なぜか、人間の勝手で悪役にされるカラスを、私はかわいそうだなぁ〜といつも思っていました。
たまごにいちゃんでも、すごい悪キャラ・・・
でも、なぜか、悪役なら悪役で気になっちゃうことってないですか?
野球の楽天のカラスコに通じるような(^^ゞ
たまごにいちゃんが真面目路線の主役級だとすると、このからすのたまごにいちゃんは、脇役の悪役でした。でも、この絵本で主役になり、「だから、たまごにいちゃんに・・・」って、実はたまごにいちゃんを思っての事・・・って気づかされる訳で、あきやまワールドのすごさだなと、とても感心しました。
コミュニケーションの大切さを感じる現代に、一石を投じているようにも思います。
親子ではもちろん、なんとなく人間関係で悩んでいる人にもお薦めしたくなる世界です。