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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

かえるのほんや」 みんなの声

かえるのほんや 作:やぎ たみこ
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2022年05月18日
ISBN:9784569880549
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • 蓮糸の布

    本屋の魅力が丸ごと楽しめる、本好きにはたまらない作品です。
    町のはずれの本屋の裏にある、かえるの本屋が舞台です。
    蓮池から続く木の根元の穴が入り口。
    この秘密感がたまりません。
    そこには、かえるのための、かえるによる、かえるの本屋さんがあるのです!
    わあ、早速おはなし会が始まっています。
    セレクトされた本の内容も、うんうん、よく練られたプログラム。
    その後の自由読書や購入は、まあまあ想定内でしたが、
    後半がすごいです。
    なんと、本屋の奥では本の制作までしているんですって。
    紙も草の根から調達し、表紙には、蓮糸で作った布を使います。
    蓮糸で作ったという伝承の曼荼羅を研究中の私にとっては、興味津々。
    さらにはおはなし作りのエピソードまで完備で完璧じゃないですか。
    本を丸ごと愛でたい方にはオススメです。

    投稿日:2022/08/20

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  • すばらしい!

    池の木の根元にある、かえるの本屋さんのお話です。
    とにかくこの本屋さんがすごいのです。
    たくさんの本が並んでいて、お話会がいつも開かれています。どの絵本も面白そう!
    さらにすごいのは、ここにある本はかえるたちが一からすべて作っているということ。
    材料の紙や絵具、糊や糸にいたるまですべて手作り。
    お話も絵も、みんなかえるたちが話し合って決めています。
    ある日事件が起こり、それをもとに新しい絵本ができあがります。
    自分たちが大活躍したお話が絵本になるって素敵ですね!

    本があるってすばらしい。
    それは人もかえるも同じ、毎日を豊かにしてくれます。
    さらにビックリしたのが、裏表紙見返しにある「かえる文字」一覧です。
    『こいぬをたすけたかえる』、「うしろあしがぴょこんとでたら」・・かえるたちの絵本のタイトルや文章が本当に読めるなんてすごすぎます。
    やぎたみこさんのかえる愛をひしひしと感じると共に、透き通った優しい色合いの可愛らしい挿絵がとても素敵で癒されました。

    投稿日:2022/08/26

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  • 本が有るって本当素晴らしい!

    この絵本を読むと本が有るって、本当に素晴らしいな。と本当に思わせてくれました。何気なく毎日子供達に読んであげている絵本も、こうやって色々な人の想いが有って、丁寧に作り上げられているんだな、と思うと本当に感謝です。

    この絵本は隅々まで本当に丁寧に描かれていて、小さな子供達も見入ってしまいます。隅から隅まで絵を眺めているだけでも楽しくなるようです。ただ、私自身はカエルが物凄く苦手なのですが(結構リアルに描かれているので)子供達が嬉しそうにこの絵本を見ているので親として必死で読んであげています。

    かえるのほんやに売られている本は全てここで作られていて、どのカエルも皆本当一生懸命で、生き生きとしている感じが凄く良く表現されていました。

    カエル文字も子供達には興味が有るみたいで、本のタイトルを必死になって読もうとしていました。

    楽しくて、何だか本の事について詳しくなれるような、そんな感じもしました。そして子供達はカエルが結構好きなので、このお話はピッタリだと思いました。本の好きなお子さんにはもちろん、カエルの好きなお子さんや、ちょっとした絵本のプレゼントにも最適だと思います。

    投稿日:2022/08/22

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  • まちのはずれの、ふるい本屋。
    その裏庭につながる森の中。
    池のほとりのヤナギの木の根元の穴の中にあるのが「かえるのほんや」。本の販売だけではなく、読み聞かせや、本作りも行っています。
    たくさんのかえるが集まるそこは、まさに理想の本屋さんです。

    柔らかく、細かく描き込まれた絵からは、森と池の清浄な空気が溢れてくるようで、見ているだけで幸せな気持ちになります。そして、ほんやさんで語られる、それぞれの本の物語。
    一冊読んだだけなのに、たっぷりの物語を味わうような満足感でした。

    想像力を膨らませながら、何度も読みたい一冊です。

    投稿日:2022/08/24

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  • かえるがつくるかえるのための絵本

    かえるが絵本をつくる、かえるのための本屋さんのお話でした。
    かえるの発達段階に合わせた絵本もおもしろかったですが、後半の絵本の題材になる「事件」を描いた部分もおもしろかったです。
    読んでいてワクワクする、そして、本を読むことが好きになる素敵な絵本だったと思います。

