文字通りテーブルマナーの絵本ですが、
「いただきます」や「ごちそうさま」の意味、
よそのお宅へ遊びにいったときのマナーなどについても書いてあり、
子供たちに知っていてもらいたいことがたくさん載っていました。
春夏秋冬、旬の野菜や季節のお菓子なども載っており、見ていてとても楽しいです。
日本茶や紅茶のおいしい入れ方などものっていて、
単にテーブルマナーだけの本ではなく、食に関する様々な知識や感性を養える本だなと思いました。
高野紀子さんの絵がとても可愛らしく見ていて飽きません。
文章は、割と細かでふりがな無しの漢字が多く使われているので
7歳の娘は一人では読めなくて残念がっていました。
小学校低学年のお子さんが一人で読むのには不向きかもしれませんが、
中学年あたりになれば一人でも読めると思います。
親子でゆっくり時間をかけて丁寧に読んでいくともっと良いと思います。
どのマナーも大事だと思いますが、
私は外食のマナーの章を子供たちに読んで欲しいなと思いました。
ドリンクバーやブッフェスタイルのお店のマナーなど、身近なお店でのありがちな事案が載っています。
子供のために正しいマナーを教えることは、親の大事な役目だなと改めて思いました。
子供たちがいつでも読めるように、手元においておきたい絵本だなと思いました。