あいしてくれてありがとう」 みんなの声

あいしてくれてありがとう 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2008年12月
ISBN:9784591105665
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,301
みんなの声 総数 39
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

39件見つかりました

  • 盲目の草食と、肉食の友情(親子愛)

    このシリーズはいつも泣けます!

    今回は、ティラノサウルスが偶然発見した盲目のパウパウサウルスと友情をはぐくみ、むしろ親子愛に近いかもしれないのですが、目がよくなる赤い実を捜したり、泳ぎを教えたり、一緒に山を登ったり、、、でも目が良くなったパウパウをおそった地震から守ったティラノサウルスが死んでしまいます。パウパウは、その愛を胸に、一人でもたくましく生きていきます。

    種別の違いも乗り越えて、愛を与え合う姿が感動的でした。ちょっとウルっとしちゃいますね。4歳の娘はまだそこまで分かりませんが、こういう良い絵本をしっかり読んで、しっかり感情を育てていきたいです。

    投稿日:2012/08/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • この本に出会えて感謝!

    数あるティラノサウルスシリーズの中でもっとも泣いた本かもしれません。

    泣くのをがまんして最後まで読むのがやっとでした。

    ティラノサウルス、自分勝手でわがままでそのうえものすごくつよくてみんなから恐れられていた恐竜。

    これはそのティラノサウルスが優しい気持ちをもち、誰かをまもっていくお話です。

    ティラノサウルスは目の見えないパウパウサウルスにであいます。

    パウパウサウルスは「目が見えないし弱虫でこわがりだしともだちもひとりもいない。だれかになにもしてあげられない。うまれてこなければよかっんだ。」といい自分を卑下しています。

    ティラノサウルスは本気で怒り、いっしょに泣いてくれました。

    こうして、2人の間に親子以上の感情がわき共に暮らしていったのです。
    ティラノサウルスはパウパウサウルスにであってから、やさしくなりどんどん昔のこわいティラノサウルスではなくなっていきました。

    でも、パウパウサウルスはいっしょにいるのがティラノサウルスと知る日がやってくるのです。

    その時地震が来て…。

    最後まで相手を守りきったティラノサウルス、最後まで相手を信じぬいたパウパウサウルス。

    とても素晴らしい本だったと思います。

    すがたがみえなくなっても心の中で結ばれているんですね。

    投稿日:2011/06/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 愛され 愛し合う二人に感動!

    今度 宮西 達也さんの講演会に参加します 
    以前 徹子の部屋に出てられて 宮西さんのことをステキな人だな〜と思いました
    はらぺこへびくん おっぱいも大好きな絵本です
    ティラノサウルスシリーズも何冊か読んでいますが すべて読んでみたく思い、「あいしてくれて ありがとう」を読みました。  
    むかし むかし 恐竜の住んでいた頃のお話で 人間がまだ存在していなかったのでしょうね
    大きいティラノサウルスは 小さい恐竜をいじめていたので ひとりぽち  そこへ 目の見えないパウパウサウルスと出会い お互いに 必要としあう関係で 支え合う中で 愛が生まれるのです!
    キスをされたときの涙 「もう おれは ひとりぽっちじゃない。さみしくない」
    やっぱりひとりぽっちの パウパウサウルスもまた同じように 嬉しい気持ちになるのです 
    他の恐竜は怖いと思っているのも確かですね、でも優しくなれたティラノサウルスは 努力しようとするのですが・・・・そこへ大地震
    東日本の地震とダブります・・・・
    がれきの下敷きの中で動かなくなるのです・・・
    悲しいですね 
    涙する パウパウサウルスは悲しいでしょうね   でも 心の中に生きていると締めくくられているのです
    人間が 存在するようになった今 いろんな天災が人間を襲いますが・・・  この絵本の様に心の中に生きているのを大事にしていきたいですね!
    良い絵本でした 
    シリーズ 読みます!