    投稿日:2022/08/17

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  • 本が大好きなかえる

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    町のはずれにある古い本屋さん。そして森の中にもう一軒、池のほとりの柳の木の中に、かえるの本屋さんがあります。かえるの本屋は、今日もおはなし会でおおにぎわいです。奥の部屋ではかえるたちが、本づくりをしています。本が好きなお子さんにお薦めです。

    投稿日:2022/08/11

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  • かえるを苦手という子供も多いだろうが、その一方でキャラクターとしてのかえるは人気者だ。
     おじいちゃんおばあちゃん世代にも人気のあったコルゲンのケロちゃんなんかは、
     今でも子供たちに人気があったりする。
     大きな目、大きな口、あたりがかわいいのかもしれない。

     そんなかえるの世界に本屋があったらどうだろう。
     やぎたみこさんの『かえるのほんや』は、子供たちが大好きなかえるたちを主人公にして、
     その活躍の舞台を本屋さんに設定した、子供のお話し会にぴったりの絵本に仕上がっています。
     何しろ、かえるの子供のおたまじゃくし向けにお話し会なんかしたりしているのですから。
     お話し会ではどんな本を読んでいるかというと、
     小さい子向けと足がはえてきた少し大きな子向けの本を変えていたりして、
     人間の世界顔負けの、気配りをしている。
     かえるたちの本はどうして作っているのだろう。
     ほんやの奥が出版社みたいになっていて、かえるの本ができるまでのいろんな工程を知ることができる。
     そこでは作家のかえるとか絵描きのかえるとか集まって、新しい本づくりの会議をしたりしている。
     アイデアが浮かばないかえるたちの前に、白い犬が迷い込んできて、さて、どうなる?

     やぎさんのやさしい色づかいと、楽しいアイデア満載のこの絵本の巻末には
     「かえる文字」の一覧まで付いています。
     あなたなら何文字読めるだろうか。

    投稿日:2022/08/21

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  • ほんがあるって すばらしい!

    • ピーホーさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    ほんがあるって すばらしい。
    ほんやがあって よかったな。
    森で暮らすかえるたちの言葉が最後に書かれているのですが、もうこの言葉に共感です!

    森にあるかえるのほんやは、お話会をやっていたり、かえるにまつわる大小様々な本がいっぱい。
    「たまごから かえる」「こわいこわい へび」「こわいこわい ねこ」に、「こわいこわい からす」
    「ほんやをつくった かえる」人間の本にはないような本の題名に笑ってしまいます。
    本は、かえるのほんやの中で作られているそうで、店長や作家さんとの会議や制作の様子なども
    面白いですね!
    カエルたちに起こったある事件を元に作った本に、みんなが夢中になったりとなんとも
    豊かな暮らしの様子が描かれていて、素敵です。

    人間が本があるから、これだけ豊かに愉快に暮らせている。もし、かえるのほんやがあったなら。。。
    きっとかえるたちも、こんなふうに暮らしているんじゃないかな。
    想像するだけで、ワクワク楽しくなる素敵な絵本ですね。

    ほんがあるって すばらしい!

    投稿日:2022/08/04

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  • かえるって、正直苦手なんですけど、かえるの本屋さんって、これはすごい!
    子供って、かえる、好きですよね、
    かえるをかまうのも好きですよね、
    読んでいるこちらは、苦手なので読んでいると背中がゾクゾクしてきます。
    夏の夜には、まさにぴったり。

    投稿日:2022/08/06

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  • 暗号のように解読する

    「ほげちゃん」シリーズや『まんまるハオちゃん』など、子供だけでなく大人も楽しめるキャラクターを描くやぎたみこさんの絵本が大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
    森野書店の裏庭にあるもう1つの本屋「かえるのほんや」のお話です。ここではたくさんのかえるのほんが並び、おたまじゃくしやかえるたちに読み聞かせをしています。
    たくさんのかえるたちが本を楽しむ姿は愉快でで可愛らしく、ワクワクした気持ちになりました。
    裏表紙の見返し部分には、かえる文字の対応表が載っています。本文中にもかえる文字の表示があちこちにあるのですが、この対応表を使って暗号のように解読する作業もまた楽しかったです。

    投稿日:2022/07/16

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