろいろなことを考えさせられますが、こういった、故人の生前の人生や関わりを感慨深く思い起こして死を悼む・・ということは、子供には難しすぎ、わかりにくいと思いました。
    この絵本に感銘しているのは、子供ではなくて大人であることも着目すべき点だと思います。つまりこの絵本に共感できるのは、ある程度の人生経験のある大人であって、子供向けではない、子供向けであるとしたら、もう少し分かりやすい死の表現が必要である・・と思います。

    投稿日:2007/10/17

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  • 大人が好きな死の本

    大人が好きそうな死についての絵本です。
    でも実際はこんな綺麗な言葉では表現できません。
    死とは暗くつらく悲しいもの。
    その実体ないもの、が死。
    本当の死についての話がききたい。

    投稿日:2011/05/22

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