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朔と新」 みんなの声

朔と新 著:いとう みく
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2020年02月06日
ISBN:9784065175521
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,098
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  • 輝いています

    かつては視覚障害者の伴走でマラソン大会に参加したり、代々木公園の練習に参加したりしていたので、臨場感を持って読み終えました。
    視覚障害ランナーでいちばん大変なのは、事故や病気で視力を失った中途失明者です。
    健常者でいたときの視覚がなくなったことへの恐怖心でしょうか。
    そういった意味で、この小説の朔は素晴らしいチャレンジャーでした。
    朔の失明について、新の持つ後ろめたさ重さとともに話は進行します。
    そこにマラソンを持ってきたことが、何よりも素晴らしいことだと思いました。
    走ることは、頭の中のあれやこれやを払拭してくれるからです。
    朔と新は、伴走ということで深くて暗い溝を飛び越えたのだと思います。
    素晴らしい青春ドラマでした。

    投稿日:2023/04/15

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  • すごい、すごい・・・
    やっぱり、いとうみく氏は、すごいです

    兄弟の名前
    仙台の祖父母のうちに向かう高速バスでの事故
    兄、朔(さく)の失明
    弟、新(あき)の心のぐちゃぐちゃ
    母との確執
    家族だから、見えないもの、わからないもの
    ブラインドマラソン
    障がい
    個性ある人との出逢い
    異性と個性
    伝え方
    受け入れるーということ

    怒りや、後悔
    どうしようもない現実
    周囲の目ーそれは、自分自身が勝手につくってる???
    ぐちゃぐちゃ の心の糸を
    解きほぐすかのような

    す、すみません
    文章にできない位に
    いろいろな思いが溢れてきます

    なんたって、吉瀬くんが出てきた!!!
    なんとなく
    なんとなく「車夫」の感覚が思い出されていたんです
    で、名前を伏せて、初対面で・・・
    あれ、この素敵な感じは・・・
    と、思ったら、車夫の吉瀬くんじゃありませんか!?

    素晴らしい!!
    本当に、素晴らしいです

    人生きれいごとだけではありません
    でも、思春期、純粋な時期に
    いろんなことで悩んで、悩んで、いっぱい悩んで
    自分が体験してないことを
    こういう作品で想像し
    よくわからない「自分」の幅を広げて
    成長していってほしいなぁ
    と、思います

    ブラインドマラソン、障がいについても
    ものすごく取材、勉強したのではないでしょうか
    関わっている方々の
    素敵な、個性ある人間性を
    うまく引き出してくださっているように
    思います

    また、この作品といとうみく氏を
    若いママに
    お薦めしてきました(笑

    投稿日:2020/06/20

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