    投稿日:2011/06/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 息子が号泣

    おまえうまそうだなを保育園で読んでもらったらしく
    同じシリーズを図書館で借りてきました。

    内容はどこかで聞いたことのあるような…
    でも最後に主人公が死んでしまうのにはびっくり
    最近恐竜好きの息子には読みたいシリーズだったようですが
    この一冊を読み終えしばらくすると号泣…
    地震でしんでしまったのが悲しかったらしいです。
    もしかしたら死・地震の二つが更に怖さを増したのかもしれません。

    本を読んで泣いたのは初めてだったのでびっくりしましたが
    そうやっていろんなことを感じながら考えながら読んでるんだと
    思うと少し嬉しく思えました。

    投稿日:2011/05/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • そう終わるのか!?

    • ぽにょさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳

    ティラノサウルスが主人公のシリーズ絵本と思っていたので、ちょっとびっくり。
    だって、ティラノサウルスが岩の下敷きになって死んでしまうんだもの!

    宮西達也氏のおおかみとぶたさんのシリーズとおんなじ1冊完結だったんですね。

    深そうな物語ですが、子どもがすんなり受け入れられるお話なので、他の絵本も読んでみたくなりました。

    愛っていいね。って思える1冊ですね。

    投稿日:2011/03/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 思いがけず涙が出てしまった

    子供に読んであげようと思ったのですが、3歳にはちょっと難しかったようです。
    が、大人の私がとても感動をしました。
    絵からは元気な愉快な話だと思っていたのですが、とっても心にしみる素敵な話でした。
    子供がもう少しおおきくなったらまた読んであげたいと思います。

    投稿日:2010/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • ありがとう

    人は見かけだけで判断してはいけないなと思いました。

    自分のことを信じてくれる人がいること、愛する友達がいることの幸せ

    を確認できた絵本でした。一人ぼっちが空しいか、どんなに寂しいかを

    わからせてくれる絵本でした。生き甲斐があることの幸せ、お友達の為

    になにかしてあげれる幸せに感謝したいと思いました。ティラノサウル

    スは死んでいくことになったけれど、お友達のパウパウサウルスを守る

    ことが出来たので満足して、感謝までして亡くなっていったから幸せだ

    ったと思いますが、でも結末が切なくて悲しすぎます。

    投稿日:2010/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 愛の力

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    嫌われ者のティラノサウルスシリーズ7作目。
    嫌われオーラ全開のティラノサウルスは、目の見えないパウパウサウルスに出会います。
    弱虫で泣き虫のところに共感しあい、パウパウサウルスはティラノサウルスになつきます。
    たくさんの好意的な評価に、いつしかティラノサウルスも改心していくのですが、
    残酷な運命が待っています。
    嫌われ者の中に潜む孤独が伝わってきます。
    と同時に、自己評価を修正されることで、こんなにも変われるんだ、
    と痛感します。
    どちらかというと、大人の方がジーンときてしまいますが、
    子どもたちも神妙に聞いてくれます。
    恐竜の絵ということで、食わず嫌いの方にも、ぜひお薦めしたい、
    奥深い感動の作品だと思います。

    投稿日:2010/02/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 第19回絵本の里大賞 びばがらす賞

    • たれれんさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子8歳、女の子6歳

    自分勝手で我儘でその上ものすごく強くて恐ろしい
     ティラノサウルス

    彼を好きな者は一人もいません

    でもある夜、彼は気づくのです

    友達も居ない…自分は一人ぼっちだと…

    そんな時目の見えないパウパウサウルスと出会います

    そして彼はひとりぼっちでは無くなるのですが・・・

    宮西さんのティラノサウルスシリーズ

    私は子ども達に読み聞かせする時も泣いてしまいます
    それを聞いてる娘も泣いてしまいます

    ティラノサウルスシリーズ、人間に置き換えると益々泣けてきます

    投稿日:2010/02/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 愛があふれています

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    まだ子供には難しいですが、大人が読んで楽しめる本です。
    大切な人を無償で愛する気持ちが、親が子供を思う気持ちを連想させてとてもじーんときてしまいます。
    愛する相手ができると、強くて優しくなれるんですね。
    大きくなったら読んであげたいです。

    投稿日:2010/01/16

    参考になりました
    感謝
    0

39件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / おふろだいすき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ネムとプン
    ネムとプンの試し読みができます!
    ネムとプン
    出版社:大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
    「100ぴきかぞく」シリーズ最新刊! 正反対に見える2ひきのまいにちって…?


【特集】絵本ナビのクリスマス2025

みんなの声(39人)

絵本の評価(4.6)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット