どんなかんじかなあ」 みんなの声

どんなかんじかなあ 作:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社
税込価格:\1,650
発行日:2005年07月
ISBN:9784426875060
評価スコア 4.75
評価ランキング 815
みんなの声 総数 56
「どんなかんじかなあ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

56件見つかりました

  • 共感の素晴らしさ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    とにかく読んでみると、とても素敵な気持ちになります。
    友達のまりちゃんは目が見えないし、さのくんは耳が聞こえない。
    見えない、聞こえないって「どんなかんじ?」。
    わあ、見えないってたくさん聞こえること。
    へえ、聞こえないってたくさん見えること。
    そんな発想のできるひろくんも
    実は動けない(車椅子)のです。
    とっても素敵な感性が光ります。
    そっと寄り添う気持ちがいとおしいです。

    投稿日:2006/05/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • みんな違うんだよね

    • こだまままさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子11歳、女の子9歳、男の子6歳、女の子4歳

    目が見えなかったら? 耳が聞こえなかったら? お父さんお母さんがいなかったら?・・・ひろくんは、どんな感じがするのか色々やってみて、自分なりの感想を見つけていきます。

    きっとその子じゃないとわからないことなんだろうけど、一生懸命心をよせてその子の立場を理解しようとするひろくんに、わたしは思いっきり母としての切ない愛情をいだいてしまいました。

    この本は、ひとがそれぞれ抱えてるものがあり、それぞれかたちも違うけれど、ひとりじゃないから、その人なりに理解してくれるから、だいじょうぶだよ・・・って言ってくれてる気がします。

    私ひとりで書店に行ったときに、この本は大切!と思い買って帰りました。読んで聞かせると、6歳の息子と4歳の娘は、ただ楽しそうでしたが、上の子たちはそれぞれ自分なりに受け止めてくれたようでした。くりかえしこの本と出会うごとに下の子たちも自分なりの受け止め方をしてくれるだろうと思っています。

    和田誠さんの絵に癒されつつ、中山千夏さんの文に元気をもらう私にとっても大切にしていきたい絵本です。

    投稿日:2006/04/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 本当に相手を「思いやる」ということ

    目が見えないって、どんな感じかな。
    聞こえないって、どんなかんじかな。

    人を思いやるってことは、きっとその人をかわいそうって思うことではなく、「どんなかんじかな」って思うことなのでしょう。

    目が見えないってことも、聞こえないってことも、動けないってことも本当はちっともかわいそうなことではなく、他のひとが気付けないことをいっぱい気付くことができる、幸せなことがあるかも知れない。

    そんな小さな発見、だけどとっても大切なことを気付かせてくれる作品です。

    私自身も、そして子どもも、ちゃんと本当の意味での思いやりをもった人でいたいと思います。

    投稿日:2006/04/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 思わず見入ってしまいしました

    • まるかさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    たとえどんな場合であっても障害者に対して
    “うらやましい”なんて禁物・・・最初は、
    そんな教育的要素の強い本かと思いました。
    ところがどっこい、最後のどんでん返しで
    意表をつかれてしまったのです。

    当然ながら音の出ない「絵本」というもので、
    「音」を表現し、さらに、あえて音のない世界を描く、、。
    この世の中は、こんなにも賑やかなのか、
    こんなにも鮮明なのかと、感じました。

    障害の代償で得られる素敵な感覚、それを
    単純に羨ましがることはやっぱりできませんが、
    障害を持つ方々でなければ気づかない世界を
    知らされました。

    投稿日:2006/04/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 『どんな感じだろう?』

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    私が尊敬している作家の一人!中山千夏さんの作品です!!
    今回の作品も、おっと、そこでそうきたかぁ!!と、一人で舞い上がって読んでしまいました。
    (もちろん子供達にも読み聞かせしましたけど)
    主人公の男の子が、「目の見えない感じって、どんな感じかな」とか、「聞こえないって、どんな感じかなあ」とか、自分なりに想像してみるんですよ。
    その時の想像の仕方が、なんだかいいんです。それは、イラストの和田誠さんの表現力のすごさでもある訳なんですが、感動しました!
    そして、最後のどんでん返しのシーンに、また驚き。聞いていた子供達は、一瞬きょとんとしていました。
    そうやって、不自由な身体の人のことを、思っていたのは、自分自身足の不自由な男の子だったのです。
    説明的でも、教訓的でもなく、淡々と、『どんな感じなんだろう』と探る心の感じがとても良かったです。
    子供達にも、読みながらなんとなくでいいから感じて欲しいです。『どんな感じだろう?』って。

