「ぼく おかあさんのこと…」 みんなの声

いきなりキライって・・・しかもそんな太い文字で言わなくても・・・
とドキッとしてしまいます。
このお話は
息子がもう少し大きくなったら、もっと身に沁みるのかもしれません。
更に太文字の「それから」は
気持が入っているようで　かわいくてたまりません。
おかあさんが「ごめんねーでも眠いの〜」という感じで
顔を隠して寝ているみたいで微笑ましいです。

出だしの「僕おかあさんのこと・・・キライ！」でドキッ☆
どんな展開になっていくんだろうとドキドキしながら読みました。

我が家でもある光景の中で進んでいく展開に苦笑い。
「ぼく」が出て行った後のお母さんの様子は切なくなりました。
最後は親子らしく、表現とは裏腹にお互い思いやっている様子が伝わって良かったです。

子育中のお母さんにもオススメの絵本です。

ウサギの男の子が、おかあさんのこと「きらい！」という部分を読むたびに、「あたしは、ママが大好き！」と抱きついて甘える娘の行動が楽しくて、何度も読んでいます。

でも、どちらかというと男の子向きかな？
お母さんのことが大嫌いな理由は、男の子ならではの理由でした。
残念ながら、その理由が3歳の娘にはわからなかったようです。

おかあさんのこと・・・　なんなんだろう。と読むと
ドラマばっかり見て漫画を見せてくれないとか休みの朝は遅くまで寝てるとか・・・
私とはあまり似ていないので共感はしなかったのですが
おかあさんと結婚できないというフレーズに
うちの子達は結婚したいとは言わないのだけど
甘えん坊で２人で私の取り合い、夜は手をつないで寝る。
未だに抱っこ抱っこ。
なのでやっぱりどこの男の子はおかあさん大好きなんだなって
思いました。
子供たちはなんだか恥ずかしそうに見てました。
子育てを頑張っているおかあさん達に贈る絵本って感じですね。
絵もとても可愛いです。

評価がいいので内容は気にせずに読んでみて
ドキッとしました。
まず、初めに、ぼく・・おかあさんのことっていうので
てっきり大好きっていうのかと思ったら
いきなりキライ！
ドキドキしながら読み進めていくと
いつもママがドラマみていたり、寝坊していたり
早くしなさいっていうとか、ドキっとすることばかり。
娘に読んでいて不安になってきました。
娘は真剣に聞いていました。
これは、子供向けというより、その親に対しての
絵本だなって思いました。
セリフのない最後のページはとっても印象的でした。

我が家は３姉妹なので、男の子の気持ちがあまりわからなかったのですが、やっぱりおかあさんみたいな人と結婚したいと一度は思うのですね。　「ママと結婚した〜い」と言われてみたかったです。

男の子が部屋を出ていってしまった時のおかあさんのさびしそうな顔。忘れ物を心配するよりも他に、何か忘れていないかぁっと思わずつっこみたくなりました。おかあさん、疲れちゃってるのかな？　共感できる部分もありますが...。

ちょっと育児に疲れてしまってるママさんにもおすすめの一冊です。

ただ、子供が絵本のセリフをいきなり真似して
「ぼく、おかあさんのこと...○○○！」
と、外で言われるとちょっとドッキリしちゃいますので★４つ？
です。

おかあさんを「キライ」、とそっぽをむいてしまうときや、おかあさんのおしゃべりをたいくつそうに待っている男の子の表情から、気持がとてもよく伝わってきます。酒井駒子さんは本当に子供の気持ちを描くのが上手いなと、感心します。
「おかあさんと結婚ができない」とすねてしまうのは、男の子ならではだなと、ほほえましくなりました。

生活感のあるあたたかい絵がすてきです。見返しの、素朴なタッチの絵もかわいいです。

みんなが大好きなお母さん。
男の子なら絶対、小さな頃に１度は
お母さんと結婚することを夢見たはず！！

そんなみんなの気持ちをかわいく描いた
この絵本。かわいすぎます。

本当は大好きなのに、キライ！！

複雑な心境のぼくがとってもかわいく
最後にママにギュッとしてもらうシーンは
ちょっとじ〜んときました。

男の子のお母さんにおすすめです。
ぐうたらお母さんが自分とリンクして、反省したり、クスッとしたり、ホロッときたり。

子育てで疲れていた時、本屋さんで見かけてぐっときてしまいました。立ち読みしない方がいいですよ（笑）

絵がかわいかったので小さい子供向けかな、と思ったら、
どちらかというと大人にお勧めしたい本ですね。
２歳の息子には本当の意味は理解できなかったのではと思いました。

子供の頃、母親にしかられて嫌い！って思ったことは何度もあります（笑）
不思議なことに、嫌い嫌いって思っていると、
自分が母親に嫌われてしまったような錯覚に陥るんですよね･･･
だから、僕のこと好き？って聞かずにはいられなくなってしまったのではないかな。
勝手にそんな風に思いました。

子供って、母親の後姿をよーく見ているものなので、
素敵と思ってもらえるように自分も努力しないといけないですね。