ジンベエザメのはこびかた」 大人が読んだ みんなの声

ジンベエザメのはこびかた 写真:松橋 利光
文:高岡 昌江
絵:宮野 耕治
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年07月23日
ISBN:9784593583058
評価スコア 4.55
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  • ジンベエさんに会った後に

    海遊館のジンベイザメが、あの大きな水槽に入るまでの運搬法について写真で追った絵本。

    ちょうど海遊館ナイトスクールで海獣たちも乗るというエレベーターに何回も乗り、ジンベエザメを吊り上げる大型クレーンを見せてもらったばかりなので興味津々で読んだ。
    この表紙の数だけいろいろな人が関わっており、クレーンの壮大さを思い返しながら大変な作業だなあと。いろんな水族館本を読むにつれ、飼育員の大変さが身に染みる。
    海くんも遊ちゃんも、土佐からこうやって旅してきたのだね。
    ちなみに海遊館のホテル側の上を見上げてください。あの赤い壁の合間に見える黄色い鉄骨がクレーンです。

    たくさんの写真が載っており詳しく書かれているので、お子さんとひとつひとつ指さしながら読んでいくのがよいのではないでしょうか。
    海遊館でなくともジンベエさんを見た後に、彼がもともとは海にいたのだということ、それを人的に運んできたということを実感できると思います。
    そして海遊館圏内の方、必見。

    投稿日:2016/12/05

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  • 水族館の人たちは水中生物がやっぱり好き

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    リアルな「ジンベエザメ」の写真に可愛らしい人のイラスト。目を惹く表紙です。
    作者はもともと水族館に勤務していた方で、独立してフリーのカメラマンになったそうです。
    なのでほかの作品も水中の生き物たちの観察系のものが多いです。

    今、日本の水族館の在り方が世界からたたかれていますが、
    やっぱり水族館て働く人たちは水中の生き物たちが大好きなんだなぁというのがこの「ジンベエザメ」を運ぶ作業からも見て取れました。

    子どもたち向けの科学絵本は、わかりやすく知らなかったことを知ることができるので、大人が読んでも面白いです。
    ただ、このジンベエザメの作品に関しては、
    細かい注釈が多いので、読み聞かせにはあまりお勧めできません。
    子どもたち向けに使うなら、テーマを決めてブックトークで紹介するのがいいかなと思いました。

    投稿日:2015/12/11

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