    投稿日:2006/03/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • そうだったんだ・・・

    相手の気持ちを考える

    それって難しいことですね。

    どんなかんじかなあ

    この疑問ってすごいですね。

    この絵本の男の子は

    目が言えない子の気持ち、

    そして震災で両親をなくした子の気持ちを

    それぞれ考えていました。

    目がみえない子の気持ちは

    自分がしばらく目をつむり

    耳だけでいろんなものを感じ取っていました。

    震災で親をなくした子の気持ち、

    これだけは同じことをできないんで

    その女の子に聞いてみたんです。

    その女の子が後日

    言ってきた言葉にハッとしました。

    そんな〜・・・。

    そうだったよね。

    知らなかった。

    投稿日:2021/05/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • まっすぐに よんでみて!

    • ひーちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    なんどもなんども 読んであげて下さい。
    先入観ぬきで 絵本のままに 読んでみると どんなかんじか
    知りたくなります。
    そして 感じかたが 読んだ人によってどうなのか
    そして 感じた後 どう思ったことを活かせるのか。
    読めば読むほど 深い絵本です。
    幼児は幼児なりに 小学生は小学生なりに。
    ちゃんと 受け止めるみたいです。
    理屈抜きに、なにか感じる(伝わる)と思います。

    投稿日:2006/09/09

    参考になりました
    感謝
    1
  • 中山千夏さんはいろんな体験をしたりいろんな人がこの世の中にいることを伝えてくれています
    目の見えない まりちゃん
    目が見えないと言うことは どういうかんかくなのかな?
    目をつぶると たくさんの音が聞こえてくる
    耳が聞こえない 目で見る力が 大きくなる
    そして おとうさんも お母さんもいない きみちゃん
    寂しいでしょうね
    きみちゃんは「そうでもないよ」とあっさり 言ってのけましたが・・・・

    そして 車いすに乗っているぼく   自分で動けないけれども・・・
    いろんなことを 考えています
    車いすでも 自分で動けるけれども・・・・
    私の母は、高齢で自分でトイレに行ったり 今まで自分でできていたことができなくなって すごく 歯がゆい気持ちでいるときがあります
    肌で感じるのです

    高齢ではなくて 小さいときから 目が見えない人 耳が聞こえない人

    くるまいす生活の人 それぞれにハンディを背負っていますが 人は生まれてきたら 生きなければならないのです 
    人間らしい生き方って何でしょう? 
    憲法でうたわれていますが・・・・

    生まれて死を迎えるまでの 生き方は 一人一人違います
    できることなら 幸せと感じられたらいいですね〜
    この絵本は私が読んで感想を書きましたが  誰かに読んであげたいとはちょっと 思えませんでした??
    自分で この本を選んで 読んでください

    投稿日:2015/07/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • おもうこと

    相手をおもうことって簡単なようで難しいのです。友達と仲良くねって親はかんたんにいうけど、大人たちは仲良くしてるでしょうか。夫婦で互いを思いやっているでしょうか?相手をおもうって、世界を思うことよりまずだいいちに家族を思うことから、だと思います。家族で顔を合わせる時間をもっととらないと、誰の事も思えないのでは?

    投稿日:2013/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 考えさせられる

    障害をもった人に対する考え方を学ぶ事が出来る絵本です。

    話の切り口は鋭いように感じますが、とても奥が深い内容だと感じました。
    世の中には目の見えない人、耳の聞こえない人、足が動かない人等…色々な人がいるけれど、それを決して不幸だとは思っていないんだということが、この絵本を読むと分かるような気がします。

    子どもに障害について聞かれた時、この絵本をそっと手渡してみるのもいいかもしれませんね。

    投稿日:2011/03/21

    参考になりました
    感謝
    0

56件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

全ページためしよみ
年齢別絵本セット