「どんどこどん」 １歳のお子さんに読んだ みんなの声

読んでいると、とてもリズムが良く、何だか楽しくなってくる絵本でした。

「土のなかでどんどこ どんどこ」

この繰り返しが不思議と魅力的でした。

また、野菜の語彙も増えて良かったと思います。

子どもたちも気に入っていました。

秋の収穫の季節となりました。この絵本は、土のなかで成長してうまれてくる野菜たちを楽しい音で紹介してくれます。
どんどこ　どんどこ　って、声に出して読むと、どきどきわくわくしてきます。何かが新しくうまれてくる、やってくる音に聞こえます。聞いている子どもたちも、きっと「何だろう？」って想像を膨らませます。
ページをめくると現れる、にんじんやじゃがいも、さつまいもたち。土のなかでどのようにできているのか、地上の葉っぱとどのようにつながって、どのように土に根を張っているのか、小さい子どもたちは、大きくならないと、細かい観察はできないかもしれません。けれども、日ごろスーパーや八百屋さんで見かける野菜たちと、実際成長している畑の野菜を、近い将来この絵本がつないで、子どもたちに教えてくれるんだろうなあという期待が生まれました。

まず野菜の葉っぱが出てきて、根菜が登場！！
野菜の葉っぱは、最近はスーパーでは見かけないから、子供達にとって新発見を体験できる絵本だと思います。
野菜がどうやって育っているのかはとても興味があることですよね。
まだ１歳１ヶ月の娘なので、そこまではわからないけど、離乳食も進んでいろんなものが食べれるようになってきたので、お野菜の絵本にも興味が出てきたかなぁと思います。
「どんどこどんどこ」という言葉がすごく調子がいいので楽しいです。
土の中から何が出てくるかワクワクします。
もう少し大きくなったら、畑の野菜を見せてあげて、この絵本を読んだらもっと楽しくなるだろうなぁと思いました。

【事務局注：このレビューは、「どんどこ どん」こどものとも年少版　2008年10月号に寄せられたものです。】

畑の野菜の生長が、土の上の葉っぱの部分と下の根菜の部分に分かれて登場するのが面白いです。「土の中で　どんどこ　どんどこ」の繰り返しの短い文もいいし、大きく葉っぱの部分だけが登場して、「どーん」と下の部分の登場も迫力あります。葉っぱで、下の根菜の部分もわかるようになるので勉強にもなります。縦開きの大きな野菜に、ページごとに大きくなりとくに最後の大きな大根がよかったです。

【事務局注：このレビューは、「どんどこ どん」こどものとも年少版　2008年10月号に寄せられたものです。】