きつねのよめいり」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

きつねのよめいり 作:松谷 みよ子
絵:瀬川 康男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年
ISBN:9784834001228
評価スコア 4.22
評価ランキング 24,385
みんなの声 総数 22
  • この絵本のレビューを書く

5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 永遠の別れ

    子どもが「幼稚園で読んでもらったから、もう一度読みたい」と言って、図書館で自分で探し出して借りてきました。

    正直「よめいり」という言葉のもつめでたさは、ありません。
    それよりも、「虹の橋を渡っているきつねがふと、消える」という表現から私は死をイメージしました。
    その後、きつねの母親の行動によって、きつねは嫁に行ってどこかで元気にやっているという想像がつくのですが。

    おじいさんの表情などから「どうすることもできない永遠の別れ」の苦しみが伝わってきて、予想外に重いテーマの絵本です。
    楽しい、かわいい話ばかりではなく、こういう本が心に響いた子供の成長には驚きました。

    投稿日:2020/03/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 暖かくも切ない一冊。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    10歳の娘と読みました。

    天気雨がふると必ず、「きつねのよめいりだよね〜」と
    空を見上げていう娘。

    「きつねのよめいり」=「天気雨」を意味する諺だと思っていた私ですが、
    お話があるのをこの絵本で初めて知りました。

    心やさしいおじいさんと、小さい可愛いキツネちゃん。
    我が子のようにキツネちゃんを大事に育てるおじいさん。
    いつの間にか大きくなって、お嫁にいくきつねちゃん。

    暖かくも切なく、ほんわかとした絵がさらに切なく、
    そしてお礼に重箱をもってきたキツネちゃんのお母さんの姿が
    これまた切なく、
    なんだか母親目線で泣けてくる絵本です。

    キツネちゃんがお嫁に行って嬉しくもあり、
    いなくなって悲しくもあり、
    おじいさんの複雑な気持ちたとっても伝わってくる一冊です。

    投稿日:2017/03/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵が素敵

    息子が天気雨になると
    「きつねの嫁入りだね」
    と言うようになったので、関連するお話をと思ったんですが、息子より私の方がえらく気に入ったお話です。
    子供が読むのとは全然違う感想を持つと思います。
    父親はこんな心境なのか、と思ったり。切なくなりました。

    でも、淡い色合いの絵が切なくとも優しい雰囲気で作品を包んでくれていると思います。
    本当に素敵な絵本です。

    投稿日:2015/03/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 由来がわかると思ったけれど

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    素敵な絵で、話も分かりやすく、二人とも静かに楽しんで聞いてくれました。
    「きつねのよめいり」という表現の由来が分かると思いましたが、別の内容でした。
    それでも静かで美しい話なので、色々な方に読んでいただきたいです。

    投稿日:2011/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人になって読むと

    こどもの頃の感想は、なんだかきれいでお気に入りの本、というもの。それから日照り雨がふるたび、きつねのよめいりだーとこの本を思いだしました。大人になって、子供に読み聞かせているうち、涙が止まらなくなって、あーまたママ泣いてるー(笑)。もっかいよんで。と息子に言われてしまう始末。主人公のきつねは一言も話していないのです。おじいさんも言葉少な。でも、一言一言が完璧です。なにか懐かしくて、心温まります。

    投稿日:2009/03/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • やさしいおじいさんのお話だったのか・・・

     「きつねの嫁入り」というフレーズが、いつのころからか頭にあって、そのタイトルが絵本になっていると、はじめて知りました。

     よく、晴れた日に雨が降ってくるのを「きつねの嫁入り」があって、バカされたように?すぐにやむよ・・・と言うような会話で記憶していたように思います。

     他の方の感想にも同じようなことが書いてあったので、私だけじゃないんだわ〜。ちょっとうれしくなりました。

     傷ついた子狐をわが子のように大事に育ててくれたおじいさんのお話だったんですね。

     パステル調のやわらかな絵で構成されていて、物語がやさしく進んでいく感じです。

     奇抜な展開やしかけもないのですが、動物好きな娘には、たんたんとしていたのが良かったな〜と思いました。

    投稿日:2008/05/24

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「きつねのよめいり」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ひつじシステム
    ひつじシステム
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    めくるめく羊の世界!羊を数えると眠れるらしい。羊が1匹、、2匹、…108匹、ちくわ!、そうめん!?…


年齢別で絵本を探す いくつのえほん

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.22)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット