からすの たまごにいちゃん」 みんなの声

からすの たまごにいちゃん 作・絵:あきやま ただし
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年05月
ISBN:9784790251699
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 50
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  • 脇役から主役へ

    なぜか、人間の勝手で悪役にされるカラスを、私はかわいそうだなぁ〜といつも思っていました。
    たまごにいちゃんでも、すごい悪キャラ・・・

    でも、なぜか、悪役なら悪役で気になっちゃうことってないですか?
    野球の楽天のカラスコに通じるような(^^ゞ

    たまごにいちゃんが真面目路線の主役級だとすると、このからすのたまごにいちゃんは、脇役の悪役でした。でも、この絵本で主役になり、「だから、たまごにいちゃんに・・・」って、実はたまごにいちゃんを思っての事・・・って気づかされる訳で、あきやまワールドのすごさだなと、とても感心しました。

    コミュニケーションの大切さを感じる現代に、一石を投じているようにも思います。

    親子ではもちろん、なんとなく人間関係で悩んでいる人にもお薦めしたくなる世界です。

    投稿日:2008/03/27

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  • いたずらに否定的でないのが良い

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    たまごにいちゃんシリーズではあるものの、今回の主人公は何かにつけ、たまごにいちゃんの殻を割ろうとしたからすです。
    割ろうとしたいた理由が、この絵本でわかってスッキリしました。
    こんな展開を考えているのですから、あきやまさんは凄いと脱帽せざるを得ません。
    小学校1年の次男ともども、大いに納得でした。

    また、いたずらについてのあきやまさんのコメントに、いたずらの中に個性を伸ばす可能性を見いだしていたから、母親には感謝しているとありました。
    いたずらを決して否定的な立場で描いていないので、好感が持てました。

    たまごにいちゃんを知るうえで、必読書です。

    投稿日:2008/03/01

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  • 母としては成長がやっぱりうれしい

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    おっ・・でました!って感じで飛びついた絵本です。
    たまごにいちゃんに出てくるからすとは思ってなかったのに・・・そのからすが元は一緒のたまごにいちゃんだったとは・・・!!


    たまごがいい訳がいたずらできるからとは・・・さすがからすのたまごにいちゃんです。

    たまごにいちゃんファンの我家にとっては『おお〜』と目から鱗のような展開でした。
    ちょっとブラックユーモア的ででもそれが子ども心をガツンとつかんで・・たまごにいちゃんよりすきになってしまったようです。

    たまごにいちゃんをいつもつつくのは・・・優しい気持ちがあったんだ!!
    なんか実体験したからこそ言える言葉『そんなもん・・わっちまったほうが
    すごくたのしいのにな・・』
    が母としてすごく嬉しい言葉だなと思いました。

    投稿日:2008/02/03

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  • 息子が大好きです。

    息子はたまごにいちゃんシリーズが大好きで、以前から「からすのたまごにいちゃん」を読みたがっていました。息子は甘えん坊で、よく赤ちゃん返りをしています。だからとても共感できる内容みたいです。

    最後の、からすのおにいちゃんの「そんなもん わっちまったほうが すご〜く たのしいのにな」という言葉がとても効いています。経験した者でないと出ない言葉だと思いました。

    成長ってとても好ましいものである反面、子どもにとっては微かな痛みとでもいうのか、心の成長痛のようなものを感じるものなのかもしれません。子どもが言葉にできない気持ちをよく表しているシリーズで、子どもに人気があるのもそんなところかもしれないと思っています。
    読み終わった息子は「この本ほしい」と言っていました。またしても気に入ったみたいです。

    投稿日:2007/11/22

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  • そうだったのか〜

    • リーパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、女の子4歳

    たまごにいちゃんシリーズの特別編という感じです。
    たまごにいちゃんにも出てくる「からす」が主役なんだけど、このカラスも元たまごにいちゃん。
    たまごを脱いだ理由がわかって、なるほど〜と感心してしまいました。
    口下手のいたずらっ子のカラス君も
    外の世界の楽しさを判ってもらいたいなんて
    心身の成長ってたくましいですね。

