高い評価をされている方が多いですね。
悪い本ではありません。むしろ内容的には素晴らしい本だと思います。
ただ、この絵本を子どもたちに読んだり、薦めたりするのは、本好きのただのエゴにならないかなぁと、ちょっと感じました。
いい話だけど、特別インパクトには欠けるし。
物語は大きな盛り上がりもなく主人公の「ぼく」の心の声を淡々と描いている作品なので、子どもたちにとってはつまらないかもしれない。
もっと読みこんだら気持ちは変わるかもしれませんが、今はまだ子どもたちに薦められるほど、この本が分かっていません。
ただ、知識として、この絵本の「あとがき」に書いてあることは、とても興味深く、アメリカ合衆国という国の懐の大きさを知ることができました。