「怪談えほん」シリーズの1冊です。
本の中の活字ははっきりと大きめで、1ページに描かれている文字数も少ないので、4,5歳児くらいのお子さんでも読めそうな気もしますが、
どちらかというと大人向けの怖さがあります。
ある程度大きくならないと、この怖さは分からないかもしれません。
大畑いくのさんの抽象的な、ドロッとした世界観が、この物語にすごく合っている気がしました。
なんだか抜けることのできない夢のような怖いお話です。
どちらかというと、「ホラー」系の話が好きな方にお薦めします。子どもたちなら小学校高学年以上のお子さんたちからどうぞ