    投稿日:2007/11/10

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  • 意地悪じゃなかったんだ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもが(大人もかも)意地悪やいたずらをするのは、なんらかの理由があるものですね。
    本人は意地悪だと思っていないことだってあるのです。

    子どもたちはちょっとした気持ちのすれ違いで、意地悪された〜って思ってしまいますが、
    よく聞いてみると、言葉が足りなかったり、適切ではなかったり、
    言葉がうまくでなくて、まちがった態度にでてしまっていたり。。

    そんな不器用な子どもが多いのです。

    周りのともだちにも、きっとこんな子がいるはずです。
    これを読んだ子どもたちが、理解しあえるといいなあと思いました。

    投稿日:2007/11/01

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  • なるほど〜、そう言うことか!

    お馴染みたまごシリーズですが・・・何故カラスなんだ??
    妙に気になる。
    と言うことで早速読んでみました!

    途中まではいつものたまごシリーズの展開を見せてたこの絵本。
    と・こ・ろ・が・・・

    今回は違った!!

    たまごシリーズやまめうしシリーズなどにも登場してくるあ
    の、
    意地悪からすの意外な過去が!!今回証されるのです(*’▽’*)わぁ♪

    こういう過程があって、このキャラ誕生だったんだね!って家族で「なるほど〜」とうなずいちゃいました (^◇^)
    それにしても、からすの成長をさかのぼって、お話しを展開してくなんて。
    すごい!!これからは、カラスさんが登場したら優しくみまもろう!
    と思ったかおりせんせいであった (^◇^)

    投稿日:2007/10/09

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  • 一歩踏み出してみよう!

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子11歳、女の子9歳

    大好きな「たまごにいちゃん」の中で、たまごにいちゃんを追いかけていたいたずらそうなカラス。でも、それは親切心からだったのですね。たまごのままもいいけれど、たまごの外にも楽しいことがいっぱいある。それがわかったのは一歩踏み出してみたから。理由は人それぞれだけど、どんな子供も一度は通る道なのかなって思います。
    「たまごにいちゃん」シリーズはユーモラスな絵と短い文章で小さい子供にも読みやすいのですが、とっても深い「成長の物語」だなぁ、と読むたびに考えさせられます。

    投稿日:2007/09/29

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  • なるほど!!

    たまごにいちゃんシリーズに脇役のように登場するカラスが主人公のこの絵本。
    読んでみると、うわあ!!そうだったんだあ〜と思ってしまいました♪
    なんでたまごにいちゃんたちをからかうのか、その理由がとかれていて、そうだったの??とめっちゃびっくり。
    作者の秋山さんは、たまごにいちゃんを書き始めたときから、こんな展開を考えていたのでしょうか??
    それとも書き続けていくうちに、こうなったのか・・・・
    どっちにしても、こんなしっくり&納得いく展開をかかれるなんてすごいですね〜。
    無理がないといった感じです。

    息子にとってもそうだったんだあ〜といった感じでした。
    何より小さいころからイタズラ好きだったのが笑えたようです。

    投稿日:2007/09/11

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  • ラストに伏線が。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    最後まで読んで、「なるほど」と思ったのは私だけではないですよね?
    「シリーズ(の初代?)たまごにいちゃん」を追いかけまわして、一生懸命殻をはがそうとしていたあの「からすの子」が、今回の「たまごにちゃん」でした。
    なんと、あの時のからすの子もなかなか卵から出たがらなかったんですね〜。
    意外な過去がわかって面白かったです。

    「たまごの殻」って結局、親の庇護下から抜けなくてはいけない子どもの葛藤を、子ども側からの見た気持ちで描かれているので、読んでいる子供たちもすごく共感出来るのではないでしょうか?
    改めて、「たまごにいちゃん」シリーズを読み直してみたくなりました。(裏表紙を見て、まだ読んでいない話も発見!!子どもに突かれて、探しに行きます)

    投稿日:2007/08/18

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